日本会議福岡

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トリノ冬季五輪でのNHKの偏向放送

2006年03月01日 | マスコミ

 本年2月10日から26日まで17日間に亙って開催されたトリノオリンピックが終了した。我が国は選手113人、役員127人の冬季としては過去最高の人員を派遣し、マスコミや応援団なども大挙して訪伊した。2年前のアテネオリンピックの日本選手団の活躍が想起され、国民の期待も高く、JOCのメダルの獲得目標数は5個が掲げられた。

 しかし日一日と過ぎてもメダルがなかなか取れない日本の選手団に対して失望の念が広がっている時、14日目の23日にフィギュアスケートの荒川静香選手が、フィギュアスケートで日本、いやアジア初の快挙の金メダルを獲得した。表彰台の真ん中でメダルが授与され、栄誉を祝して国旗の掲揚、国歌「君が代」が流れた。荒川選手も声を出して歌った。荒川選手の完璧なまでの、しかも日本の美を備えた演技と、国歌を堂々と歌う姿に国民は涙し、深い感動を持って悦びを共にしたのだった。  

 ところが、この後が問題である。NHKのTV放送は、荒川選手が日の丸の旗をまとい、又は掲げながらリングを回ったが、この場面は放映しなかったのである。金メダルを取った選手に与えられているこの名誉な行為は、国家及び国民にとって誇りである。しかしこの名誉な行為をNHKは国民の目から遮断したのである。選手が国を背負って競技することを許さない意図なのか、或いは国民が愛国心を抱いたり、日の丸を愛する心を持つことが許せないのだろうか。いずれの国がこのような卑劣な所業をおこなうだろうか。公共放送としてのNHKの良識を疑わざるを得ない。  

 既にこの問題は各方面より指摘されているのでご承知の方も多いと思われるが、下記のアドレスより写真をご覧願いたい。NHKには公共放送としての自覚と責任を強く促したい。 (道)

http://ryutukenkyukai.hp.infoseek.co.jp/masscomi3.html