関東地方は間もなく梅雨入りしそうな様子ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか? 4年間続いているゴルフの早朝練習が終わると汗びっしょりで 帰宅後シャワーが欠かせない季節となりました。
気象庁のデータによれば今年東京では最高気温25度以上を19回も記録したまるで初夏みたいな5月も終わり6月に入りました。6月21日が夏至ですから正式に夏の初めです。
一般に6月は水無月(みなづき)ともいわれていますが、本来は陰暦6月の異称です。
北海道を除く各地では梅雨の時期であり降水量が多くなるのですが、沖縄では間もなく梅雨が明け灼熱の真夏へ向かっていきます。
さて水無月の由来には諸説あるようですが、水無月の「無」は「の」という意味の連体助詞「な」であり「水の月」であるとする説が有力だそうです。 神無月の「無」が「の」であり、「神の月」であるということと同じです。
田植が終わって田んぼに水を張る必要のある月「水張月(みづはりづき)」「水月(みなづき)」であるとする説もあります。文字通り、梅雨が明けて水が涸れてなくなる月であると解釈されることもありますが、これは俗説(語源俗解)だとか。 他に、田植という大仕事を仕終えた月「皆仕尽(みなしつき)」であるとする説、などもあります。
2016年から2018年の3年間は日本では6月は祝日がない唯一の月となっています。 不思議なことに、過去にもこの月に祝日が存在したことがありません。
これは皇室由来の節目の日もなく、庶民の生活も農繁期で 祭礼や年中行事などを行う日を「ハレ」の日がなかった点が影響しているようです。
一部で時の記念日(6月10日)などの休日化を目指す動きがあります。
過労死弁護団全国連絡会議は労働者の過労死が6月に多いため、厚生労働省に2001年6月8日、祝日のない6月に祝日を新設することを申し入れたことがあります。
しかし、この一方で「日本は諸外国より祝日が多すぎる」と祝日の制定に否定的な意見もあります。 2018年時点では日本の祝日は16日であるのに対し、アメリカは10日、イギリスは8日、フランスは13日です。
そんなこんなで祝日を所管する内閣府も6月に祝日の制定することを検討していないみたいです。休日の増加もそれはそれで新たに問題も発生するようで万事良いことづくめではないようですね。
プロ野球は交流戦が始まって相変わらず「実力のパ」・「人気のセ」が証明されています。
巨人の弱体化に伴い日曜日に巨人戦のテレビ中継がないことも異常事態でなくなるようでは寂しい限りです。
MLBでは二刀流大谷翔平選手が持ち味の可愛さに加え 「走・攻・守」全てデータ的にも証明され人気もうなぎのぼりです。 ファンだけでなく大リーガーの中にも好感を持つ選手が続出、とりわけメディアにとても愛されているのは大きな強みと言えます。当初の二刀流に否定的なスポーツ記者の大半が好意的評価に転じています。
打席に入る前に一礼するので、審判もメロメロだとか。審判に気に入ってもらえさせすれば「鬼に金棒」きわどいところはすべて有利な方向に行くのが過去の傾向です。
走力にも注目されていて MLB公式データ解析システム「スタットキャスト」の専門記者デービッド・アドラー氏は自身のツイッターで「ショウヘイ・オオタニが代打でシフトの穴を見つけた。 内野安打での走塁スピードは秒速28.6フィート(秒速8.72メートル・時速だと約31キロ)です。なおMLB平均は27フィート(時速約29キロ)。
すなわち ホームから一塁まで4.10秒で駆け抜けた」とその走力を称えています。
今の大谷を見ていると往年の松井や長嶋茂雄を彷彿とさせますね。 誰もが彼に理想のヒーロー像を重ねているので、どんなに些細な出来事も良いイメージで伝わっていくみたいです。
なぜそうなるのか。「もちろん結果を出しているというのが第一です。加えて、大谷が生来持っている“愛されキャラ”がとても大きいと思いますね。それと、年俸が低いことですね。 大谷の今季の年俸はメジャー最低水準の約6000万円だそうです。 もし彼が100億円、200億円貰っていたとしたら、どんなに活躍してもそうそうは褒めてくれないでしょうね。
私なんかテレビで観ていて、大谷選手の楽しそうにプレーしている様子が微笑ましくて、まるで孫の成長を喜んでいるようで笑ってしまいます。何とかケガしないでシーズン通して頑張ってほしいものです。
さて今日5日中国地方が梅雨入りし、関東地方は明日6日梅雨入りする見込みとのことですが、真夏に向けて日一日と暑さが増していきそうです。どちら様も熱中症にはくれぐれもご注意を・・・。