ご先祖様のいたずら というお話を紹介しますね。
日常生活の中でこんな経験はありませんか?
何もないところでつまずいたり、衣服が偶然にドアノブやちょっとした出っ張りに引っかかったり。
こんなトコに何で引っかかるの? という経験は誰でもあると思います。
これが実は、「ご先祖様のいたずら」なのだそうです。
どういうことかというと、
ご先祖様には願いを叶えたり、病気を治したりする力はないんだそうです。
そりゃそうですよね、ご先祖様は神様ではないのですから。
(考えてみれば、私たちはついつい仏壇に向かって願い事をしてたりしますよね)
でも、いくらお願いされても、ご先祖様は願いを叶えるようなことは出来ません。
では、どうするのか。
それが、この「いたずら」です。
何かにつまずいたり、引っかかったりすると、それだけで数秒余計にかかってしまいますが、
その数秒が大切で、長い人生はその「数秒」のおかげで未来が変わっていくんだそうです。
例えば、ひとつ早い電車に乗ってたらあの事故に巻き込まれていたかも・・・
信号に引っかかってしまったおかげで、猛スピードの自転車に遭遇しなかった・・・などなど。
ご先祖様は直接何かをすることは出来ませんが、そういういたずら(もはや、いたずらと言っていいのか)によって、
子孫の無事をコントロールしているんですよというお話です。
本当かどうかは誰にも分かりませんが、
何かにつまずいた時に、
「ここでつまずかずにそのまま歩いてたら、もしかしたら・・・」
と思えたなら、日常のイライラやストレスも軽減できるのでは?という教えなのかもしれませんね。
何事にも意味があります。
シャツがドアノブに引っかかったのも、もしかしたらご先祖様がその瞬間に未来を変えられたのかもしれませんよ。