破天荒な書道家だった。
友人から先生が「『81(ハイ)カラーの会でシャン
ソンの夕べ』を計画しているので皆に案内してほしい」と
依頼があった。案内するので詳しく内容を聞くために本
人に電話をして詳細を尋ねた。
「先生、体は大丈夫ですか?」と尋ねると(健康が優れな
い事を知っていたので)何時ものように「死にそうです(笑)」
と冗談で返してくれたのは4日前だった。
実行委員のメンバーも悩んでいたようだったか「先生の意思は
開催を望んでいる」との事で予定通り開催した。
前日が通夜で、翌日の4日がまさに本人主催の「葬儀とシャンソ
ンの夕べ」のエンディングになった。
気丈にも初七日を終えた喪主の奥さんも閉会間際に駆けつけて
挨拶にこられた。

最後にシャンソン歌手と一緒に全員で「千の風になって」を合唱
して追悼した。