カニカマを天ぷらにして冷やし蕎麦に並べる朝

午前６時に起床する　

小雨そぼ降る肌寒い朝だ　連日の雨乞いが利いてきたかな？　

カニカマとピーマンとブナシメジを天ぷらにして冷やし蕎麦に並べ蕎麦つゆを張りネギを散らす　

もう少し降ったほうが良いだろうとランチョンマットは今朝も睡蓮に蛙にした　

カニカマにもいろいろあるが私は安いカニカマが好きだ　

高価なカニカマは蟹の脚肉そっくりだったり味もカニに似ていたりするが　

表面が赤くて「カニの味がする？」くらいで充分だと思っている　

要はカニカマに過大な期待はしていないということで　

もっと言えば蒲鉾のほうが美味いと思っているし　

さらに言うなら竹輪のほうが好きだからだ　

竹輪なら地方のちいさな漁港の近くで作っている素朴なのが好みだ　

齧っていると摺り潰し切れなかった小骨がザラリと口に当たるような　

それでいて噛み締めると顎を跳ね返すように歯ごたえが良くて　

嚥下するといろんな雑魚の香りがふんわりと口に残るような　

そんな竹輪が私の生まれた四国にも昔はあった　

昔はあったというのは今はもう無いということだ　

衛生面の管理や消費者の品質への過度な要求がそれらを絶滅させたのだ

もう戻れないのだろうか？　

エチオピア・モカをやや粗めに挽いてフレンチプレスで淹れる　

教室用の膠を炊く　

散歩出来ないのならゆっくり準備しようかな？