認知症・草の根ネットワーク

私たちは、多くの人と仲間になって、つなぎあって、認知症ご本人とご家族が真ん中にいる地域づくりを進めています。

きらりと光る一言=発行によせて

2009-12-27 10:30:38 | きらりと光る一言より
       発行によせて

       認知症の方が日ごとの中で何気なく発したひとこと、つぶやきを集めました。
       読んでみて、感動しました。
       「きらりと光る宝石の輝き」をもっているからです。
       あたたかい心情が短いことばの中に溢れています。
       また、この『ひとこと』を豊かな感性でしっかり受け止めて寄稿された介護者、
       介護従事者に頭がさがります。

       本冊子を読まれることで認知症になったら「何もわからなくなる」と考えて
       いた方の理解はきっと変わるに違いありません。
       それに、介護とは何かを改めて考える機会になるかもわかりません。
       ぜひとも、ご一読くださいませ。

                              認知症・草の根ネットワーク
                              代表 高田 芳信
     ---------

     一部抜粋
       ・私がね、こんなに年をとってなかったら言いたい事いうんやけど、
       がまんせないかんね。                             女性:90歳

       *ご本人が言われたときの周辺状況
         食事中のお盆をひっぱられたり果物をとられたりしたときなどです。

       *書いた方が日ごろ感じていること
         脳血管の認知症の方です。とてもおだやかな方です。
         アルツハイマーの方と、入所が一緒で仲が良く、一緒におられるのですが
         病状が進行して他人物との区別がつかなくなったアルツハイマーの方の
         態度にとまどって、受け入れきれなくなった時のことばです。

       ・この頃、私、だんだん頭がパァ~になってきよる
                            女性:84歳

       *ご本人が言われたときの周辺状況
         調理や作業中に次の行動をどうして良いか判らなくなった時に必ず、上記の
         言葉を言われます。
         とても悲しげな表情になられているのを見て、ご本人の辛いお気持ちを
         察します。

       *書いた方が日ごろ感じていること
         ご自分の記憶が失われる混乱期だと思います。
         早くこの時期が過ぎればいいと思います。できる限り、ご本人が楽しく
         過ごせるように支援していこうと思います。

     -------
 
     61ページの冊子です。
     ご希望の方は、連絡先へご連絡ください。

       

ネットワーク入会方法

2009-12-23 20:52:13 | 入会方法
   認知症・草の根ネットワークに入会するには
  1)連絡先にFAXまたは郵送で

      住所
      氏名
      電話
    
    もしよろしければ
      FAX
      Eメールアドレス
      所属団体など

   をお送りください。

  2)年会費1000円
    振込先は、確認後別途お知らせいたします。


    

連絡先

2009-12-23 20:45:09 | 連絡先

   ご自分やご家族のことを相談したいとき、認知症について知りたいとき、
   「認知症・草の根ネットワーク」に入会して思いを共有したいと思ったとき・・・

   お気軽にご連絡ください。

    認知症・草の根ネットワーク
     〒802-0833
     北九州市小倉南区上石田2丁目21-23
     FAX   093-963-3075
     携帯  090-7159-1133 (田代)
          090-2968-9463 (中村)





私たちについて・大会宣言

2009-12-23 20:35:39 | 私たちについて
   私たちは、多くの人と仲間になって、つなぎあって、
   認知症ご本人と、ご家族が真ん中にいる地域づくりを、
   進めています。   


   医師をはじめとする医療現場に携わる人、家族の会、グループホーム、
   ケアマネージャー、ホームヘルプ、保健士、市民ボランティア、研究者、
   行政有志など、さまざまな立場の人で構成されています。

   『大会宣言』
      1、私たちの思いをしっかり受け止め援助してください。
        (みんなでしっかり受け止め援助しましょう)
  
      2、私たちの家族の苦しみや悩みを知り、支えてください。
        (みんなで支えていきましょう)

      3、私たちの介護について知識を深め、支援方法を学んでください。
        (みんなで学んでいきましょう)

      4、私たちや家族が知りたい情報を発信してください。
        (みんなで発信していきましょう)

      5、私たちや家族が気軽に相談できる拠点をつくってください。
        (みんなで拠点をつくりましょう)

      6、私たちが安心して暮らせる街を創ってください。
        (みんなが安心して暮らせる街を創りましょう)





認知症・草の根ネットワークとは

2009-12-18 11:07:21 | 設立の目的
            


   設立
    平成20年7月9日
   代表理事
    高田芳信
   ネットワーク参加者(平成21年9月現在)
    425名
   設立の目的
    認知症になっても輝いて生きることのできる地域づくりを実現する
   団体プロフィール
    ・平成19年5月
         ネットワーク世話人会としてスタート
    ・平成20年3月
         ネットワーク参加者300名になる
    ・平成20年4月
         第1回認知症・北九州大会開催(北九州市共催)700名参加
    ・平成20年7月
         認知症・草の根N設立総会、記念講演会開催(北九州市後援)300名参加

    ・平成20年度
        *ミニシンポジューム開催
         (ケアマネージャー・グループホーム・ヘルパー)
        *「居場所づくり」「子どもと認知症」研究グループ活動スタート
        *ご本人の「きらりと光る一言集」編纂準備スタート
    
    ・20/12
        *認知症でつなぐ地域づくりinみなみ開催(200名参加)於北九大北方キャンパス

    ・21/3
        *認知症フェスタin竹末開催(大人200名・子ども50名参加)
        於竹末市民センター

    ・21/4
        *きらりと光る一言・第1版発行

    ・21/5
        *第2回認知症・北九州大会開催(北九州市共催)於ウエル戸畑大ホール
        (500名参加)

     ・21/7
        *第2回総会・記念講演会(北九州市後援)於生涯学習センター