最近のその辺

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気をつけて帰るんだよ。

2020-03-20 22:02:50 | 日記
これが最後、何度でもそう思ってたよ。
好きとかそういうの、わかんないけど、一緒にいたいって思っちゃったんだよ。ごめんね。大好きだったよ。


今度は居酒屋行こうねって。約束なんて言うたいそれたことじゃないけれど。また今度があるって思ってたから。何かの間違えで、何となく会いたくなったりしちゃうかもって。
君の会いたいはいつも気まぐれだったから、また酔っ払ってどうしようも無くなったらきっとへらへらした顔で「また会えたね」なんて笑ってくれると思ってたんだ。

この間、彼女に振られたって言ってたのに、明後日引越しするよって言ってた。別れたって聞くの何回目なんだろって思ってた。その度にほんの少しだけまた会えるかもって思った。
今度の引越しは同棲するんだって。なんだ、わたしが入る隙なんて少しもなかったじゃん。別に好きなんて思ってもないけどね。

「明日引っ越すからさ、今日で会えるの最後だからさ。」
その最後は10分にもならない通話で終わった。
最後だからって会えるわけじゃなかった。ホントは会いたかったよ。
会いたいも好きも言わなかった。

「今までありがとう、ね。」
よそ見しないで、ちゃんと真っ直ぐ歩くんだよ。お酒は飲みすぎちゃダメだよ。幸せになるんだよ。気をつけて帰るんだよ。




いつもそばにいた君の影

2020-03-13 16:01:14 | 日記
君の好きだったあのバンド。あの曲が。あの映画が。
今日も私を作っていた。
いつだって私の「好き」は君の「好きだった」。
ずっと、一緒になれないまま。


一緒にいる時に聞いていた曲は、気がつけば君が口ずさんでいた。

「君が茹であげたパスタはいつも決まって柔らかいけれど、好きだ。なんか好きだったんだ。」

歌は下手だし、ギターも上手くない。そんな君のとなりで下手くそだなぁ、と思いながら横になって聞くのが好きだった。
いつの間にかその曲と自分を重ねていた。いつか君に作ったパスタに嫌いなきのこを入れたから、嫌だと言いながら残さず食べてくれた。

その曲を聞く度に、私は君を思い出してしまう。けれど、きっと、君が思い出しているのは他の誰かで、今一緒にいるのも別の誰かなんだろう。

一緒になれなかった。だからあの時だけは一緒でいたかった。あの曲を聞いていたあの時間だけは、私が君を思うように、君も私のことを思っていてくれたら良かったのに。



あの曲:グッバイマイマリー/My Hair is Bad

気まぐれの連絡 おわり

2020-02-10 08:54:15 | 日記
いつかがまた来ると思っていた。

けれど、そのいつかがいつかのまま、終わった。
もう二度と来ないのだから、いつかとは言わないのだろう。

もしかしたら、会えるかもしれない。
ほんの少し、ほんの少しだけの期待で連絡をしてしまった。

春休み入った?

なんで?笑

暇かなって。

理由とかない。ただ、会いたいと思ったから連絡をしただけだった。けれど、それを素直に伝えられるような関係ではない。

あぁ〜。ごめん、彼女できたんだ、、

あ、そっかぁ。それなら仕方ない。
前にライブ誘ってもらってそれ以来だったからさ。
そうなんだね、お幸せに。

言葉をつければつけるほど、私が負けたような感覚になる。別に彼女出来たかとか聞いてないし。久しぶりに連絡してみただけ。

言われた時にはそれほど悲しい、とか悔しい、とかっていう感情はなかった。ただ、彼の言う「ごめん、彼女出来た。」という言葉の意味を考えてしまっていた。

なんでごめん?謝る必要なくない?なんで、謝られてるの?
分からなかった。どうして「ごめん」だったのか。

後日、友人に話した際に、
きっとごめん、と言われたのは私の気持ちを知っていて彼なりに私に申し訳ないと思っているからだろう、振り回してしまっていたことに対して自覚があるんでしょう。
と言われ、何も言えなくなった。

しばらくしてから、久しぶりに泣いたなぁ~と少し笑って彼との連絡手段を全て消した。
インスタのIDは自然と覚えてしまっているし、きっと調べれば出てくるのだろう。だけど、もう二度と、会えませんように。

薄着で出るには少し寒すぎる外に出て、彼とよく言ったコンビニの前を通った。1週間前、このコンビニは潰れた。彼が私にアイスを買ってくれたり、お酒を買ったり、コンドームを買ったりしたコンビニ。今あるのはコンビニがあったという白い壁だけだった。

少し歩いて別のコンビニに立ち寄り、アイスを買った。彼が好きだったあのアイスを。


気まぐれの連絡 2

2019-12-18 11:46:41 | 日記
前回の続きです

気まぐれに振り回される
また。

家に行っていい、と言ったメッセージが来たのは1時間半前。
ようやくバイトが終わって気づいたのが遅かった。

もう、家帰っちゃったよね?

うんー。残念ー。

なんだよ、別に残念じゃないし。何故か自分に言われたような残念、の言葉が無性に引っかかった。
私が呼んだ訳じゃないもん、残念じゃない。

君が来るから部屋を片付けたけど。
君が来るから好きだと言っていた缶チューハイを買ったけれど。
残念じゃない。



また今度とは言わない。
あれから返事は来ない。
また、君のきまぐれがありますように。


気まぐれの連絡

2019-12-16 03:38:51 | 日記
「結局さよならもいわないで、ね」
前回の続きです。間が空いたので前回の記事から続けてどうぞ。


久しぶりに連絡が来た。
InstagramのDMで「久しぶり。元気してる?」
君がいなくなったおかげで毎日寂しかったよ、なんて言えず久しぶりだね。どうしたの?って。

火曜日にさー、テラスハウスの翔平さんがライブするんだけど一緒に行かん?

突然すぎる連絡。ライブに行こうって。
そんな、急に言われても、バイトだし。

ごめん。バイトだー。

一緒によく見ていたテラスハウス。君が好きだと言ったから見ていた。その日バイトのことを死ぬほど後悔。
会いたかった。

火曜日の夜、そのまま泊まって一緒に見てたドラマ見たかったなー。

またそんなこと言い出す。以前火曜日の夜によく遊び来てきむたくのドラマを一緒に見ていた。彼が来なくなってからは1度も見ていない。君を思い出すから。

あれ以来見てないからどうなってるかわかんないや、笑

「見てる時、○○(私の名前)のことよぎるよ笑」

そんなこと、言われても。
久しぶりに連絡がきて、好きだった人になっていないことが分かった。好きな人、のままだった。


棄てれなかった歯ブラシを、棄てれなくてよかった、と思った。