悠斗の玩具系駄文日記?

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のび太の南極カチコチ大冒険 感想

2017-03-04 16:31:28 | Weblog
どうも、水無月です。
毎年おなじみ今回も初日に行ってきましたよー

というわけで
映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険感想です

以下ネタバレ注意





























あらすじ
夏休みのある日、暑さにまいったのび太はドラえもんと共にニュースになっていた巨大な流氷に氷の遊園地をつくり、いつものメンバーで遊んでいた。
ところが、ひょんなことからのび太は流氷の最深部で謎のリングを発見する。
リングを包んでいた氷の出来た年代を測定すると、10万年前に凍り付いたと判明。10万年前にこんな精工なリングを作った謎の文明が存在する…。
古代文明の発見に目を輝かせ、南極にやってきた一行は氷の底に眠る謎の古代都市の遺跡を発見するが……!?


今回はまさにタイトルそのままの大冒険という感じでした。
冒頭の今回のゲストキャラクターが遺跡の奥でリングを見つけるシーンはトゥームレイダーを思い出しましたし、特に氷底探検車で南極の地下を掘り進むシーンはすごくワクワクしました。
現代よりも遥かに高度な科学力を持っていた古代文明の遺跡は実にSFチック。

さらに前半から張られる伏線の数々。
氷の中で眠っていたモフスケ、同じく氷漬けになっていたドラえもんの姿に化けた謎の怪物。モフスケが持っていた鞄と欠けた耳…などなど散りばめられた伏線は見事に回収され、ストーリーの完成度の高さを伺わせます。

古代人がなぜブリザーガを作ったのかは明らかになりませんでしたが、博士やドラえもんの解説でなんとなく予想できるようになっていたと思います。ここは考察してみると面白いかも。


ゲストキャラクターのカーラちゃんは古代人か未来人かと思いきやまさかの異星人。
予告くらいしか前情報なしで見たのでけっこう意表を突かれました。おまけにかわいいと来た。
今回はしずかちゃんの影が少々薄いので、完全に彼女がヒロインでした。

また、ジャングル黒べえや宇宙開拓史に出てきた日本足のゾウのような動物パオパオも可愛かった。
カーラちゃんと博士の探索用の服がわざわざ黒べえっぽいというファンサービスもありましたし。
のび太と仲良くなるモフスケ、カーラちゃんと仲のいいユカタン、二匹のパオパオダンスのシーンはすごく可愛かったですね。
終盤で明かされる二匹の関係は実にSFらしい展開で、魔界大冒険を思い出してしまいました。

もう一人のゲストキャラのヒャッコイ博士はスタッフロール見るまで声優が誰か分かりませんでした。
まさかあの人とは…!最近スパロボやってるのに分かりませんでしたよ。声優さんてすごい。

ゲストキャラではありませんが、南極で子育て中のコウテイペンギンのコロニーも可愛くてよかったです。


ビジュアル面に関しては、今回も映画らしいダイナミックな映像が目白押しでした。
広大な氷原を持つ流氷、極地探検ソリで氷原を疾走するシーンのスピード感、定番の綺麗な星空にオーロラと、そして巨大な古代都市。
どのシーンも見ごたえがあり、映画館で見てよかったと思える部分です。

また、今回は時間遡行するのにタイムベルトを使用するのですが、いつものタイムマシンとは表現が違っていて面白かったです。
細かい作画にも力が入っていた印象。序盤の崩壊していく遺跡とか素晴らしいですね。


道具のチョイスもいつもと違った印象。
ピーヒョロロープやここほれワイヤーは実に懐かしかった。驚音波発振式害獣撃退機なんかのチョイスは面白かったです。
これまではただの道具だった、さがし物ステッキが自分の意思を持っているかのように動くのは笑わせてもらいました。
寒さで凍ってしまって使えなくなるのも面白いところ。まさかほんやくコンニャクをお湯で戻して食べるとは…w


ここからは残念だった部分

と、言っても今回残念だったのは中盤、石コウモリの巣に向かう途中の冒険シーンがダイジェストだったことくらいですね。
色々と面白そうなシーンがあっただけに見てみたかったな~という気にさせられます。
まぁ、あのシーンは全部やったらさらに15分くらい上映時間延びてそうですが。



総評
今回は冒険モノとしてはかなりしっかりした出来で、ストーリー構成もよく出来ていて総じて面白い映画だったと思います。
オリジナルもかなりこなれてきた印象、まず大きなハズレはなくなったと思います。
今回も何回か劇場に足を運びたいですね。


さて、来年の映画ドラえもんは!
・海賊船長風の服になるドラえもん
・帆船
・虹色の文字

というわけで、のび太の南海大冒険のリメイクかオリジナルになると思われます。
南海大冒険のリメイクだとしたら、初の藤子先生が直接原作を担当していない作品のリメイクですね(大本の作品はありますが)。
さて、どうなることやら。来年を楽しみにしましょう。でわでわノシ

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