時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

2015 バスク・バルセロナ紀行-44~LH1813便 バルセロナから帰国の途へ

2016-11-30 00:16:10 | ビジネスクラス
 遂に、スペインを発ち、日本への長い帰国の途へ就く刻となりました。

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 帰国のルートは、発地がバルセロナとなる他は、ミュンヘン、東京(羽田)を経由して、大阪(伊丹)へと至る、往路の逆方向となります。

 午後の陽光眩しいバルセロナを出発し、まずは羽田行の便の待つ、ミュンヘンへ。
 2時間のフライトを経て、ミュンヘンンに到着する頃には、とっぷりと日も暮れていた、晩秋のヨーロッパでした。



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 バルセロナ(Barcelona)の空の玄関口、バルセロナ=エル・プラット空港(カタルーニャ語:Aeroport de Barcelona - el Prat スペイン語:Aeropuerto de Barcelona - El Prat)。

 空港に2つあるターミナルのうち、2009年に供用を開始した、新しい方の、第1ターミナルです。
 広々として明るいターミナル内は、開放感に満ちています♪

 搭乗するミュンヘン(München)行の運航会社である、ルフトハンザ(Lufthansa)のカウンターで、チェックイン。
 預け荷物は、羽田までスルーで預けます。



 出発まで、ラウンジで休むことに。

 エル・プラット空港のラウンジは、「文化と芸術の街」の玄関口らしく、スタイリッシュで垢抜けた印象のデザインです。



 ラウンジは、木目調や暖色系のインテリアを基調として、寛ぎ易さと格調高さとが、程良いバランスでまとめられています。
 革張りのソファも個々がとても大きく、ゆったりとした気分で、出発までのひと時を落ち着いて過ごすことができました^^

 7年前(2009年)にも、マドリー(Madrid)のバラハス空港(スペイン語:Aeropuerto Adolfo Suárez Madrid-Barajas)のラウンジを利用しましたが、スペイン(スペイン語:España カタルーニャ語:Espanya)の空港のラウンジは、居心地や雰囲気の良さでは、とてもハイレベルだと思います。



 フライト中の機内でも、それなりのボリュームの食事が出るであろうと、ラウンジでは、軽めの食べ物で済ませました(^^;)

 せっかくスペインに居るので、最後の食べ物も、フランスパンのハムサンドにしました♪
 本当に、フランスパンとハムとの相性は、素晴らしいですねぇ!!
 軽めとはいっても、中々のボリュームでした。

 付け合わせは、何故かポテトチップス。
 視界に入った瞬間、無性に食べたくなってしまいましたw
 ダブル炭水化物…やっぱり美味しい!



 搭乗時刻が近付いてきたので、ラウンジから搭乗口へと移動。

 搭乗口周辺は、目一杯ガラス張りとした、眺めも良くて明るい雰囲気です!
 お天気も、雲一つない快晴で、絶好のフライト日和となりそう♪

 搭乗口の背後で、ちょうど離陸している飛行機ですが、よく目を凝らしてみると…。



 総2階建である、世界最大の旅客機、エアバスA380でした!

 エミレーツ航空(アラビア語:الإمارات 英語:Emirates)のフライトで、バルセロナ~ドバイ(アラビア語:دبي 英語:Dubai)間をエアバスA380による毎日運航を開始した2014年に、エル・プラット空港は、同型機が毎日就航するスペイン初の空港となったとの事です。



 私が搭乗するのは、ルフトハンザのLH1813便ミュンヘン行。
 このフライトはコードシェア便であり、ANAもこのフライトに、NH6076便の便名を付しています。
 今回、ANAで航空券を購入しており、チケットには、NH6076便で記載されています。

 出発時刻は15時45分、その30分前の15時15分が搭乗時刻。
 間もなく、搭乗開始です。

 ディスプレイには、ミュンヘンの気温が…2℃?!
 上着を脱いでいても、汗ばむ程暖かかったバルセロナでは、ちょっと想像のつかない温度です;



 LH1813便となる、ルフトハンザのエアバスA321機。
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 ミュンヘンまで、2時間お世話になります!
 撮影後、搭乗しました。



 ヨーロッパ内のフライトのビジネスクラスは、横3列シートの中央席をテーブルとして、2人掛けとする仕様。
 シート自体は、エコノミークラスと同じですが、2時間の飛行時間なので、シートピッチの狭さも苦になりません。

 それにしても、規制やLCCとの競争等、条件が違うせいもあるのでしょうが、ANAやJALの国内線の上級クラスのサービスは、こうしてみると驚異的ですね!



