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ジャパンタイムズの性的記事配信 「海外に誤解与える」と批判出る

2008-07-31 | J-CASTニュース
ジャパンタイムズの性的記事配信 「海外に誤解与える」と批判出る
2008/7/31
ジャパンタイムズが自らのサイトで、日本人の性的な行動を強調する週刊誌記事などを海外などに多数紹介していたことが分かった。毎日新聞英語版サイトのような改変の指摘はないものの、ネット上では「海外に誤解を与えかねない」と批判が出始めている。
「主婦のセックス もっと金を稼ぐために」
「既婚女性からの反応は、驚くべきものでした。性風俗店には1人の募集に電話が40件も殺到するほどで、彼女らはすぐに仕事を始めたいようにみえます」

ジャパンタイムズのサイト記事で、週刊朝日2002年6月7日号の記事にあるとされた風俗雑誌販売員の告白部分だ。このサイト記事では、風俗ライターの次のようなコメントも紹介されている。

「『リストラひも』と呼ばれる女性らの夫たちもいます」「最近は、夫がリストラされた家庭では、家計を助けるために売春に手を染める妻は珍しくありません」

このサイトは、「TOKYO CONFIDENTIAL」。毎週日曜日に、週刊誌から性に限らず様々なストーリーを3本ほど紹介している。週刊朝日の記事は、ジャパンタイムズの米国人記者が書いた02年6月2日付サイト記事で紹介された。「主婦のセックス もっと金を稼ぐために、もっと無貞操になるために」と刺激的なタイトルが付けられている。

サイトには、この記事のほかに、性的に特異な行動を紹介する多数の記事がストックされている。例えば、06年5月14日付記事では、週刊プレイボーイから引用し、田舎の子どもたちは楽しみごとが少ないため、飲酒やセックスに耽るという医師の話を紹介。また、07年8月5日の記事では、日本人女性100人が少なくとも1回は即エッチを認める主義になったと告白したというSPA!の記事を報じている。タイトルは、それぞれ「田舎のセックス暴走に踏み殺される少女」「即エッチ 性ホルモンが論理を凌駕するとき」とかなり刺激的だ。
毎日「WaiWai」からジャパンタイムズに移る

変態記事を流し続けた毎日新聞英語版サイト「WaiWai」のように、表現を変えられたという指摘はまだ出ていない。各記事には、「ここでの見方はジャパンタイムズの見方を反映したものでなく、われわれは内容の信憑性については保証できない」と断り書きが添えられている。

ところが、ニュースサイトや2ちゃんねるでは、内容が保証されない性的な行動の紹介について、批判が出ている。「海外の人々に多大な誤解を与える」「主婦は売春・買春やり放題。日本人は男も女も淫乱の性的倒錯者ばかり。とでも言いたいのか?」といったものだ。

毎日サイト問題でも発言しているアルファブロガーの池田信夫さんは、これらの記事に対し、こう指摘する。

「このような記事は、一時期はやったオリエンタリズムではないでしょうか。欧米人による東洋人蔑視の裏返しのように思えます。自分たちと違うものは、劣っている、狂っている、正義でないと思っている。読者である白人の潜在的な差別意識をくすぐることで人気を得ようとしているようです」

さらに、ジャパンタイムズが内容を保証しないとしていることについては、「そのようなことを新聞社が書くのは恥、ということを自覚していない」と手厳しい。

ちなみに、サイトの米国人記者は、毎日の紙媒体(当時)「WaiWai」で記事を書いた後、ジャパンタイムズに移籍していた。処分を受けた毎日のライアン・コネル記者とは、「Tabloid Tokyo」の共著者に名を連ねている。

ジャパンタイムズ社の岡田恵介編集局長は、J-CASTニュースの取材に対し、次のように説明する。

「外部からは、10本ぐらい『これはいかがなものか』と指摘は受けました。10年近くサイトのコラムを続けている中で、確かに、 900本以上の記事には、性風俗、性行動、性犯罪のものが一部にあります。しかし、年150~60本のなかでそういうテーマは数本です。援助交際など日本人の間で話題のテーマは、日本の一面であることは間違いなく、まじめな記事だと思っています」

岡田編集局長は、週刊誌の内容を歪めたりしたことはないとし、刺激的な見出しについては、「キーワードはどうしても入ってしまいますが、記事中の翻訳は正確にしています」と理解を求める。断り書きについては、「掲載責任がまったくないというつもりはありません。出所を説明し、そこからの翻訳であることを誤解のないように伝えておこうというものです」と話す。

同社では、毎日サイト問題が発覚してから、対応を協議しているといい、読者には何らかの形でできるだけ早くきちんと説明したいとしている。

http://www.j-cast.com/2008/07/31024368.html

竹島:韓国軍が大規模訓練 最新鋭戦闘機も投入

2008-07-30 | 毎日新聞
竹島:韓国軍が大規模訓練 最新鋭戦闘機も投入

 【ソウル中島哲夫】韓国海軍は30日、空軍、海洋警察と合同で「独島(竹島の韓国名)防御訓練」を実施した。竹島近海での訓練は毎年恒例だが、日程の事前発表や空軍の最新鋭戦闘機F15Kの参加は初めて。竹島領有権をめぐる最近の日韓摩擦を意識し、強硬姿勢を示す狙いとみられる。

