京都に3度目の緊急事態宣言が適用となる直前に、鯖街道沿道の山里である滋賀県の朽木(旧朽木村、現高島市)を訪ね、山の幸を堪能してきました。
京都から、かつての鯖街道のルートの一つである国道を北へとひた走り、新緑に囲まれた一軒家の食事処でいただく山のごちそうの美味しさは、格別なものでした!
食事処へ赴く前に、地元の日帰り温泉施設で軽くひとっ風呂浴びて、寛ぎのひと時も過ごしました♪
出発時に、駐車場(青空駐車場)に駐めてある車が、花粉や鳥の落とし物等であまりにも汚れていたので、洗車場にて汚れをサッパリ洗い流してから、朽木へ向けてドライブ開始!
京都の街中を抜け、国道367号線を北へと向かい、三千院等の寺院がある、大原の辺りまで走ってきました。
9時20分頃に宇治市内にある洗車場を出発して、既に1時間程が経過しています。
この辺りはまだ京都市内(左京区)ですが、大原を過ぎると程なく、府県境を越えます。
途中越(とちゅうごえ)という、面白い名前の峠を越えて、京都府から滋賀県へ。
峠の名のとおり?!、目的地はまだ先ですw
途中を過ぎると、また別の峠に差し掛かり、ヘアピンカーブの続く山道を上り詰めた先には、峠のトンネルが坑口を構えていました。
峠の名は花折峠(はなおれとうげ)で、トンネル名も、峠の名を冠しています。
花折峠を越えると、のどかな山里の趣の車窓風景が開けます。
入母屋造りの民家に、レトロな看板広告…素敵な眺めです^^
山肌の新緑に、季節の進み具合を感じますね。
やがて、目指してきた朽木(くつき)へと至り、国道に付き添ってくれているかのように流れてきた、安曇川(あどがわ)を渡ります。
国道と共に北へと流れてきた安曇川はこの後、東へと流れの向きを変え、琵琶湖へと注ぎます。
思っていたよりも水量が豊かで、河原も広く、大きな川でした。
洗車場から約70kmの道程を1時間40分程かけて、最初の目的地である、「くつき温泉 てんくう」へ到着。
お昼前の少々早い時間帯でしたが、入浴客は概ね地元の方々と思しき人達のようでした。
空いていて、内湯、露天風呂、サウナと、一時間程ゆったり久々の温泉を堪能しました。
心身共にスッキリしたところで、お昼ご飯をいただきに、お目当ての食事処へ向かいます。
「くつき温泉 てんくう」から車で約15分、もと来た国道367号線を10km弱程京都方面へと戻り、国道から枝道へ入り、安曇川の対岸にある、「お食事処 はせ川」へ。
山裾の緑に囲まれた一軒家で、隠れ家的なお店です。
お店への最終アプローチは、とても狭い道をヘアピンカーブしてかなりキツい登り坂…ヘアピンカーブは、小型車でないと、一度で曲がるのは中々困難と感じられました;;
お店へ到着したのは、13時頃。
掘りごたつ式のカウンター席に着き、食べるものを注文。
せっかくの機会なので、奮発しておまかせ料理を頼みました♪
可愛い柄の、おしぼり^^
広げてみると、かなりの大きさ。
手拭きに、シッカリ役立ちます。
最初に、付出しです。
ウドと茗荷の和え物、タケノコとワラビ、蒟蒻、きんぴら等、始めから山の幸がいっぱい♪
シャッキリしたウドの歯応えと爽やかな茗荷の風味が、素敵な美味しさの和え物でした。
タケノコもまた、春の味ですね。
続いては、岩魚のお造りです(^г^)
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
岩魚は、塩焼きをよく見ますが、お造りをいただくのは、これが初めてです。
白身に仄かな赤身が掛かった、艶やかな身には、見るからに食欲を刺激されます!
