丼季報亭「8万時間の休息」

旅の記録や季節の便りそれに日々の思いを軽いトーンで綴ってみました。

517.「紅葉の福島・山形秘湯巡りの旅」 滑川温泉と姥湯温泉へ

2018-10-22 09:23:43 | 旅の記録

紅葉の福島・山形秘湯巡りの旅です。

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10月18日(木) 大宮駅 10:26発 の山形新幹線「つばさ 135号号」で福島駅に向かいました。
11:32福島駅着 奥羽本線12:51発に乗り換え→ 13:20峠駅 へ
 

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峠駅 からは滑川温泉・姥湯温泉・五色温泉へと三つの温泉へのルートがありますがまずは初日の宿である「滑川温泉・福島屋」に向かいました。 

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滑川温泉は 東吾妻の一峰一切経山への山道の途中、東大嶺に源を発する前川上流の切り立つような北谷の山中にあり、標高約850m、前川にかかる吊り橋のあたりの谷底は、一枚岩で流れる川底が美しく、新緑の春、避暑の夏、秋には素晴らしい紅葉。そして、付近には、亀滝・布引滝・日本の滝百選に選ばれた大滝など、数多くの名勝があります。

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お風呂は全て源泉掛け流し。3つの自家源泉からは乳白色の濁り湯が絶え間なく浴槽に注がれ、惜しげもなく使い捨てにされています。自然のものを自然のままに、加水・加温・循環消毒は一切行っていません。数々の温泉ファンを唸らせる、極上の温泉と宿の自慢のお料理を堪能しました。 快適な入浴後この宿の自慢の夕餉に大満足です。

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滑川温泉は文明8年(約530年前)、大沢の郷士斉藤盛房がこの付近の川を渡る際、岩石を滑り倒れ、その時手に温かい石を感じ温泉の湧出を発見しました。そこから「滑川」と称されるようになり宝歴13年(約250年前)、上杉藩主の許を得た当館(現在の福島屋)笹木正直が開湯し現在に至ります。

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詳しくは旅のブログサイト4Travel 
「紅葉の福島・山形秘湯巡りの旅」(1)滑川温泉 秘湯で宿の自慢の夕餉を堪能でご紹介
URL: https://4travel.jp/travelogue/11414805


二日目は滑川温泉から姥湯温泉へ移動。 林道を4. 3 km、歩くと姥湯温泉・枡形屋 へ行くことができます。

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姥湯温泉 桝形屋は、吾妻連峰の北側、標高1300Mの奥深い谷間に位置し、南画世界を思わせる奇岩怪岩が聳え立つ絶壁に三方を囲まれています。

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米沢の吾妻山温泉に、著名な湯が三つ(滑川・姥湯・五色)あり、中でも姥湯温泉は最も山が深く静かで、その風景は最もすぐれています。姥湯温泉・枡形屋 後奈良天皇時代天文二年(一五三三)大字大沢の遠藤大内蔵が発見して開湯、のちに桝形屋を開業し、現在の当主は一七代目になります。

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桝形屋の背後にはコメツガ・ブナ・ダケカンバなどの原生林時折カモシカが姿を見せるといった仙境の中に宿を構えております。
姥湯温泉のそのすぐれた景観は山形県内の温泉中第一といわれ、とくに春の新緑・秋の紅葉は見事です。
岩壁から噴き出す湯口は、六ヶ所。桝形屋にはそのうち一本を使い、他は川へ流れ落ちています。

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宿の近くに大きな露天風呂が二つあり温度も高温です。桝形屋の自慢は、山菜料理と野趣あふれる露天風呂で、谷川の音、鳥のさえずりをききながら眼前にのしかかる渓谷美を仰いでの入浴は心身共に癒されます。
 

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姥湯温泉の由来:鉱山師だった桝形屋初代が鉱脈を求めて山々を渡り歩いているとたまたまこの地へやって来た。
すると露天風呂に髪の長い女性が湯浴みしているではないか。こんな山奥で女が湯浴みとはと驚き、おそるおそる近づけば、なんと、赤ん坊を抱いた恐ろしい形相の山姥であった。思わず逃げ腰になると、山姥はそんな因果な山師などやめて、この湯の湯守にならんかいと云い残し、赤ん坊もろとも山姥の姿はどこかえ消えてしまったという。それ以来、この湯を姥湯と名づけ、現在に至ると言い伝えられております。(姥湯温泉の由来原文のままです)

三日目帰路 創業明治27(1894)年の峠の茶屋に立ち寄りました。

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ランチタイムは福島市で今流行りの古民家カフェ 蔵室宮(クラシック) で店主自慢の料理をいただきました。

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詳しくは旅のブログサイト4Travel
「紅葉の福島・山形秘湯巡りの旅」(2)姥湯温泉・枡形屋 峠の茶屋と古民家カフェ「蔵室宮」でご紹介
URL:https://4travel.jp/travelogue/11415049
今回も良いお仲間と良いお天気に恵まれ 山奥の紅葉の時期にジャストミート。
あっという間の3日間 とても楽しく過ごせました。

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いつもいつも ご一緒いただいた皆様 有難うございました。

注)記事中 各地の紹介はフリー百科「ウイキペディア」および宿と現地公式サイトから抜粋引用したものです。


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