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1月7日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
熱意は磁石
いかに才能があっても、知識があっても、熱意の乏しい人は画ける餅に等しいのです。反対に、少々知識が乏しく、才能に乏しい点があっても、一生懸命というか、強い熱意があれば、そこから次つぎとものが生まれてきます。その人自身が生まなくても、その姿を見て思わぬ援助、目に見えない加勢というものが自然に生まれてきます。それが才能の乏しさを補い、知識の乏しさを補って、その人をして仕事を進行せしめる、全うさせる、ということになるわけです。
あたかも磁石が周囲の鉄粉を引きつけるように、熱心さは周囲の人を引きつけ、周囲の情勢も大きく動かしていくと思うのです。
【コラム】筆洗
2014年1月6日東京新聞TOKYOWeb
▼年末年始の長い長い連休も終わって、きょうが仕事始め。職場に行けば、早速、打ち合わせや会議がめじろ押し…。やれやれとため息をつきつつ、出勤する人も多いかもしれない
▼会議は組織を動かすのに欠かせないが、それは人間に限らないらしい。長い生物の進化の歴史の中で人類よりもずっと昔から会議を続けてきた達人がいるそうだ。ミツバチである
▼働きバチが8の字ダンスを使い蜜のありかを仲間に正確に伝えることは有名だが、米国の生物学者T・シーリー博士の『ミツバチの会議』(築地書館)が明らかにする集団的な意思決定のありようには、目を見開かされる。何しろ慎重かつ公平に議論と投票を重ね、合意に至るというのだ
▼ミツバチたちの議題は、新たな巣をどこに作るかだ。日当たりが良く、適度な広さがあり、天敵に襲われにくい。そんな新居を求め数十匹以上のハチが飛び回る
▼候補地を見つけたハチは仲間に、そのありかと評価をダンスで伝える。他のハチもそこに出かけて確かめ、賛否をダンスで表明する。これを繰り返し候補地を絞り込み、みんなが納得するまで時に数日間も会議を続けるという
▼多様な視点を持つ人が自分自身の尺度で問題を調べて、判断すること。自由に意見を表明できるようにし、異論を抑圧せぬこと-これがミツバチ流会議の極意だと、シーリー博士は指摘している。
☆ 今日は七草粥の日です食べて元気に生きましょう、今日も皆様にとって良い一日でありますように ☆
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