モッチリとした、舌に絡むような食感と共に、クセのないスッキリとした美味しさを味わいます。
臭みもなく、タップリと盛られたお造りを堪能することができて、幸せでしたw
続々と、料理が運ばれてきます。
椀物は、栃餅の揚げ出し汁。
栃餅も、食するのは実に久しぶりで、どこか懐かしいような、素朴なお味でした。
揚げてあるので、香ばしさが加わり、食感はもちろん、風味までが円やかに感じられて、ホッコリとした気分に。
キノコもタップリ入っていて、美味しくいただきました!
メインディッシュ的な位置づけでしょうか…岩魚の塩焼きです。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
レモンをかけて、サッパリ風味でいただきます。
頭からかぶり付き、全身丸ごと美味しく食しました。
塩焼きとはいえ、塩の味も極力抑えて、岩魚そのものの風味を味わえる焼き加減で、ふっくら焼き上がった白い身の柔らかさと美味しさが、素晴らしい岩魚でした。
岩魚の骨せんべい。
お造りにした岩魚のものでしょうか。
パリッと揚がったものをポリポリと、添えられていた獅子唐と共に味わいます。
豊かな自然の恵みを、思いきり堪能していました。
地鶏のサラダです。
このお店の所在地である朽木は、現在は町村合併により高島市となっていますが、高島といえば、鶏の郷土料理があるので、納得の一品です。
地鶏の切り身は3切れ盛られていましたが、見た目から想像した以上のボリュームがあり、しっかりと美味しくお腹へ納まりましたw
ご飯ものは、鯖寿司かとろろめしの2択で、鯖寿司をチョイスしました。
味噌汁も、一緒に付いてきます。
京都で見る、もの凄く肉厚な鯖の身ではなかったですが、口当たりの優しい風味は、家庭的な美味しさ。
何切れでも食べたくなる、鯖の押し寿司でした。
デザートは、羊羹でした。
山里の郷土料理に相応しい、素朴な味わいで、山のご馳走を締めてくれました。
岩魚がメイン(お造り&塩焼き)な感じの、おまかせ郷土料理の昼ご飯。
久しぶりに、山の幸の美味をお腹一杯に味わえる、幸せなひと時を過ごしました!
朽木の味覚、ごちそうさまでした。
京都から、かつての鯖街道のルートの一つである国道を北へとひた走り、新緑に囲まれた一軒家の食事処でいただく山のごちそうの美味しさは、格別なものでした!
食事処へ赴く前に、地元の日帰り温泉施設で軽くひとっ風呂浴びて、寛ぎのひと時も過ごしました♪
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出発時に、駐車場(青空駐車場)に駐めてある車が、花粉や鳥の落とし物等であまりにも汚れていたので、洗車場にて汚れをサッパリ洗い流してから、朽木へ向けてドライブ開始!
京都の街中を抜け、国道367号線を北へと向かい、三千院等の寺院がある、大原の辺りまで走ってきました。
9時20分頃に宇治市内にある洗車場を出発して、既に1時間程が経過しています。
この辺りはまだ京都市内(左京区)ですが、大原を過ぎると程なく、府県境を越えます。
途中越(とちゅうごえ)という、面白い名前の峠を越えて、京都府から滋賀県へ。
峠の名のとおり?!、目的地はまだ先ですw
途中を過ぎると、また別の峠に差し掛かり、ヘアピンカーブの続く山道を上り詰めた先には、峠のトンネルが坑口を構えていました。
峠の名は花折峠(はなおれとうげ)で、トンネル名も、峠の名を冠しています。
花折峠を越えると、のどかな山里の趣の車窓風景が開けます。
入母屋造りの民家に、レトロな看板広告…素敵な眺めです^^
山肌の新緑に、季節の進み具合を感じますね。
やがて、目指してきた朽木(くつき)へと至り、国道に付き添ってくれているかのように流れてきた、安曇川(あどがわ)を渡ります。
国道と共に北へと流れてきた安曇川はこの後、東へと流れの向きを変え、琵琶湖へと注ぎます。
思っていたよりも水量が豊かで、河原も広く、大きな川でした。
洗車場から約70kmの道程を1時間40分程かけて、最初の目的地である、「くつき温泉 てんくう」へ到着。
