丼季報亭「8万時間の休息」

旅の記録や季節の便りそれに日々の思いを軽いトーンで綴ってみました。

333.「つばさ」舞台は長瀞&ナウマン象

2009-07-28 00:20:02 | テレビ番組

朝の連ドラ「つばさ」今週の舞台は長瀞(ながとろ)です。長瀞は、埼玉県秩父郡北東部の地名です。 都心部から2時間以内の位置にある自然の渓谷で知られています。

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 長瀞渓谷は、1878年(明治11年)、地質学者ナウマン博士の調査によって再発見された国指定の名勝・天然記念物。埼玉県秩父郡長瀞町に位置し、荒川上流部の渓谷で、その全長は約6kmです。

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地質学者ナウマン博士は「ナウマン象」の発見者としても知られています。


 ▼「ナウマン象」:最初の標本は 明治時代初期に横須賀で発見され、外国人ハインリッヒ・エドムント・ナウマン(1854~1927)により研究、報告されたものです。

 その後 1921年 浜名湖北岸、遠江國敷知郡伊佐見村佐濱(現静岡県浜松市佐浜)の工事現場で牙・臼歯・下顎骨の化石が発見されています。

  京都帝国大学理学部助教授 槇山次郎は、1924年にそれが ナルバダゾウ(Elephas namadicus )の新亜種であるとして これを模式標本とし、日本の化石長鼻類研究の草分けであるナウマンにちなみ "Elephas namadicus naumannni"と命名しました。

 これにより和名は ナウマンゾウと呼ばれることになったのだとか。

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 ライン下りと岩畳(特別天然記念物)が有名で、カヌーやラフティング、キャンプ地としても知られています。名物は豚のみそ漬け(秩父名物)と天然氷のかき氷。秋には近くでりんご狩りなど素朴な楽しみも味わえます。

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 岩畳が有名ですが、岩畳 とは三波川変成帯と呼ばれる変成岩帯が地表に露出しているところを指します。なめらかな壁面は、南北方向にのびる垂直の割れ目(節理や断層)にそって、岩がはがれ落ちて形成されたと言われています。

身近なところにある大自然の渓谷 長瀞。
 
お時間があるときに一度お出かけになってはいかがでしょうか



今日もお立ち寄りいただいて有難うございます。



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