一日一歩

名古屋の下町育ちで、春日井市民歴42年。人間らしく生きることの大切さを、人生の中で学びました。

オリンピック開会宣言文で「祝い」とは云えなかった陛下の心の声

2021-07-24 09:23:50 | 日記

コロナ禍、緊急事態宣言下の東京にあって感染者の急増が止まりません。40代、50代の死亡率も高くなってきています。

重度の患者のための病床の数が圧迫しつつあるようです。ワクチンの大規模接種やオリンピックのために医師が招集されています。私の東京在住の知人は5月に肝臓の手術の予定が延期されたまま、目途が立っていません。

こんな話は氷山の一角で、医療従事者の方々にあっては、コロナ対応で日常が奪われ、心身とも疲労しきった状態で十分な医療提供ができる態勢ではないとのことです。

言葉の上では、菅総理は安全、安心なオリンピックと壊れたテープレコーダーのごとく繰り返すだけです。選手や大会関係者だけが安全だったらいいのか、と揶揄される始末です。

 

そんな中で、文春オンラインによれば、天皇陛下のオリンピック開会式での大会宣言文の原案で、「祝い」という言葉を使用してないことが判明したとのことです。

 

『ここに、第32回近代オリンピアードを記念する、東京大会の開会を宣言します』

 

「祝い」とはせずに「記念する」と表現されたのです。

陛下の心の声が伝わってきました。

しかし、JOC訳ではそれが無視されて「祝い」になっているとのことです。

こんな話を聞きますと、私は日本選手がメダルを取っても、素直な気持ちで喜ぶことは出来ません。

今日から本格的な試合の放送がはじまります。メディアがコロナ禍で苦しむ人々のことを忘れ、オリンピック賛美の方に舵を取らないか心配です。特に問題はNHKです。

 

参照

文春オンライン

原案判明 天皇陛下、五輪開会宣言で「祝い」と表現せず

7/20(火) 16:12配信

 



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