FAR SKY (遠い空) 世の中の本質を自分なりに・・・

遠い空には何が見えるのだろう。若者には輝く未来が。関西弁おっさんにはオネーチャンの優しい笑顔。遠いあの空はどこに行った。

今年の夏も蒸し暑い(30) 若者が国を動かす?

2016年07月11日 23時38分03秒 | 日記


台湾では今年1月に若者が親中国の馬政権に「ノー」を突き付け台湾独立派民進党蔡政権を生み出した。「台生」と呼ばれる若者だ。中国大陸を故郷とする外省人でもなく、日本を心のふるさととする内省人でもなく、生まれたのは台湾。我々は中国人ではなく台湾人だと当然の感情として自覚する若者たちである。一方日本では自民党の支持層が10代20代の若者が最も多い。また年齢が上がればあがるほど自民党の支持率は悪くなる。かつての年寄=保守 若者=革新の構図とは全く反対である。この中高年の自民離れは年齢を重ねるほどに自民党の悪政が身にこたえて来ており、彼らが自民党に日本をゆだねる事の危機感の現れである。若者層の自民支持の第一の理由は、就職のためには資本主義の代弁者としての保守党=自民党に票を入れる理由だ。
ななんと馬鹿な事だろう。自民党は若者の人生の保証などはしてくれない。小泉シンジローなどにごまかされてはだめだ。日本という国家は政権与党により作られるのでなく、国民一人一人の努力と見識が日本という国家を作るという当然が自民党に投票した若者には理解できないのかもしれぬ。
台湾の民進党と日本の民進党は同じ民進党で、こんなにも違うのかと呆れてしまう。岡田代表は改憲勢力が3分の2以上になったが、おおさか維新は9条の改正を主張していない。だから実質3分の2ではない。と言っている。これは負け犬の遠吠えに近い。アベノミクスを肯定していない大多数の国民にアベノミクス以上の経済政策を提示し理解を得ることだけが、自公の野合与党に圧倒的な惨敗を味合わせ、日本を平和で正しい国へと導く。日本の民進党にはこの認識が少なすぎる。台湾の民進党は大国中国を相手にして国内をまとめ、大陸に対してのらりくらりと対応し一方では独立を着実に国際社会に訴えている。なにしろ大陸は独立を絶対に認めない。独立しようものならためらわずに武力侵攻だ!との姿勢をここ60年示し続けている。この現実は尖閣の比ではないのだ。





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