 さて、いよいよテイクオフです。

 今回の旅路も、名残は尽きませんが、必ずまた訪れることを心に誓って、魅惑の大地に別れを告げます。



 バルセロナを出発したLH1813便は、一路ミュンヘンへと、進路を取ります。
 離陸後は、バルセロナの街を、海上から望むことができました。
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 さようなら、バルセロナ。
 きっと、また来ます!



 コンデジのズームを目一杯かけて、サグラダ・ファミリア(Sagrada Família)を捉えることができました!
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 画像中央少し右寄りに、個性的な尖塔が、ピンぼけながらもハッキリと見てとれて、満足w
 きっと、この時でも、多くの人々が訪れていて、感動に浸っていることでしょう^^



 上昇中で揺れる機内から、目を皿のようにして、バルセロナでの、もう1つの「巡礼地」、カンプ・ノウ(Camp Nou)を探して…見つけました!!
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 こちらは、画像中央から左端近くとなってしまいました;
 四角い屋根と観客席の一部、そしてスタジアム外壁が、クッキリと午後の陽射しに映えて、市街地に浮き上がって見えています。

 この日は20時45分から、カンプ・ノウでは、UEFAチャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)の、バルサ(Barça) vs ASローマ(AS Roma)のゲームが行われる予定の日でした。
 観たかったなぁ…(T_T)



 バルセロナ沖から離れて程なく、お待ちかねのw、機内食タイムとなりました♪
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 流石は、爆喰いすることで定評のある?ドイツ人の国のフラッグキャリア、ワンプレートながら、盛り沢山の(この、ぶちまけたかのような無造作な盛り方も、お国柄w)食事が、運ばれてきました。
 飲み物は撮影を忘れてしまいましたが、アップルジュースをお願いしました。

 エビのチリソースがけと、チキンと豆と野菜のサラダ。
 見栄えはともかくとして(^^;)、味は美味しかったです^^

 7年前とは、比べ物にならない程レベルアップした、ルフトハンザのヨーロッパ路線の、機内食でした。



 デザートは、上部をチョコレートでコーティングされた、プリンでした。

 チョコレートとカスタードの、ダブルの甘みが濃厚なデザートです。
 それでも、ちょっとクセになりそうな甘味でしたw



 食後は、ゆったりと、コーヒータイム。

 ルフトハンザのロゴがあしらわれた、このカップ(もちろん陶製です)の肉厚で実用的なデザイン。
 やはり、ドイツを彷彿とさせますね。



 デザートとは別に、チョコレートの小箱も、機内食には付いていました。

 本当に、ヨーロッパの人は、甘いもの(特にチョコレート)に目がないですねw
 機内で暇を持て余し、口寂しいと、ついホイホイと口へ運んでしまい、気付けば、あっという間になくなっていましたw



 バルセロナを飛び立って、そろそろ1時間が経過。
 17時近くになると、空は急速に光を失っていきました。

 眼下を、1機の飛行機が雲を引きながら、別方向へと飛び去って行きます。
 航空路が過密状態なヨーロッパのフライトでは、こうした光景をよく目にします。



 アルプス上空でしょうか…連なる山々の頂は、雪に覆われていました。

 飛行機が飛んでいる上空は、まだ明るさを保っているものの、谷間の集落では既に灯が点っているようです。
 きっと、もう真っ暗になっているのでしょうね。

 ミュンヘン到着まで、あと30分程です。



 ミュンヘンの街が見えてくる頃には、窓の外の眺めは、すっかり夜景となっていました。
 つい2時間程前には、バルセロナで眩しい陽光に包まれていたことが信じられない位の、急速な日没にビックリです!

 LH1813便は、徐々に高度を下げて、着陸態勢に入っています。



 ミュンヘンやその近郊の街灯りが見え始めてから15分程で、LH1813便は、ミュンヘン=フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港(Flughafen München Franz Josef Strauß)へ着陸。

 様々な色の灯火に彩られた夜の空港の幻想的な美しさは、世界共通の眺めですね!



 17時45分のほぼ定刻どおりに、LH1813便はミュンヘンへ到着しました。
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 2時間の快適フライトで、バルセロナから飛んできてくれた、エアバスA321機に感謝。
 Danke!!

 ミュンヘンでは、この後2時間15分後に、東京へのフライトが待っています。
 尾翼が見えている、ANA機へ搭乗する前に、束の間の休息をとります。

 <2015 バスク・バルセロナ紀行-45>>



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