あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

演歌歌手じゃありません。バンドdeレコーディングに挑む

2019-02-08 | 私が歌手

制作途中のアルバムのタイトルを

挿入歌から「雨女」とした。

アルバムの切り口は「雨と女、そして不実な男」。

演歌ならぬ「艶歌」ですぅ。

これまで

「天地自然の美しさを謳う奇跡の讃歌」

というふれこみで「あめつちの詩」

をリリースし、

「生かされて」では

「新屋まりが歌おうとしているのは

和讃の世界観だろう」なとど評された。

そんな前作までとは相当な落差がある。

どんな評価が下されるか

不安でもありちょっと楽しみでもある。

 

バンドのレコーディングが

木曜日に決まっていた。

「雨女」のアレンジを森光さんに

お願いしたのが月曜日。

「今、福岡に居ます」と返信が来た。

森光さんのアレンジ音源を受け取ったのが

火曜日の真夜中。

元はれっきとした演歌だけれど

「サンバ風になるか?」と聞いた。

むちゃブリも良いところだが

「あ~そっちですか」とサラリ。

やりとりをしたのが午前1時で

翌、水曜日正午に早くもサンバ・アレンジが届いた。

森光さんいつ寝たのでしょう。

 

ドラマー・山口さんとベース・翔太朗君も

準備時間はほとんどなかったと思うが、

木曜日朝スタジオ入りしてレコに挑む。

森光さんのアレンジとディレクションで

直前リハをしたらすぐにレコーディング。

腕のあるミュージシャンだから仕事が早い。

後で私が歌入れをした。

問題は私のギター。

ギターはリズム楽器でもあるので

その部分がバックと合わなくてはいけなくて

弾き語りとは違う部分。

うっかりギターなしのアルバムになるところだったが

ジャケット撮影でギターを持っていることに気づいて

無理やり入れました(笑)

ライブと違いレコでは本来

ギタリストが弾くところだが

「ギターを弾いている」のが

新屋まりのウリのひとつなのでもあります。

そしてクレジットに

「ギター/新屋まり」と入れたいが為。

何とかなって「Tokyo」が完成した。

こじゃれた素敵な曲にしてもらった。

 

「雨女」の演奏に歌を入れる。

あたくし1年間演歌を特訓した成果で

こぶしが回るシンガーにバーションアップしました。

「雨女」をどう歌うのか手探りだったが

ヘッドホンからオケが流れるや

景気よくこぶしつきで歌うのだった。

ブース横でそれを聞いていたメンバーが

「こうなるのか」「おもしろい~!!」

と笑っている。

歌い終えたら私も笑えた。

大丈夫かしらん。

←雨女が映りこんでます。

 

楽しかった。

予定より1時間早く完了したが

可能ならばずっとやっていたいほどだ。

5月2日新屋まりの還暦&活動20年の

勝負コンサートはこのメンバーに

キーボード倉田香織さんを交える。

アルバムもコンサートも凄く楽しみ。

山場は超えた。

アルバム完成まで後少し。

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「般若の宿」レコーディング... | トップ | 時空を超えるシンガー? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