悠斗の玩具系駄文日記?

購入した玩具やゲームソフトのレビューブログです。

危ね~

2006-01-14 23:47:20 | Weblog
今日は来訪者多数だったので部屋を片付けておりました。
んで。片付けてたら去年振込んでおいたフィギュアの振込明細が見つからんという事態になりました。
で、探しまくった結果、なんとか見つかったのですが、マジ危ね~。
皆さんもこういうのはちゃんと取っておきましょうね。
ま、今日は先日オクで競り落としたタマ姉抱き枕カバー(+雑誌)も届きましたし。抱き枕もってないけど。
ToHeart2XRATEDもクリアしたし、わりと充実した一日だったかな。
ま、明日はアキバに行く予定だから、もっと充実してる…といいなァ。

さて、本日の小説です。

「超オリロボ大戦外伝―星の絆―」

2.少女と記憶

「……はぁ、クウヤ…さん」
少女の呟きで自分が何を言ったのか、クウヤは初めて気付いた。
「あ、と……何を言ってるのかな、オレ…ハハ」
「いいえ、名前を名乗るのは人間関係を円滑にする第一歩ですよ」
「そ、そうかな…」
「えぇ。
じゃあ、次はわたしの番ですね。
わたしは…アイネス。アイネス・トルーゼンです」
そう少女は名乗った。
「アイネス……」
「はい」
そう言って微笑む彼女を、クウヤはなぜか直視できなかった。
ふい、と目線を逸らした彼をアイネスは不思議に思ったが、それを口にするより早く、
「と、ところでさ……」
「ハイ?」
「なんであんな所で倒れてたの?」
至極まっとうな質問に、アイネスは記憶を遡ってみるが、
「……あれ?」
「?」
「わたし…何をしてたっけ…?」
「………え?」
最初は、耳を疑った。
そして、やっとのことで声を絞りだした。
「まさか……記憶喪失、てヤツ?」
「えーと、そう…なのかな?」
「で、でも、名前は憶えてたじゃないか」
アイネスは首をかしげて、
「えーっと……うん、名前は憶えてるし、生まれた場所も憶えてる…けど…」
結局、アイネスの話では自分自身のことは憶えている、が、その他のこと、
つまりは友人知人、家族の名前などは憶えていないとのことだ。
なんとも都合のいい話だとは思うが、まあ本人が言うのだから間違いはないのかもしれない。
「……ホントに憶えてることないの?」
「うーん…あと、頭の隅にある言葉と言えば…」
少し考えてから彼女は言った。
「……セイ…シンキ…」
と。

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