ニュースです。

淡々とニュースを貼ります。

殺虫剤検出の事故米350トン、全量食用に転用 三笠フーズ

2008-09-08 | その他
殺虫剤検出の事故米350トン、全量食用に転用 三笠フーズ

 米粉加工会社「三笠フーズ」(大阪市北区)がカビ毒や残留農薬で汚染された「事故米」を食用に転売していた問題で、殺虫剤「メタミドホス」が検出された出荷済みの事故米約350トン全量を食用に転売していたことが7日、農林水産省の調べで分かった。同社は記録上、工業用のり向けとして出荷。同省はこのうち約50トンを食品加工会社の倉庫で発見した。

 事故米は工業用にしか使えず、食用に転用すると食品衛生法に抵触する可能性がある。農水省は、三笠フーズが2003―08年度に同省から購入した事故米1800トンのほぼ全量を食用に回そうとした疑いがあるとみている。(07:00)


日経ネット
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080908AT5C0700N07092008.html

麻生議員「増税ならば景気悪化が加速」

2008-09-08 | その他
麻生議員「増税ならば景気悪化が加速」

 麻生太郎氏が地元の福岡県飯塚市で講演し、「景気が悪い最中に増税では、景気が極端に悪くなるのを加速する可能性がある。国民や経営者が“景気が回復した”と思ってはじめて消費税を考えるべきだ」と指摘。与謝野氏も地元の東京・西早稲田でイベントに出席。記者団に「法人税、所得税、消費税、その他の税制をバランス良くするのが今回の税制改正。消費税だけの話ではない。税制改革全体についてはきちんと物を言うつもりだ」と表明した。

[ 2008年09月08日 ]


http://www.sponichi.co.jp/society/news/2008/09/08/02.html

メタミドホス検出の中国米 9割が加工され流通

2008-09-08 | 産経新聞
メタミドホス検出の中国米 9割が加工され流通
2008.9.8 00:31

 米加工販売会社「三笠フーズ」(本社・大阪市、工場・福岡県筑前町)の事故米不正転売問題で、有機リン系殺虫剤メタミドホスが検出された中国産米295トンの約9割が、米菓などの食品に加工されて流通し、消費された可能性が極めて高いことが7日、農林水産省の調べで分かった。また、三笠フーズはこの中国米の食用転売で約3000万円の不正利益を上げていたことも判明した。

 三笠フーズは平成19年度までの4年間に、基準値の5倍に当たる0.05ppmのメタミドホスが検出された中国産米800トンなどを工業用糊(のり)の材料として国から購入した。しかし、430トンを食用として不正に転売。米穀会社や仲介業者などを通じて、295トンが製菓会社などに納入された。

 農水省は、取引に関係した業者やメーカーの伝票や取引記録などを調査。さらに、聞き取り調査を進めた結果、これまでに事故米295トンの約9割が、あられや和菓子などの食品の原料に使用されていることが確認された。7日現在、回収できる事故米が5トン程度とみられることから、使用量はさらに膨らむ可能性が大きい。

 また、発がん性物質のカビ毒「アフラトキシンB1」が0.02ppm検出されたベトナム産米などの転売分約4トンも、大部分が九州地方の焼酎メーカーに納品され、商品化されていた。

 農水省は、事故米を転用して製造された食品の販売状況や消費実態などを正確に把握できないとしている。しかし、事故米の納品時期や製品化から相当時間が経過していることから、ほとんどの商品が流通、消費されたと推測している。

ただ、農水省は「有害物質は微量のため、健康に影響が出る可能性は低い」として、商品名は公表していない。

 メタミドホスが検出された中国産米のほか、三笠フーズが事故米を食用に転用していたケースが相当あるとみており、農水省はさらに調査を進める方針。


産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080908/crm0809080042002-n1.htm