最近のその辺

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結局さよならも言わないで、ね。

2019-11-24 02:06:44 | 日記

「会いたい時に会いたいと言える関係」
の続きです。

とても短い恋だった。
恋だったのか、愛だったのか、そんなこと分からない。
もしかしたら、好きでもなんでもない、ただ情が湧いてしまっていただけだったかもしれない。そう思う。

彼が最後に来てから、3週間がたった。
置いていったはずの歯ブラシは、あれから1回も使われていない。

もう来ないなら、歯ブラシなんて置いていかないでよ。
あなたが来ないせいで部屋の片付けはしないし、料理もしなくなった。
あなたが来ないせいで。

いつまでも棄てれないミドリの歯ブラシ。
きっと棄てる時はあなたの名前すら、覚えてない時。

そっと彼のLINEをブロックした。
もう二度会えませんように。





もう一度だけ、会えますように。


「愛がなんだ」を見てみたら

2019-11-09 05:32:07 | 日記
以前からずっと見たいと思っていて見れずに過ぎてしまった「愛がなんだ」がAmazonプライムでレンタル開始されていた。
早速レンタルをしたが、48時間のレンタルと表示があり、
「はぁ!?500円で48時間!?見続けても24回しか見れないじゃん!!1日何時間だと思ってんの!?」
と腹を立てながら再生を開始した。


開始3秒で元、好きな人を思い出した。
あぁ、昔の私を見ているみたいだ。多くの人がそう思うような情景で描かれているそれは、心の裏の隅の方を親指と人差し指の先で、ぎゅうっ、と強くつねられているような痛さがあった。

心が痛いとはこのことか。

そう感じた。
でも、嫌ではなかった。
今まで忘れていた「好きな人のため」になんでも出来た自分を思い出して後ろ指をさして、「あの頃の私、あの人のためにあんなに頑張っちゃって。」と笑えるような気持ちになった。

主人公が、友人に質問をされる場面。
「え、付き合い始めたの?」

「ん〜笑 多分?笑」
と返答。

それは、付き合ったという確信がない、曖昧なもので、どうにかわたしは彼女という立場と認めたい様な、早く彼女になりたい様な。かといって、本人に彼女ですか?違いますか?と聞くことも出来ず。結局のところ、言葉にするのならば、「セフレ」と言う3文字になってしまうのだけれど、したくない。だって、デートもするし、一緒にご飯だって食べるし、連絡が来るのもその時だけじゃないし。そう言って、ずっと彼のそばにいるのが辞められない、辞めたいとも思わない、辞めようなんて気サラサラない。

そんな主人公を客観的に見た時に、わたしは引いた。

え、普通そこまでする?
てかなんか重くない?
やばいじゃん…めっちゃ好きじゃん…。

そこまでしてる主人公を見て思った。
前私してたことと一緒じゃん。
きっとこう思われてたのかな、と今更少し悲しくなる。
彼がインフルエンザになったとTwitterで知り、家に食料と届け、誕生日にはブランドの小銭入れをプレゼントした。もちろん革製品で残るもの。

私の方がよっぽどキモイやん笑

それほど好きだった。
金欠で自分がご飯食べれないほどでも片道760円をかけて週3で通った。
朝起きれずに学校をサボり、単位を落としたけれどそれでも彼のためにそばにいたいと思った。

今ではそんな情熱的に好きだと、その人のために、行動ができるような人とは出会えていない。
「愛がなんだ」を観て、その頃の気持ちを鮮明に思い出した。


見終わったあと、「元、好きな人」に連絡をしてしまいそうになったことは誰にも言わない、言えない。



会いたい時に会いたいって言える関係

2019-11-07 01:16:02 | 日記
会いたいなーって思うことが増えた。
彼とはセフレ。良くない良くないってわかっていながらその先に進めないままダラダラと関係が続いてしまう。
最初はそんなんじゃなかったのに。好きになった私が負け。

2週間に一回、私が連絡しないと来ない彼。
行けなかった時は「また誘って!ごめん!」
誘わないと来ないのね。「行ってもいい?」ってたまには言ってもいいじゃん。なんか、私ばっかり好きみたいじゃん。いや、そうなんだけど。

今日はどうしてもセックスをしたくなかった。
ずっと嫌だ嫌だ言って駄々こねてる子どもみたいになっていた。してしまったらそれだけの関係になってしまう。それだけの為に来てるみたいで嫌だった。
結局、私が折れてしてしまうのだけど。
「なんで今日したくなかったの?」
それだけの関係みたいで嫌だったから。
素直に言った。困った顔をしてた。
困らせてごめんね。ダメな私。
しばらくして彼が言った。
「やってから付き合っても長続きしないよ。」
何も言えなかった。やってから付き合えたことがなかった。
きっとそうなのだろう。そういうことがあったのかなって、初めて彼の過去が気になった。


布団に入って動画を見ながらお腹すいたね、コンビニ行こうか。と外に出た。いつも彼はレギュラーのタバコ吸いながら、履いていいよとも言ってないのに勝手に私のサンダルを履いてダラダラとコンビニに向かう。
アイスと肉まんとどら焼きとじゃがりこと。
太るよなんて言われてうるさいよって言ういつもの会話。
何気ない時間が楽しいと思える、今の時間が好きだと思った。

帰って2人で、そのアイスちょーだい。そっちひとくち。交換しあって美味しいねって。
食べ終わって歯磨きして寝よって並んで歯を磨く。
なんで洗面所狭いのにわざわざ一緒に歯磨くのよって思いながら。

また布団に戻っておやすみ。

その次の日、彼は朝が早く、俺出るから送ってって起こされた。
玄関まで出てじゃあね、バイバイと言って見送った。
次会う約束も会う予定もない。またねは言えなかった。言わなかった。
彼を送ってから、私も準備をしようと歯磨きをしに洗面所に向かった時、歯ブラシが1本、増えていた。