No.571 2011/02/06作成
Kepler-11 system
ケプラー宇宙望遠鏡を使った観測で、6つの惑星をもつ系が発見されました。
そのデータを使って、Kepler-11系の想像図をCelestiaを使って描いてみました。
さらに、動画をYouTube上にUPしました。
動画は、地球から2000光年離れたKepler-11星系まで飛行し、外側の惑星から順に接近する、という内容です。
http://www.youtube.com/watch?v=rhlfBMJvhqw
6つの惑星は、惑星が恒星の手前を通過したときに、恒星の光が遮られてわずかに暗くなる現象を観測し、そのデータの分析から発見されました。
さらに、惑星の重力によって恒星が揺さぶられるのを観測することによって、質量等の詳しいデータが得られます。
発見された惑星の質量は地球の4.3倍から8.4倍で、地球よりは重いですが、海王星型惑星よりは軽く、いわゆるスーパーアースと呼ばれる岩石惑星の一種と考えられます。
6つの岩石惑星をもつ系の発見はこれまで例がありません。
最も外側の惑星でも、太陽系で言えば水星と金星の中間くらいの軌道のため、中心の恒星に近く、灼熱の環境と思われます。
大型の惑星なので、大気を持っているのではないかと推定されます。
そこで、今回の想像図では金星をもとにして作ってみました。
各惑星の地表の様子はもちろんそれ自体「オリジナル画像」です。
また、母天体の恒星は太陽に非常によく似た恒星です。
太陽系とよく似た系と言えます。
今回はオリジナル画像初のオリジナル動画の配信です。
尚、基にしたデータには不確定要素も多く含まれていることに注意して下さい。
Kepler-11 system
ケプラー宇宙望遠鏡を使った観測で、6つの惑星をもつ系が発見されました。
そのデータを使って、Kepler-11系の想像図をCelestiaを使って描いてみました。
さらに、動画をYouTube上にUPしました。
動画は、地球から2000光年離れたKepler-11星系まで飛行し、外側の惑星から順に接近する、という内容です。
http://www.youtube.com/watch?v=rhlfBMJvhqw
6つの惑星は、惑星が恒星の手前を通過したときに、恒星の光が遮られてわずかに暗くなる現象を観測し、そのデータの分析から発見されました。
さらに、惑星の重力によって恒星が揺さぶられるのを観測することによって、質量等の詳しいデータが得られます。
発見された惑星の質量は地球の4.3倍から8.4倍で、地球よりは重いですが、海王星型惑星よりは軽く、いわゆるスーパーアースと呼ばれる岩石惑星の一種と考えられます。
6つの岩石惑星をもつ系の発見はこれまで例がありません。
最も外側の惑星でも、太陽系で言えば水星と金星の中間くらいの軌道のため、中心の恒星に近く、灼熱の環境と思われます。
大型の惑星なので、大気を持っているのではないかと推定されます。
そこで、今回の想像図では金星をもとにして作ってみました。
各惑星の地表の様子はもちろんそれ自体「オリジナル画像」です。
また、母天体の恒星は太陽に非常によく似た恒星です。
太陽系とよく似た系と言えます。
今回はオリジナル画像初のオリジナル動画の配信です。
尚、基にしたデータには不確定要素も多く含まれていることに注意して下さい。
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