時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

晩秋の四国瀬戸内巡り-2~フェリーで小豆島へ

2012-12-21 06:28:17 | 日本
 岡山で1泊した翌朝、フェリーで小豆島へと渡りました。

 三連休の初日となるこの日は、朝から生憎小雨混じりの肌寒い天候、深い緑掛かった暗めのトーンの海を、フェリーは小豆島目指して進みます。

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 宿泊したホテルが直結していた岡山駅からタクシーで約20分、小豆島へと渡るフェリーが発着する新岡山港の待合ロビー。

 左手のドアを出て奥に少し進んだ所が、乗り場となります。



 小豆島からのフェリーが、新岡山港に到着しました。

 航路(Olive Line)、船名(おりいぶ丸)共に、小豆島に因んだ名称になっています^^



 いよいよ乗船です!

 フェリーで島へ渡るのは、昨年(2011年)のクロアチア旅行でザダルからドゥギ島へと向かった時以来で、ワクワクしながら乗船しました♪

 岸壁の設備や、接岸時の状態等、ザダルとの違いを無意識に比べていました。。。
 …優劣ではなく(ザダルの岸壁の雰囲気やヤドロリニヤのフェリーは大好きです!)、お互いのお国柄がよく出ていると思います…。



 フェリーは9時30分に新岡山港を出発して、既に1時間が経過しています。

 灰色の空を映した瀬戸内海の海面に航跡を刻んで、小豆島を目指します。



 おりいぶ丸の甲板は、肌寒い小雨模様の天候とあって、人出も少なかったです。
 既に小豆島の姿を大きく望むことができるまでの所に到達しています。

 一方、この甲板の下にある船室は、三連休の初日ということもあり、ほぼ満席の状態でした。

 あと10分程で到着です。



 山々が連なる、小豆島の壮観な姿。

 小豆島は、瀬戸内海では淡路島に次いで大きな島ということは知っていましたが、頭の中のイメージ以上に大きく、また、険しい地形であることに驚きました。



 小豆島・土庄(とのしょう)港の岸壁が見えてきました。

 この後、おりいぶ丸は舳先を右へ向けてから左へバックして、新岡山とは逆に後部を岸壁に接岸させます。



 10時40分、定刻に土庄港に到着しました。

 小豆島に、初上陸です!

 なお、上記リンク先のウィキペディアにも記述がありますが、地元では「しょうどしま」の「しょ」にアクセントを置いて発音しています。



 小豆島では、当初レンタカーを借りようかと考えていましたが、目的地での駐車スペースの懸念から、タクシーを借り切って島内を巡ることにして、その予約をしてありました。

 土庄港で待っていてくださったタクシーに乗り込んで、小豆島巡りが始まりました。

 土庄港を出て少し走ると、世界一狭い海峡(ギネス認定)という、土渕海峡(どふちかいきょう)に沿った道路を走ります。
 このタクシーと、車窓に見えている家々との間が土渕海峡、れっきとした「海」であり、タクシーで走っている側は「前島」といい、厳密には家が建っている側の「対岸」である小豆島とは、この土渕海峡で隔てられている別の島です。



 複雑な形をした山がちな島のため、海沿いを走っていても、変化に富む景色を楽しめます♪



 タイルの貼られた防波堤。

 山に生える木々は、ここ小豆島でも、紅葉の見頃を迎えてるようです。



 海岸を離れると、すっかり景色は山の景色へと、ガラリと変わりました!

 長く裾野を引いた険しい岩山で、とても「島」とは思えない雄大な風景に見とれていました。

 緑の木と色付いた木とが混じり合った、パッチワークのような美しい山肌の眺めも、見飽きることがありませんでした。



 大きな岩場の下に建っていた、小さな祠のような建築物。

 小豆島で最初の訪問地である景勝地まで、あとすぐです。



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2 コメント

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Unknown (タヌ子)
2012-12-22 06:49:56
船での旅は目的の島が見え始めてくると、期待で胸がふくらみますよね。
フェリーに乗るたびに、子供の頃、毎年夏休みに新潟から両親の実家がある佐渡に渡るフェリーの中でのワクワク感が蘇ってきます。
『二十四の瞳』の影響かもしれませんが、小豆島では温かい人々との出会いが期待できそうな気がします。
この島でどんな美味しいものとの出会いが待っているのか、これからの展開が楽しみです。
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タヌ子さん。 (taろう)
2012-12-22 08:52:30
船旅は、ゆったりとしたスピード感や、甲板等で外気に当りながら景色を眺められるのが醍醐味ですよね。
目的の島が見え始めてからも、到着までかなりの時間を要するので、その間に期待感も膨らむのでしょう。
船の中でも、フェリーには特に開放感を感じ、乗船時に気分が高まります。
小豆島ではバスなどの便もそれ程良くなく、駐車場等の施設も少々難あり…とのことで、貸切タクシーもよく利用されているようで、私が乗車したタクシーの女性運転手さんが、とても感じの良いガイドをしてくださり、初訪問の小豆島に好印象を抱いた大きな理由となりました^^
その日のうちに高松へ渡る駆け足の行程でも、その魅力を存分に感じた旅となりました。
美味しいものの登場まで、今しばらくお待ちを(^^;
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