お昼前の少々早い時間帯でしたが、入浴客は概ね地元の方々と思しき人達のようでした。
空いていて、内湯、露天風呂、サウナと、一時間程ゆったり久々の温泉を堪能しました。
心身共にスッキリしたところで、お昼ご飯をいただきに、お目当ての食事処へ向かいます。
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「くつき温泉 てんくう」から車で約15分、もと来た国道367号線を10km弱程京都方面へと戻り、国道から枝道へ入り、安曇川の対岸にある、「お食事処 はせ川」へ。
山裾の緑に囲まれた一軒家で、隠れ家的なお店です。
お店への最終アプローチは、とても狭い道をヘアピンカーブしてかなりキツい登り坂…ヘアピンカーブは、小型車でないと、一度で曲がるのは中々困難と感じられました;;
お店へ到着したのは、13時頃。
掘りごたつ式のカウンター席に着き、食べるものを注文。
せっかくの機会なので、奮発しておまかせ料理を頼みました♪
可愛い柄の、おしぼり^^
広げてみると、かなりの大きさ。
手拭きに、シッカリ役立ちます。
最初に、付出しです。
ウドと茗荷の和え物、タケノコとワラビ、蒟蒻、きんぴら等、始めから山の幸がいっぱい♪
シャッキリしたウドの歯応えと爽やかな茗荷の風味が、素敵な美味しさの和え物でした。
タケノコもまた、春の味ですね。
続いては、岩魚のお造りです(^г^)
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
岩魚は、塩焼きをよく見ますが、お造りをいただくのは、これが初めてです。
白身に仄かな赤身が掛かった、艶やかな身には、見るからに食欲を刺激されます!
モッチリとした、舌に絡むような食感と共に、クセのないスッキリとした美味しさを味わいます。
臭みもなく、タップリと盛られたお造りを堪能することができて、幸せでしたw
続々と、料理が運ばれてきます。
椀物は、栃餅の揚げ出し汁。
栃餅も、食するのは実に久しぶりで、どこか懐かしいような、素朴なお味でした。
揚げてあるので、香ばしさが加わり、食感はもちろん、風味までが円やかに感じられて、ホッコリとした気分に。
キノコもタップリ入っていて、美味しくいただきました!
メインディッシュ的な位置づけでしょうか…岩魚の塩焼きです。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
レモンをかけて、サッパリ風味でいただきます。
頭からかぶり付き、全身丸ごと美味しく食しました。
塩焼きとはいえ、塩の味も極力抑えて、岩魚そのものの風味を味わえる焼き加減で、ふっくら焼き上がった白い身の柔らかさと美味しさが、素晴らしい岩魚でした。
岩魚の骨せんべい。
お造りにした岩魚のものでしょうか。
パリッと揚がったものをポリポリと、添えられていた獅子唐と共に味わいます。
豊かな自然の恵みを、思いきり堪能していました。
地鶏のサラダです。
このお店の所在地である朽木は、現在は町村合併により高島市となっていますが、高島といえば、鶏の郷土料理があるので、納得の一品です。
地鶏の切り身は3切れ盛られていましたが、見た目から想像した以上のボリュームがあり、しっかりと美味しくお腹へ納まりましたw
ご飯ものは、鯖寿司かとろろめしの2択で、鯖寿司をチョイスしました。
味噌汁も、一緒に付いてきます。
京都で見る、もの凄く肉厚な鯖の身ではなかったですが、口当たりの優しい風味は、家庭的な美味しさ。
何切れでも食べたくなる、鯖の押し寿司でした。
デザートは、羊羹でした。
山里の郷土料理に相応しい、素朴な味わいで、山のご馳走を締めてくれました。
岩魚がメイン(お造り&塩焼き)な感じの、おまかせ郷土料理の昼ご飯。
久しぶりに、山の幸の美味をお腹一杯に味わえる、幸せなひと時を過ごしました!
朽木の味覚、ごちそうさまでした。
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