あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

動画撮影ロケを敢行

2020-11-18 | 私が歌手

日々、時々刻々と劣化してゆく自分。

日常生活では気にならない劣化も

ステージとか画像で否応なしに

確認させられる身の上。

白髪としわ、しみに加えて

おなかや背中や腕のたるみが

目に入っておよよと思う。

先だって受けた取材のゲラ写真に

愕然とした。

頬のシャープさが無くなってます。

輪郭がもはやおば~さん。

顔面を持ち上げたり

ひっぱったり

押してみたりなでてみたり

叩いたりするなどなどが

効かなくなってゆくのね。

ギリギリよね新屋まり活動。

歌で勝負したいとか言いながら

ルックスを気にするあたり、

的が絞れていません。

何年も前から動画を作っておきたい

と思ってきた。

四季折々の美しい天地自然と

それに「はまる」はずの

新屋まりの歌を合体させたい。

コロナでライブ活動は厳しい時期。

が、この時期だからこそ

助成金が頂けるかもしれない。

動画制作だ!と

ひと月前くらいに思った。

あれやこれやで日にちが過ぎて

紅葉狩りするまもなく葉が散り始めた。

時は冬の手前ではないか。

根拠はないが大ヒットするはずの

「あめつちの詩」を動画に

しておきたい。

昨夏、そう口走る私に

大崎氏がやりましょうと言ってくれて

聖湖付近で撮影した。

これをベースに秋画像を

織り交ぜたら何とかなる。

急がなくては。

手帳を眺めてお天気を検索した。

で、ロケは明日しかない

ということが分かった。

その道のサットンさんは別の撮影。

「困った時の大崎さん」は四国行。

で、たまたま我が家に

来ることになっていた妹に

「明日だけどロケの撮影お願い」

とラインしたら「はーい」

とだけアンサーが来た。

我が妹は奇跡的にロケ体験者。

物書きだがカメラマンさんに

同行することも多いので

撮影助手には抵抗がないのだ。

素人二人でホームビデオ抱えていざ。

車で走りながら目星はつけてあった。

近くのお宅の牧草地しかない。

白いブラウスにオレンジのパンツという

派手ないで立ちでお願いに行く。

「誰かと思った~」と言いながら

「何ぼでもどうぞ」と心よく

許可してもらえた。

ロケは実際に行ってみなくては

分からない。

天候とか顔面の状態とか

いろいろがかみ合わないとね~。

顔面は仕方ないがお天気は最高。

なんと27度。

牧草地に素敵な木があって

その下でギターを取り出し歌ったり

川原や土手のすすき野を歩いたりした。

どうせなら撮れるだけ撮る。

森原橋あたりからの景色は好きだ。

妹も同じことを言う。

故郷を離れていた19年。

この景色をみるたびに

「あ~帰って来た」とほっとしたものだ。

「あめつちの詩」で

故郷の美しさを伝えたいと思った。

「風の子守唄」は鎮魂歌。

良いタイミングで風が

吹いてくれた。

悲しさ以上に癒しが届くように

したいと思っている。

4回か5回衣装を替えて2時間。

3曲分を録った。

ロケは大変よ~と妹。

モデルさんがいかに重労働かも

分かったと言う。

ロケ班たったの2人。

「後2人必要よね~」と言いながら

歌と口を合わせる為に

歌入りのノートブックを持って

ギターを抱えて右往左往。

化粧は崩れるし髪の毛は乱れる。

撮影時のヘアメイクを

依頼するつもりでいたけれど

何しろ昨日の今日。

自力でやるしかない。

無事に終えたのが奇跡的だ。

DVDカメラのバッテリーも

ギリギリ持った。

アングルは素人だしホームビデオだ。

あとは編集力で何とかしてもらお。

このあたりの感覚は

レコーディングと一緒です(笑)

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 里山の宝~きたひろしまミュ... | トップ | 感動・小さな発表会 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