悠斗の玩具系駄文日記?

購入した玩具やゲームソフトのレビューブログです。

のび太の人魚大海戦 感想

2010-03-06 17:03:30 | Weblog
というわけで水無月です。

今年も行ってきました映画ドラえもん のび太の人魚大海戦

以下、感想にはネタバレが含まれます。
ご注意を。


























とりあえず、全体的な感想としては「まぁまぁ」でしょうか。
話の描き方は丁寧でしたし、意味不明なシーンも特になく。
厳しい評価を下したのび太と緑の巨人伝の時よりは良くなっていたと思います。

序盤からいくつも伏線を張り、ほぼ回収しているのはお見事。
回収しきれていない伏線として、

1.ドラミちゃんが調べていた人魚に関する情報
2.アクア星はどこにあるのか

以上2つが残っていましたが、こちらは漫画版にて補完されています。
尺の都合で入らなかったようです…終盤駆け足気味でしたし。
毎度のことながら、時間配分が下手というか…
のび太の新魔界大冒険の時にも言いましたが、時間延長してでも入れろよ、と。


…と、ネガティブな部分だけ上げてもアレですので、良かった点を。

まず、全体的な美術はすばらしかったですね。
架空水に沈んだ街の表現、人魚族の王宮、ラストの浄化された海…と、印象に残るシーンが多かったです。

キャラクターの作画も丁寧にまとめられており、崩れているシーンは見当たりませんでした。
しかしまぁ、ドラの「あたたかい目」は恒例になってしまいましたねw
ウケたのでしょうか…アレ。個人的には微妙なんですが^^;

今回のゲストキャラクターたちも一貫した描写で、嫌味のない感じでした。
ソフィアに怒られて落ち込むハリ坊を気遣うジャイアンとか良かったですw

それから、人魚伝説に関してドラミちゃんが解説するシーンがあるのですが、アレはなかなか丁寧でよかったですね。
ギリシャ神話を交えたり、ジュゴンを見間違えた説なども入っており、昔の魔界大冒険での出木杉くんの解説を思い出しました。


また、今作では久しぶりに武田鉄也さんが挿入歌を歌ってくれてたのが嬉しい。

海が舞台なので、海底鬼岩城に関するネタをいくつかやってくれたのも嬉しかったですね。
・海の底へ向かう時のやりとり(暗くなるんじゃないの?→テキオー灯のおかげ)
・へばるのび太へのスネ夫の一言「巨大イカがでるかもよ」
・テキオー灯が切れそうだから急げ
・キャンピングハウス

それから、秘密道具に関する描写ですが、今回ひさしぶりにおざしき釣堀が登場。
座標設定を行う際の演出がかっこよくなってたのが印象的でした。


そして、ラストのスタッフロールでは原作コミックスのカバーのドラを使用。
憎い演出に思わず涙目になってしまいましたw


毎度おなじみ来年の予告は…
・おざしき釣堀にのび太が液をたらすと水面が鏡のようになる
・信号を発しながら横切っていく青いボール

以上から、来年はのび太と鉄人兵団のリメイクのようです。
…うーん、ちょっと不安。
大好きな作品だけに不安です…去年みたいなことにならないといいな…


さて、最後は恒例の劇場プレゼントの簡易レビュー。

走って!泳いで!スイスイ!人魚ドラ

<前面/背面>

今年は人魚、ということで地上での走行以外に水面に浮かべて走らせることも可能。
お風呂で遊べるアイテムになっています。

頭部の王冠がゼンマイになっており、ヒレをバタバタさせながら走ってくれます。


今回は塗りがはみでている品に当たってしまいました…
相変わらず、あまり質はよくないみたいです。



30周年としては手放しで褒められませんが、一昨年、昨年と残念な作品がつづいていたので、まぁ満足。
来年以降の作品は、これまでの反省を活かして、よりよい物作りをしていただきたいですね。

というわけで本日は以上。でわでわノシ

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