 韓国軍によると今回訓練の全日程は29日から3日間。中心となる30日の内容について韓国メディアだけに事前発表した。

 聯合ニュースによると、訓練には海軍の3000トン級駆逐艦など艦艇6隻、海上哨戒機、対潜ヘリと空軍のF15K戦闘機2機、海洋警察の警備艇2隻が参加。日本海側から竹島に接近する国籍不明船をキャッチし、海空両面作戦で追い返すというシナリオで実施された。

毎日新聞 2008年7月30日 21時58分
http://mainichi.jp/select/world/news/20080731k0000m030103000c.html

ゼロ10個取るデノミを8月1日実施=超ハイパーインフレのジンバブエ

2008-07-30 | 時事通信
ゼロ10個取るデノミを8月1日実施=超ハイパーインフレのジンバブエ
【ハラレ30日AFP=時事】ジンバブエ中央銀行は30日、通貨ジンバブエドルの額面を100億分の1に切り下げるデノミ(通貨呼称単位の変更)を8月1日に実施することを明らかにした。ゼロを10個取る大幅切り下げで、同日から新札を発行するとしている。≪写真はジンバブエで現在流通している1000億ドル札≫
 同国は220万%という天文学的規模のハイパーインフレに見舞われており、これに対応するため今年1月に1000万ドル札、4月に5000万ドル札、5月に1億ドル札と2億5000万ドル札が発行され、さらに50億ドル札、250億ドル札、500億ドル札と新札発行が続いたものの追いつかず、今月21日にはついに1000億ドル札が登場していた。首都ハラレでは30日、パン一斤の値段は2000億ドルとなっている。〔AFP=時事〕
2008年07月30日21時13分 / 提供:時事通信社 
http://news.livedoor.com/article/detail/3753625/

「日本発テロ」に警戒=ビザ免除停止も-五輪に向け中国〔五輪〕

2008-07-30 | 時事通信
「日本発テロ」に警戒=ビザ免除停止も-五輪に向け中国〔五輪〕

 【北京29日時事】開幕まで10日に迫った北京五輪に向け、中国の政府当局者や五輪安全担当者の間で「日本発のテロ」に対する警戒が高まっていることが29日分かった。中国政府は滞在が15日以内の日本人観光客らを対象にしたビザ(査証)を免除しており、五輪関係者は、中国が非合法化した気功集団「法輪功」メンバーのほか、4月の長野での聖火リレーで中国への抗議活動を行ったチベット独立派や日本の右翼らの入国にも神経をとがらせている。
 複数の日中関係筋によると、中国公安当局は、日本在住の法輪功メンバーの情報提供を日本側に要請したが、日本側は個人情報保護の観点から拒否の姿勢を示した。このため日本の法輪功メンバーらが中国で問題を起こせば、ビザ免除措置を停止する検討を進めている。(2008/07/30-02:40)
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_date5&k=2008073000038

記者の目:船場吉兆前社長ら書類送検=久木田照子(大阪社会部)

2008-07-29 | 毎日新聞
記者の目:船場吉兆前社長ら書類送検=久木田照子(大阪社会部)
 ◇久木田(くきた)照子
 ◇崩れた「料亭文化」への思い--業界の信頼回復、難しい

 賞味・消費期限切れ商品の販売、牛肉の産地偽装……。日本料理を代表するブランドが本当にこんなにひどいのか。どうしても自分の目でそれを確かめたかった。今春、料亭「船場(せんば)吉兆」(大阪市中央区、破産手続き中)の偽装事件の担当になり、実際に客として、本店を訪ねた。そこには、料理の味、盛りつけの美しさ、店を大切に思う仲居さんや料理人の心意気があった。まさに日本の料理界で長年培われてきた料亭の文化。「やり直すことができるかもしれない」と思った。だがそんな淡い期待はもろくも崩れ去った。

 船場吉兆ではその後、料理の使い回しが発覚し、店は廃業、先月にはついに湯木(ゆき)正徳・前社長(74)と長男の喜久郎・前専務(45)が大阪府警から不正競争防止法違反容疑で書類送検された。もう船場吉兆がよみがえることはないだろう。そしてその行為は、ブランドの失墜や、客への裏切りだけでなく、多くの人たちが築き上げてきた日本料理の文化すら危うくしたのだ。

 船場吉兆は、1930年に創業した吉兆グループの一つ。創業者の故・湯木貞一(ていいち)氏は調理技術のほか、もてなしに心を尽くした。法事の弁当には、ふたを開けた時に湯気が立つ状態の炊きたてご飯を詰めた。夏場には利休箸(ばし)を水で湿らせ涼感を伝えた。吉兆が日本料理を代表するブランドになったのは何も料理の味だけではない。貞一氏が追求したきめ細かな心遣いがあったからだ。

