海外旅行・写真日記タイ・カンボジア編 by neuman

タイとカンボジアの海外旅行写真日記 バンコク、コラート、アンコールワット、プノンペン、アユタヤ、カオサンの安宿

鴨志田穣さんの死を悼む

2007年03月27日 12時06分06秒 | 2006年タイ旅行

漫画家の西原理恵子さんの夫で、作家、ジャーナリストであった鴨志田穣(ゆたか)さんが、3月20日に腎臓ガンで亡くなったそうです。
http://ameblo.jp/sc-tokoro/entry-10029060262.html
鴨志田さんは、先にイラクで亡くなられたジャーナリストの橋田信介さんのお弟子さんでした。
お二人とも戦場で死を見続けてきた方でした。
鴨志田さんと自分は全く同年代で、同じようなものに影響を受けてきたと思います。
鴨志田さんの本棚に開高健の「輝ける闇」があるのが西原さんの漫画に描かれています。
私も開高氏の影響を受けて、戦場に行きたいと思ったことがありました。
私の希望は実現せず、鴨志田さんはそれを実現していたので凄いなと感心していました。
今書いているカンボジアの旅行記もそもそも西原さんの漫画で、鴨志田さんと西原さんがカンボジアに行った時の記事に影響されて行った時のものです。
鴨志田さんが文章の中で触れられているタイのお店にも行ったりしました。
探したけど発見できませんでしたが。
最近の西原さんの漫画の中で高須クリニックの先生が、「もう長くないからあなたが看取ってあげなさい」と言われるシーンがあって、心配しておりました。
つい最近の「毎日かあさん」の中で、鴨志田さんが「長生きしたいなあ」と言う一こまが有って、今回の訃報に接してその鴨志田さんの言葉を思い出して、本当に切なくなりました。
小さいお子さんが二人いらっしゃって、心残りでしょうがなかったでしょう。
私は来世も宗教も全く信じておりませんが、クリスチャンの言う「あなたは全ての苦しみから解放されて主の御許に行った」と言う言葉を贈りたいと思います。


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