写真:石田
第5回 認知症・北九州大会
6/20(金)ウエル戸畑大ホールにて
すべてが変わる?2017年!
~もう、甘えるわけにはいかない。
人生の最期は地域のチカラで?
そしてオレンジプラン(認知症施策5ヵ年計画)へ~
--以下(目次より)抜粋
・高田会長挨拶
①早期発見早期対応、②認知症の人のできることをもっと豊かに、③連携ケアパス、
④居場所づくり、⑤認知症の人の見守り、SOSネットワークづくり
などを取り上げ発表します。
この大会を機にオレンジプランの論議が市民の間に大きく広がるよう期待しています。
・市長ご挨拶
・司会者(認知症・草の根ネットワーク理事・事務局 中村真理子)
厚生労働省が公表した「認知症施策5ヵ年計画(2013~2017)」のことです。
「オレンジプラン」という愛称は、認知症サポーターが手首にかけている、
オレンジ色のリングに由来しているとのこと。
・事例紹介
*「人の駅・GOOSE」 さくら館代表 藤原洋子
*認知症ケアパスについて ケアマネット21理事 永松京子
*早期発見・早期治療のために たつのおとしごクリニック院長 小野隆生
~パワーポイントの表題から~
.長生きするとどうなるのか?
.超高齢化は高齢者の多様化をもたらした
.北九州市の現状についての考察
.認知症の予防/対応・治療の考え方
.患者家族への支援・教育を行うことがBPSDの対応で最も大切です
.認知症 歳のせいではありません
.歳をとると「誰でもなりうる病気」です
.日々の暮らしの中では進行はゆっくりです
.正常な加齢と比べると急激に悪化します
.病気の進行・症状を和らげる医療があります
.「認知症になったら不幸でしょうか?認知症でなければ人は幸せですか?」
*SOSネットワークづくり ふれあい家族 代表 野村美代子
*居場所づくりが地域を救う?
医療も、介護も、地域も限界
乗り越えるために必要な「人と人をつなぐチカラ」
認知症・草の根ネットワーク理事・事務局 田代久美恵
「たそがれ」という名前の居場所の取り組み。
★動画紹介
『夕方になると あるお宅のガレージにご近所の皆さんがぞくぞくと
集まってきて宴会が開かれます。
話題は自然にこのまちのことが中心になります。
この情報交換でまちはすばらしく活性化しています。』
町内会長さんと副会長さんにインタヴュー。
(引きこもりがちと言われている)男性が中心でたくさん参加。
・閉会のご挨拶 保健福祉局長 工藤一成
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知って、知らせて、つなげよう(要約抜粋)
私たちにできること
・こころまんまるあったまろ デイサービスこころ 管理者 松岡佳代子
(保存版の分かりやすいリーフレットも-介護保険をうまく使おう!)
・地域へ介護力の発信を もみじ苑 福島智子
・私たちにできること 福岡県介護福祉会 福嶋万里子
・歯科と認知症との関わりについて 小倉歯科医師会福祉医療委員 河原道晴(河原歯科医院)
歯科界全体としての取り組み、歯科従事者ひとりひとりが、日々の診療時や地域の
生活の中で自分が何の役に立てるのかを、常に考えていくことが大切でsると思う。
・お薬飲めていますか?
残ってしまった薬はありませんか? 薬剤師 白水京子(白水薬局)
自分で飲まないまま廃棄される薬の額が年間500億円近くだと推計された。
薬剤師は、どうしたら必要な薬を正しく飲んでいただけるか、日々考えています。
認知症に罹られた方、そのご家族、介護職などそれぞれのみなさまが、薬の情報を
薬剤師に伝えて、薬剤師を上手に利用してください。
・私たちにできること グループホームきずな施設長 田代元輝
・特養 ひまわり準備室 統括マネージャー 反田 治
ワールドカップが開催されるブラジルでは、日本の交番システムを導入し、治安維持を
図ろうとしている。
住民との関係作りを強化し、犯罪を未然に防ごうという意図がある。
日本文化を大切にしたい。
市民参加型のシステム構築を。
・認知症サポーターキャラバン事務局の取り組み 北九州市社会福祉協議会
認知症サポーター養成講座、認知症サポーターメール配信システムの運用
・私たちにできる事 松恒園通所リハビリテーション 玉野和男
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盛会に終了いたしました。
自主的にお手伝いいただいたみなさん、感謝いたします。
見事な連携プレーに感嘆しています。
北九州市はきっとオレンジプランが定着していくような気がします。
以上、大会構成:中村真理子
ブログ報告:長野