西弘次 『子どもにツケをまわさない!』自由を求める一市民として再出発

ミーゼス・ハイエクに連なる古典的自由主義の社会を目指して活動をしています。

北海道福島町の「いかス海峡するめ」

2010年08月31日 | 政治ネタ
北海道松前郡福島町は北海道最南端の町。
日本海の荒波と津軽海峡の急流で育てられた、福島町産真昆布は、昆布の中では最上級の黒口昆布。
また福島町は「するめ」の生産量日本一を誇ります。
更には全国でも例のない二人の横綱「第41代横綱千代の山」と「第58代横綱千代の富士」の出身地としても知られています。

人口約5000人の小さな町ですが、実は近年は全国の地方自治体や議員の中では「議会改革先進地」として北海道栗山町や福島県会津若松市と並んで注目されています。
詳しくは文末に紹介してある議会のサイトをご覧頂ければ一目瞭然です!

先日の「市民と議員の条例づくり交流会議2010」の際にパネリストとして参加された福島町議会議長の溝部幸基さんにお土産を頂戴しました。
それが「いかス海峡するめ」です。これは朝イカ(真いか)を使った鮮度抜群で肉厚の美味なもの。お酒の飲めない私ですが、大好きな味です!!

イカは鮮度が落ちるのが早いため、スルメに加工するにも鮮度が悪いと当然味も悪くなります。そこでこの「いかス海峡するめ」は朝イカ(その日の朝に水揚げされたイカ)を使っているそうです。

スルメは烏賊の内蔵を取って乾燥させた保存食ですが、古来から縁起物とされて結納品などでは「寿留女」と表記されています。「アタリメ」なんて言い方もありますね。
近年では健康食品として、ダイエット食品として、顎を鍛える意味でも人気が出ているようです。最近のスルメは結構な高級品になってしまっていますが、さすが「するめ生産量日本一」の福島町ですから、1枚100円という手頃なお値段のスルメもあるようです。その値段ですが、味はビックリするくらい旨い!ですよ。

福島町では結納品9品目の中で、末永く幸せを願う「寿留女(するめ)」、子孫繁栄を表す「子生婦(こんぶ)」の2品目が全国に知られる特産品と、目出度い町です。

そういえば以前溝部議長に伺ったことがありますが、「福島県矢祭町の議員日当制と同じ金額で日当性にしたら、福島町では議員給与が跳ね上がるからやらない」との事。勿論、導入しないのは「議員に対する考え方の問題が大きい」というのが最大の理由でしたが。
それ位議会活動が活発で、議員としても誇りと責任を持って仕事をされているんだと感心したのが3年前だったかな。毎年何度もお会いしますが、その姿勢は今でも変わっているようには思えません。こういう侍のような政治家が各地にいるんですよね…。
彼らを知ると今の国会議員の薄っぺらさが本当に嫌になります。

地方自治体の議会はまだまだ人材の宝庫です。
一般に知られていないだけで、素晴らしい見識と情熱と行動力を持った議員は全国に沢山います。
ねじ曲がったマスコミ報道や薄っぺらの国会議員と同列に判断せず、しっかりご自分の自治体の議員を見つめ冷静に判断して欲しいと心から願ってやみません。

そして頑張っている小さな町も応援して欲しいと願っています。
スルメや昆布のご用命は福島町のネット通販で(^^)

溝部議長に頂戴した「いかス海峡するめ」はお世辞抜きで美味しかったですよ!ご馳走様でした!!


・福島町議会 http://www.gikai-fukushima-hokkaido.jp/
・福島町役場 http://www.town.fukushima.hokkaido.jp/
・ふくしま海峡市場(ネット通販) http://fukushima-jibasan.hakodate.jp/
・北海道福島町からするめの製造工程(PDF) http://www3.plala.or.jp/kouki-hp/jikosyoukai/surumeseizoukoutei(h201228).pdf 
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