ほぼ不定期日記

散歩ばかりしている男の嘘日記

花散しの雨降る午後に諏訪の神を想う

2016年04月07日 | ほぼ古代妄想

座間教室を終えて家路に着く 

途中のバーミヤン相模大塚店で遅めの昼飯を摂る 

今日の日替わりは油淋鶏と焼売 646円税込み 


食事を済ませて店の外に出たら雨脚が強くなってきた 

毎年ソメイヨシノが満開になる頃に強い雨が降るのは不思議だ 

花散しの雨を楽しもうと海老名の国分寺台を通る 

ここの桜並木はなかなかに見事なのだ 

散る桜に G.F.R.は似合わない


諏訪の神が降臨するので先祖たちはこの木のことを「スワクラ」と名付けた 

もちろんソメイヨシノではなくてヤマザクラのことになる 

スワは稲作の神だ 名前はタケミナカタという 父は大国主命だ 

スワクラが満開に咲いて「もうすぐ田植えの時期だよ」と教えてくれた 

人々は長い冬の終わりと春の訪れを喜び舞い散る花のしたで宴を催した 


稲作は灌漑と土木の知恵が無ければ成り立たない 

大勢で丘を削り沼を埋め立て平に均して田を作り水路を掘り水を導いた 

掘り出された巨石は積重ねられて古墳の土台とした 

また巨木を山から切り出し神を降臨させるために天に向かって立てた 

重い木や石を運ぶには大勢の人たちが気持ちを合わせなければならない 

そのために人々は自分たちの神を讃える歌を声を合わせて歌ったのだ 

これが御柱祭りである 

俄然旧き神を祀る諏訪大社に行きたくなってきた 

そして諏訪大社の注連縄も雌雄の大蛇が交尾するタイプなのだ 

蛇神族の面影を追う私の旅はまだ続く 

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