洪水の話ばかりのTVも心が痛むばかりなので、気晴らしに近所の小学校に行ってみた。
最近、運動もほとんどしていないので例のバドミントンの仲間に入れてもらった。
実は今日は私は秘策を胸にしていた。昨夜、部屋の片隅に忘れ去られていたCDにこんな映像が記録されてあった。
昨年の女子バドの決勝戦だ。狐目をしたなんちゃらという女性と中国からスポーツ帰化したような名前の女性のペアが勝利していた。
彼女らの様に機敏にコート上を動き回る事は絶対不可能なので、あまり参考になる事は少ないのだが、一点だけ改めて感心させられることがあった。サーブレシーブだ。ご存じのとおりバドはテニスと違ってサーブは下から出さなければならない。そうでないとサーブはいきなりスマッシュになり、近距離で試合するバドは絶対と言ってスマッシュを返球することはできない。だからサーブはショートサーブになり、ネットをギリギリの高さで越え、ラインぎりぎりに落とすのが常套だ。少しでもネットから浮いたサーブになると相手レシーバーに「ばしっ。」とたたかれてしまい、これでおしまい!となる。
私はリターンを方法を知らなかった。無論、球が浮けばたたく、がこれで決まったためしはない。だからサーブが来れば奥まで返そうと思い、下からラケットを出して高く遠くへと返していた。このワンパターンなので相手はコートの奥で待ち構えていて、私に向かって渾身のスマッシュを打ち込む。私は取れない。取れない。取れない。全く取れない。老眼のせいにしても取れない。
彼女たちのレシーブを見ているとラケットを立ててひざを曲げて、プッシュで返球している。「これだ!」今度やってみよう。という訳だ。
やってみた。意外にできる。少しでも浮けばたたいてやる!たたいてやる!というポーズを読まれロングサービスできりきり舞いさせられることもない。1回だけではあるが、ノータッチのリターンができた。そう、私はすこしだけうまくなったのであった。
帰宅しネットでバドの画像を見た。これがその画像だ!
彼女らは全日本クラスだ!
その相手チームも大したものだ。私の秘儀を完全にマスターしている。と妙な納得をしてこれを食べた。
うまかった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます