にしにほんごの会

「にしにほんごの会」は、日本語での会話を楽しむ国際交流の会です。

お別れ(3/26)

2006年03月27日 | 活動報告-Report-
3/26(日)の教室風景と、お別れ会のお話。

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Sさん(中国)は、今回が3回目の参加。私とNさんの二人で担当した。初級ということで、恥ずかしながら教える側も慣れておらず、あれこれ試しながらの進行となった。

テーマは「指示語」。既になんとなくはわかっているという気配はあったが、より精度を高めるべく、ここそこあそこに絵カードを置き、これはそれはあれはどれはと繰り返し練習。ひらがなの読みと語彙もいっしょに勉強するので結構たいへんだったが、頑張っているのが伝わってきた。

こちらの言ったことを真似して言ってほしい時と、こちらの言ったことに対して答えてほしい時の区別がつかないことがある。そこで、質問の時はノートに大きく「?」と書き、「私から」「あなたに」「聞いている」ということをジェスチャーで示す。するとSさんもああなるほどという表情を見せ、こちらの意図を汲み取ってくれた。


さて、話は変わって、ボラのサクラさんが今回でにしにほんごの会を離れることになった。なんと、お仕事で中国は上海に行くとのこと。また、Yさんも第一線を退くことに。そこで定時より30分早く学習を終え、お茶とお菓子を並べて二人の送別会を開いた。

サクラさんはボラを始めて約1年。明るくて元気で気さくで(天然ボケで)非常に親しみやすいキャラクターで、学習者とうちとけるのも早く、会のムードメーカー的な存在だった。Yさんは、そもそもこの会を立ち上げた「にしにほんごの会の母」ともいうべき方で、学習者に対する指導はもちろん、我々素人ボランティアにもいろいろとアドバイスをしてくださった。

お二人とも、お疲れさまでした。本当にありがとうございました。またいつでも、遊びに来てください。

ボラも学習者も時とともに移り変わる中で、にしにほんごの会が、参加したそれぞれの方にとっての楽しい思い出の場であるよう、これからも頑張っていきたいものである。


(はむれー)