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いつかがまた来ると思っていた。
けれど、そのいつかがいつかのまま、終わった。
もう二度と来ないのだから、いつかとは言わないのだろう。
もしかしたら、会えるかもしれない。
ほんの少し、ほんの少しだけの期待で連絡をしてしまった。
春休み入った?
なんで?笑
暇かなって。
理由とかない。ただ、会いたいと思ったから連絡をしただけだった。けれど、それを素直に伝えられるような関係ではない。
あぁ〜。ごめん、彼女できたんだ、、
あ、そっかぁ。それなら仕方ない。
前にライブ誘ってもらってそれ以来だったからさ。
そうなんだね、お幸せに。
言葉をつければつけるほど、私が負けたような感覚になる。別に彼女出来たかとか聞いてないし。久しぶりに連絡してみただけ。
言われた時にはそれほど悲しい、とか悔しい、とかっていう感情はなかった。ただ、彼の言う「ごめん、彼女出来た。」という言葉の意味を考えてしまっていた。
なんでごめん?謝る必要なくない?なんで、謝られてるの?
分からなかった。どうして「ごめん」だったのか。
後日、友人に話した際に、
きっとごめん、と言われたのは私の気持ちを知っていて彼なりに私に申し訳ないと思っているからだろう、振り回してしまっていたことに対して自覚があるんでしょう。
と言われ、何も言えなくなった。
しばらくしてから、久しぶりに泣いたなぁ~と少し笑って彼との連絡手段を全て消した。
インスタのIDは自然と覚えてしまっているし、きっと調べれば出てくるのだろう。だけど、もう二度と、会えませんように。
薄着で出るには少し寒すぎる外に出て、彼とよく言ったコンビニの前を通った。1週間前、このコンビニは潰れた。彼が私にアイスを買ってくれたり、お酒を買ったり、コンドームを買ったりしたコンビニ。今あるのはコンビニがあったという白い壁だけだった。
少し歩いて別のコンビニに立ち寄り、アイスを買った。彼が好きだったあのアイスを。
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