あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

焚火だ 焚火だ 落ち葉焚きぃ~

2022-12-08 | 田舎暮らし

今年度のライブを終了した。

週末に月1回のオープンマイクが

控えている。

参加費を払って歌うので責任はない。

けれど皆さん本気だから

練習しないとまずいぞと思う。

オープンマイクの選曲をしないまま

2日前になった。

あいみょんの歌を見つけた。

歌ってみたら難しかった。

あいみょんは地声で軽々

歌っているけれど

声が裏返ってしまふ私には

困難かな~。

ま、明日考えよう。

畠に落ち葉が積もっている。

集めて焚火をしたら楽しそうだ。

ライブが無事に終わったらやろ、

と楽しみにしていた。

「無事に終わったら」(笑)

体調が悪くなく

喉が不調じゃなく、

家内安全で、忘れ物なく

時間通りに現地入りして、

音響や何か大きなトラブルや

ミスがなく歌えたらほっとする。

こんな風に思うのはここ3~4年かな。

最近の自身の忘れっぽさは、

命とりと警戒している。

ギターと譜面は絶対に、

何があっても忘れてはいけない。

今回は行帰りも忘れ物はない

と確信した。

ら、やっぱりありました。

ジュラルミンケースに入ったミキサー。

二人で確認したのに

大崎さんの機材に違和感なく

埋もれていた。

ちなみにその前のライブは楽譜。

「命から5番目以内に大事なモノ」

のはずだったんじゃ?

それより焚火だ。

畠に行く道は落ち葉で見えない。

こちらはお隣さんの落ち葉。

お隣さんは集めてたい肥に

しているようだ。

たい肥の仕方がわからないので

焚火にした後で知った。

落ち葉にぬかを混ぜで水を

かけるそうだ。

秋からすっかり冬になった。

赤や黄色、鮮やかに色づいていた

柿の落ち葉はすっかり枯れている。

朝、霜で真っ白になったりする。

もうすぐ雪が降る。

畠一面が雪に覆われるので

大根の畝に目印の棒が必要だ。

例年なら白菜にも目印を立てるが

今年は25株だけなのに

小さな灰色の虫がついた。

4株しか収穫できなかった。

一面雪の中を長靴で来て、

白菜を掘り起こす必要はなくなった。

スーパーに生えたのを買うしかない。

落ち葉を何か所かに集めた。

紙を使って火をつけるが

すぐに消えるのでお隣さんの

山の杉の枝をもらって燃やす。

日陰の葉っぱは湿っていて

なかなか燃えない。

都合3時間かかってしまった。

一段落してコーヒーを飲む。

アウトドアで飲むコーヒが好きだ。

遠い昔、ネパールにトレッキングへ

行った。

ヒマラヤ山麓を1週間歩く。

早朝、暗いうちから小高い丘に登り

7000メーター級の山々を臨みながら

飲んだコーヒーは幸せの味がした。

そのために一式担いでいく商いが

あるのです。

火を眺めていると考える素材がない。

頭の中も気持ちもリセットされる

感覚だ。

何やかやとバタバタした。

日中はたいてい母と麻呂と

過ごしている。

母からすればいつも私は自宅に

居ないようだがたいてい居る。

母のそばにいると苛立つ自分。

離れて何かしている。

母は同じことを何度も繰り返すが

独り言なのだと最近は

思えるようになった。

それでも細かい指示命令が

すべて「心配」に裏打ちされているのが

私にとってはイライラの元。

母は楽観的なのだから

楽観的なものいいで良いのに

そうでもない。

ま、体は元気でいてくれる。

陽が落ちるのが早くなった。

椎谷のシルエットが黒く

浮かび上がる頃、

母がデイケアからご機嫌で

かえって来る。

私は夕ご飯を少し用意して

お仕事へダッシュ。

このままゆるゆると

年月を重ねていくのが

誰にとっても一番安全だ。

どこから見ても幸せの一形態だよね~

と思いながらも

人生最後の20年~30年に向けて

冒険心を忘れたくないと思う。

 

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