ぼちぼち手作り日記

タティングレースやカリグラフィなどの趣味や日々の出来事について書いています。

骨折した街ネコを救え! その2

2016年10月30日 | 動物・鳥・虫などの生き物
昨日の続きです。
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しばらく見ないのでもう死んだかもと思っていました。

数日後、骨折ネコは、うちの向かいの道路脇の溝にうずくまっていました。


戦闘体制です。

昨年ネコをなくしたAさんに骨折ネコの話をしたら、飼ってくださるとのこと。

本当にありがたいことです。

さて、
問題は、興奮したネコをいかに捕獲するかです。

すんなり箱に入ってくれれば良いのですが、
そうは問屋が卸しません。

Aさんがエサで釣ってみました。
『一人でエサ取られへんやろう。
私の所に来なさい。』

説得失敗です。入りません。

少し人間に馴れたのか疲れたのか、箱を枕に眠りはじめました。


うとうとしてるの。

でも少しでも触るとシャーッと牙を向いて引っ掻いてきます。

本気なのですごく怖い。
でも高くて澄んだ色っぽい声。
ニヤ~ン♥

おばさんが三人ほど見に来ました。
『いやあ、かわいそうになあ』
と言って去って行きました。

学校帰りの男の子が来ました。
野良猫を飼っているんだとか。
お母さんが産まれた時から居るネコだから45才のネコらしい(^-^)
場が和みます。
それに色々と知恵を貸してくれて頼もしい。

近所のお兄さんが来ました。
激しく威嚇されました。
噛みつきそうです。
お兄さんは一旦帰りましたが、家から車の日除けのアルミニウムを持ってきました。

アルミを広げて上からガバッとネコに被せました。
逃げようとしますが、思うように動けないのでくるまれました。
『お、重いな、、、』
動けないネコは重いのです。

やっと捕獲!
捕獲まで50分。
お兄さんありがとう。
少年もありがとう。
みんなの力で救うことができました。

こうして骨折ネコは、新しいお母さんのところに引き取られていきました。
名前はミミちゃんになりそうです。
耳がNPO による避妊手術で切れているから。

そうそう、ボスがこの一部始終をじっと道端に座って眺めていました。
ずっと居たのかな。

さて、
骨折ネコにはノミやダニがついているので
きれいになるまで玄関で過ごすことになりました。
車に引かれたりカラスに襲われる心配はなくなりました。

これからワクチンや治療代がかかります。
お医者さんとも治療について相談しないといけません。

本当に大変なのはこれからかもしれません。



\(ФωФ)/