認知症・草の根ネットワーク

私たちは、多くの人と仲間になって、つなぎあって、認知症ご本人とご家族が真ん中にいる地域づくりを進めています。

守恒-認知症を知る講座(最終回)

2010-11-03 20:18:49 | 話し相手養成プロジェクト 
   認知症を知る講座(最終回)に参加しました。
   まとめの回にふさわしく、前回までに学んだ知識を根底に2件の実話。
   介護家族や病院の話です。
   私たちは、どちらも知っておくべきなのだと実感しました。


            

            
            健康づくり委員会委員長のご挨拶

            

            
            小倉蒲生病院認知症医療センター
            認知症・草の根ネットワーク理事
            今村 高司 氏
   memo
   ・介護の社会化・主軸はどこなのか・利用者がつながりを実感する時代
   ・家族を支えるのがほんとうではないか・一人ではないことを感じてもらう
   ・ほんとうにあった話(ご家族の了解を得て)

            
            認知症・草の根ネットワーク代表理事
            老いを支える北九州家族の会代表
            高田 芳信 氏
   memo
   ・「痴呆症と呼ばれ社会的偏見があった・買い物に行くときも人に会わないコースを
   選んでいた・孤立していく・九大病院への通院も大変・行方不明になる

   ・デイサービスへ通所・はじめは嫌がった・自分で食事をするようになった
   ・長い介護をするためには介護者の心身を大事にすること・いろいろなサービスを
   利用する

   ・家族の会ができた・自分だけが苦しみ悩んでいるのではない
   ・主旨:家族の交流と福祉の向上

            
            5回のまとめ
            認知症・草の根ネットワーク理事事務局
            守恒市民センター館長
            中村 真理子 氏
   memo
   ・守恒校区の高齢化率-1702%  10年後27.2%
   ・全国の認知症疾患のある人- 2035年:400万人

   ・公的なセーフティネット
     いのちをつなぐネットワーク、地域包括支援センター、消費生活センター
     ささえあい相談会、認知症コールセンター、民生委員、福祉協力員
     配食サービス、認知症草の根ネットワーク、訪問診療、訪問薬剤師

   ・真の自立
    「自立した心とは、多くの人々に上手に心地よい迷惑をかけることができる
    心のこと。同時に多くの人からの迷惑を上手に受け入れられる人のこと。
    つまりはお互いに心地よく適度に負担になり過ぎず、負担を感じ過ぎずに、依
    存し合えること。」

            
            今回もたくさんの参加者でした。


                            記者/photo 長野
   

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