あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

初体験のマルシェで歌う

2023-10-09 | 心の栄養

「みどりのゆびファーム」さん

主催のマルシェへ。

我が家からほど近い。

室内ならまだしも屋外なので

たかが歌うのに山のような

音響機材が必要。

ギターだけ持って颯爽と

現場入りしない限り

新屋まりの株はいつまでも

上がらないとは思っている。

けれど、自分でやれることをやる。

歌える幸せとか、

喜んでくれる人に歌を届けるのみ。

主催者のお宅の広場中心に大きな木が

立っている。

アイヌにとっては聖なる木

なのだそう。

長男さんが産まれた時の記念に

植樹したそうだ。

枯れかけた時に樹木医さんに

蘇生してもらったんだそうよ、

と友人が教えてくれた。

そういえばつい最近テレビで

その木のことが取り上げられて

いたような気がする。

長男さんは何歳になったか?

世界的な投資会社から転職して

今やなんと外交官だ。

この木を植えた時からマルシェを

したいと思っていたというからね。

イベントが目白押しながら

そんな思いを共有できる人たちで

にぎわっていた。

皆が思い思いにくつろぎながら

緩く販売をしている。

こうして人ってつながるのねと思った。

前日には10%の予報だったが

「雨女」にいや。

あいにくの小雨模様になった。

9時過ぎに入り機材をセットアップ。

ビニール袋を掛けて小雨を凌いだ。

午後から降水確率が高くなるので

13時を11時半に早めてスタート。

デッキに数個椅子が並んで、

腰かけて聞く人も。

月給2か月分(は言い過ぎだが)

ギターが雨に濡れるのは困ると

私が言ったので最前列の方が

歌う私に傘をさして下さった。

別の方も交代で傘をさして下さり

無事に濡れないで歌えた。

譜面が必要なのが情けないが

ページごとにビニールに入れる

タイプの譜面で良かった。

歌いながら思った(笑)

一人でオケ出しするので操作が

イマイチだった。

次のオケが出たので歌うしかない

とか(爆)

ま、何とかなった。

7曲くらい歌ったが「終わった感」が

欲しかった。

「あの、スペシャルゲストを

呼びましょうか?

梅星から来るんですけど。」

というと「(今から)ゲスト??」

と怪訝そうな観客1名(笑)

こんなこともあろうかと

オケにYoneをしこんでおいた。

滑るかもしれないので衣装と

「ずら」までは仕込まない。

サングラスで「あっはっはっは」を

歌う。

子供が寄って来た。

「ところで投げ銭はどこに

入れるの?」と言って

ご厚志を封筒に用意して入れて

下さった方もいて嬉しかった。

「投げ銭をお願いします」

「CD持ってきています」と

言いながらざるやCDを持って

会場を回るのは気が引けた。

まだ覚悟足りないのを自覚。

それでも喜んで下さる方がいて、

結果的にはミッション成功

と言っておきましょう。

日が暮れて帰宅。

パンパンに積んだ機材を下ろす。

「あ~重たいっ」「あ~面倒」

と悪態をついた。

その瞬間に照明器具を持ったまま

足元が滑った。

したたかに柱に左首を打ちつけた。

照明器具の一部が欠けた。

「何かが嚙み合っていない」

という感覚がわく。

正直なところ気持ちが萎える。

歌おうとする限りこの悪戦苦闘は

続くのでしょう。

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 睡眠コントロール問題 | トップ | 「栗ご飯」までの遠い道のり »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