腹の立つ事ぼやきブログ

今の政治は腹の立つ事ばかり。せめてブログでぼやかせて。

少子化対策としての考え

2005年09月27日 17時00分34秒 | 日記
国が進めている少子化対策について「子ども・子育て応援プラン」があります。

 「子ども・子育て応援プラン」は次の4つの重点課題を掲げています。
(1)若者の自立とたくましい子どもの育ち
(2)仕事と家庭の両立支援と働き方の見直し
(3)生命の大切さ、家庭の役割等についての理解
(4)子育ての新たな支え合いと連帯

国民からのアンケートには次のようなことがありました。
使いやすい保育サービスの充実、児童手当の拡充や子どもの医療費・教育費負担の軽減、育てた子どもの数に応じた年金の優遇、不妊治療への助成拡大、産婦人科・小児科医師や助産師・看護師の確保や地域の医療機関などの相互連携、24時間体制の地域医療の推進、男性の育児休業の義務化、子育てへのシルバーパワーの活用、子どもと触れ合う機会の充実。

少子化対策について、国の対策項目や国民から公募対策などありますが、これらには含まれていない、私が思う対策についてここに書かせていただきます。
戦後の住宅難の解消に団地が出現しました。その主な間取りは純日本サイズより小さめな(団地サイズ)2DKといわれるものです。
親子4人が住むには狭いながらも住むことが出来たサイズです。
ところが、おじいさん・おばあさん・お母さん・お父さん・そして子供兄弟が同居するには余りにも手狭で同居できる住宅ではありません。
核家族と言われるようになったのはこの辺りからが問題になるのではないでしょうか。
戦後の復興は成功裏に進みましたがバブル期を過ぎても、国の住宅政策は、戦後の住宅難解消対策の2DKの発送から逃れられない3DK・4DK・3LDK等々の団地が造られています。
この種の住宅は壁一枚のプライバシーで、機能性こそ便利ですが本当のプライバシーの確保に乏しく、とても親子2世帯が同居出来るものではありません。

そこで提案です。
公共住宅は立替次期に来ているものが数多くありますが、この建替えの際、プライバシーの保てる2世帯型団地に造り変えられないものでしょうか。
プライバシーのある住宅とは、戸建ての2階建て住宅のように、住宅ビル内に一戸を2階造りにするのです。
一階がリビングと夫婦、2階がが子供とおじいさんおばあさんの部屋と言うように親子三代が食事や談笑できて、しかも夫婦と両親のプライバシーが保てるように。

国が行なう公団公社の住宅政策に、親子2世帯同居の住宅が普及すれば、出産や育児の不安が解消されて進む少子化を止め、幼児の情操教育にも効果があり、現在の小学生が切れると言うような子供の氾濫もなくなり、又老人の一人暮らしもなくなって老人対策にもなり、昔の貧乏でもゆったりした昔の田舎の日本が取り戻せるのではないかと考えます。

子育て支援として行政が行なう範囲に2世帯団地政策を加え、国民が自ら行なう自然の法則と合致させるべきだと考えるのですが。