高額面の間に挟まれた1990、91年のディナールです。
1992年のディナールに切り替わる際に、10分の1だけデノミをしています。
なお、この2つの年の大きな違いは、ユーゴスラビアの解体が進む中で、社会主義連邦共和国の頭文字である「SFR」が無くなっていること、構成する6つの共和国の名前が消えていることが挙げられます。
一般的に、この時期のユーゴスラビアの紙幣はこのようなデザインで統一されている、と思われていますが、実は別バージョンが存在します。別バージョンについてはまた次回紹介します。
なお、この2つの年の大きな違いは、ユーゴスラビアの解体が進む中で、社会主義連邦共和国の頭文字である「SFR」が無くなっていること、構成する6つの共和国の名前が消えていることが挙げられます。