午前6時に起床する
薄切りにしたコンニャクを茹でこぼしてからカラ煎りにする
さらに長ねぎやニンジンといっしょに胡麻油で炒めて醤油と味醂と黄ザラで甘辛く味付けする
茹でた蕎麦を器に装い濃い目に味付けしたつゆを張り炒め煮にしたコンニャクを乗せる
柚子の皮を繊切りにしてたっぷり天盛りにして手繰る
これぞ狸汁蕎麦なり
コンニャクを煎り煮にした汁をなぜ「狸汁」と呼ぶのかというと・・・
殺生を禁じた寺方で狸の肉の代わりにコンニャクを用いたからだというのだが
どう考えてもおかしな話だ
まず・・・昔の人はそんなに狸肉を喰っていたのか?
そして狸肉は代用品を使ってまで食べたくなるほどのものだったのか?
さらに・・・煮た狸肉はコンニャクのような食感なのか?
そのあたりがまったく説明出来ていないと思う
ところでタヌキに良く似たアナグマという獣がいることはご存知だろうか?
タヌキはイヌの仲間でアナグマはイタチの仲間なのだが
実は日本列島に棲む野獣で最も美味なのはアナグマだと言われている
アナグマには山里を歩いていると時々出くわす
そんな時にもアナグマは人をあまり恐れないので平気な顔をしている
物陰に逃げたりしないので背中の毛並みは陽を浴びて金色に輝いている
美しく輝く毛皮の下に美味な肉を隠しているのだと思うと愛おしくなってくる
愛おしくなるとともにイチ度は喰ってみたいものだと思って食べさせてくれる店を探したら・・・
あった!その名も「むじなや」 おお!
だが渋谷駅の近くだったのであきらめた 人ごみは苦手だ コンニャクでイイや
体調が戻ってきたと思ったら今朝は雨 しかも寒い
穴に籠っておとなしく過ごそう
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