 船場吉兆の数々の不祥事は、こうした伝統の対極にあるように思えた。「偽装は従業員の判断」などと姑息(こそく)な責任回避に終始した正徳前社長の対応も許せなかった。だからこそ、「吉兆はあこがれ。頑張ってほしい」といった常連客らの激励の声に違和感を覚えた。一方で「本当は、伝えられるほどいいかげんな店ではないかもしれない」といった気持ちも芽生えてきた。その疑問を解消したかったのが、客として行ってみようと思った理由だ。

 料金は1人3万円以上した。広い座敷。生け花や掛け軸の配置が美しい。貝殻に載ったタイの子、ほろっと崩れる一口大の焼きサケ。わんのふたを開けると、ハマグリとだし汁、木の芽の香りが立ち上る。一気に料理に引き込まれた。

 途中、女将(おかみ)の佐知子社長(71)があいさつに現れた。昨年12月の記者会見で、長男の喜久郎前専務に小声で受け答えの言葉を指示した「ささやき女将」だ。「あの有名な女将さんですね」と話しかけると、「お恥ずかしいことで。ありがとうございます」とほほ笑みながら切り返された。さらに女将は「帰りにお写真でも一緒に」と続けた。女将目当てのやじ馬的な問いにも、サービスで応じる。余裕のようなものを感じた。

 女将は「今日はお誕生日か何かで」と尋ねてきた。同行した友人が「30歳を迎えた記念に」と答えると、女将はいったん席をはずし、「料理長からです」と小さな器で赤飯を出してくれた。客の思いをさりげなく探り、大事な時間を盛り上げる心配りがうかがえた。

 料理は終盤に差し掛かり、すき焼きが運ばれた。仲居さんは「鹿児島産です」と言う。前社長らは「鹿児島産」の肉を「但馬(たじま)牛」など兵庫県産として販売したとする容疑で送検されたが、偽装しなくてもおいしい肉だった。「不祥事の料亭」という思いはもはや消え、言葉も出せずに食べていた。落ち着いた空間で美味を楽しみ、幸せな気分で帰っていく……。そんなぜいたくな時間を提供するのが料亭の文化なのだろう。

 大阪文化に詳しく、なじみの料亭もあるという直木賞作家の難波利三(なんばとしぞう)さん(71)は「料亭は、食い道楽の街・大阪の中でも、一番の料理を食べさせる誇りがある店。年月を経ただけでは生まれない『伝統』に見合う料理に信頼を寄せ、お客はお金を払っている」と話す。そんな場であるからこそ、その後の船場吉兆の対応には、「いちげん客」の私も「裏切られた」と感じた。店を支えてきた人たち、常連客にはなおさらだったろう。

 一方、吉兆グループの他の店は売り上げが減り、嫌がらせのファクスも届いた。日本料理店の業界団体は「『お前のところもしていないやろな』と言われた店もある。日本料理界への打撃は大きい」と憤る。一業者だけの信頼失墜で済まないのが食品偽装の特徴だ。

 長い時間をかけて築いた文化すらぐらつかせた船場吉兆の事件は、それが顕著に表れたケースだった。一度失った信頼を取り戻すことは簡単ではない。そして、しっぺ返しを受けるのは自分たちだけではない。偽装に手を染めた事業者はそのことを肝に銘じてほしい。

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毎日新聞 2008年7月29日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20080729ddm004070112000c.html

25時:かん口令 /宮崎

2008-07-28 | 毎日新聞
25時:かん口令 /宮崎

 世間を騒がせている大分県教委汚職。今月上旬、筆者も応援取材に。現場は大分県佐伯市。市内の学校に勤めていた3人の校長・教頭が贈賄容疑で逮捕され、別の3人も校長・教頭昇任の謝礼として県教委幹部に商品券を渡したとされる。逮捕者・不祥事が続出して、取材当時は5校で校長や教頭が不在という異常事態となっていた。

 そこで現役・OBの校長や教頭を訪ねて事件の背景を聞くことに。皆、口は重かった。「私は何も知らない」。新聞社と名乗ると、会うのを拒否される。悲しかったのは「個人的な意見は言えない。教委がかん口令を敷いているから」と答えた小学校教頭の一言だ。

 不祥事に対しては、組織の個々人に「思うところ」はあるはずだ。内部からの告発はうみを出すきっかけにもなる。かん口令に従う教員も情けないが、佐伯市教委は事件を自身の問題として受け止める覚悟があるのだろうかと、憤りを覚えた。

 新聞社や記者にも不祥事はあり、週刊誌に載ることもしばしば。ちなみに、弊社の不祥事担当は「記者はおしゃべり。口をふさぐことは無理。むしろ、悪いところは認めて、世間が納得する説明を考えなければ」。手前みそだが、こちらの方が説得力はある。【種市房子】

毎日新聞 2008年7月28日 地方版
http://mainichi.jp/area/miyazaki/archive/news/2008/07/28/20080728ddlk45070335000c.html