bowbowのゆううつ~Returns

双極性障害Ⅱ型(躁うつ病)サバイバー&共生模索中のbowbowの日常。

スマホにすべきか。

2015-06-22 02:00:24 | 日記

いい加減、スマートフォンにしようかとおもいつつも、お金がかかるので手がいまいち出せない。

というかau光に月々4000円くらい払っていて、これに普通のスマートフォンのキャリアなら9000円プラスされる。スマホにしてどのくらいメリットがあるのかよく判らない。

特にLineをやりたい訳でもなく、毎日毎日Facebookへどこからでも投稿をしたい訳でもなく、amazonを電車の中で注文したい訳でもない。

そりゃあ、乗り換えのアプリとか何だとかあった方が便利だとは思うのだけれど、自分の収入に対してメジャー・キャリアは高すぎる。

いま格安スマホサービスがOCNとかSo-netとかBIGLOBEとかで始まっている。あっちの方が安くていいのかな~。

メジャー・キャリアはやっぱり高いと思う。


人間はハイレゾの音の違いを認識できるか。

2015-04-11 16:17:22 | 日記

知っている人は知っているし知らない人は知らないが、オーディオの世界ではもうCDは古いものとして扱われている。

ハイレゾHigh-Resolution Audio)」と言われる新しい音楽フォーマットがじょじょであるが広まりつつある。

CDは人間には認識できない音域をカットして作られている。しかし不思議なことにCDよりもアナログのレコードの方が音がいいという話もある。これはアナログ・レコードはCDの様に人間には聞こえない音をカットしていないし音の波もCDデジタルの様にカクカクしていない為だろうと言われる。

そういうことなら人間に聞こえない音域まで、また音の波をなるべくなだらかに録音すればアナログに近づくであろうというのがハイレゾの考え方だ(ソニーのハイレゾ解説参照)。

当然、聞こえない音や波をなるべくなだらかにすると音楽ファイルの量はかなり増加する。つまりかつてCDのフォーマットを決めた時には、こんな大量のデータをCDに入れることは不可能であった。しかし近年のデータ保存のメモリやHDDはそうした大量のデータを保存し処理できるようになった。

友人にハイレゾのデータを大量に持っている人がいて、ボクもその音楽を聴かせて貰った。はっきりとはいえないのだが、たしかに空気感が違う気がする。果たして自分の耳が人間の耳には聞こえないはずの音域を認識しているとは思えない。ただ音の波がなだらかになっていることは認識可能なのかもしれない。それが「空気感」なのか?

思わずamazonでハイレゾ対応のDACをポチッとクリックしてしまった・・・。ハイレゾを配信(ネット上で売っている)しているサイトもいくつかある。これからはハイレゾで音楽を聴く時代がやってくるのかもしれない。

いまの音楽配信はMP3やAACというCDをさらに圧縮しているフォーマットを使っている。当然、この配信はCDよりも音が悪くなる。

MP3等の音楽配信は聴く気がしなかったが、ハイレゾならばダウンロードする価値があるかもしれない。

問題はこの馬鹿でかいファイルであるハイレゾを携帯できるDAP(ウォークマン・iPod)ができるか、またハイレゾ対応のヘッドフォンがどれだけ高機能になるかが問題だろう。

しかしCDが発売になったときにも「こんなもの誰が買うんだろう?」と思っていたら、あっというまに世界を席巻してしまった。だからあと何年か後にはハイレゾのDAPをみんな当たり前のように使っている時代が来るのかもしれない。

とりあえずハイレゾDAPが小型化して値段も安くなるまでは、家でいまのPCにハイレゾファイル(DSDも)を保存して、ハイレゾDACを通して真空管アンプで再生するという聴き方しかできない。デジタルであるハイレゾをアナログな真空管アンプで再生するというのもなんだか皮肉なものだ。


後藤健二さんと戦場ジャーナリスト。

2015-01-29 08:07:17 | 日記

所謂「イスラム国」に拘束された後藤健二さんの報道が毎日続いている。

彼は「戦場ジャーナリスト」と呼ばれる職業だと思う。戦場ジャーナリストは自分自身で戦場に赴き、その戦場の有様をボクらに報道してくれている。

今回の拘束に関して「自己責任論」を唱える人たちがいる。だが一方で後藤健二さんたちのようなジャーナリストの存在がなければ、ボクらは戦場の有様も、そこで苦しむ子どもたちを含む人々の有様も、知ることができない。

ボク自身は20才の頃に報道カメラマンの吉田ルイ子さんの著書と写真を見て、決定的な影響を受けた。ボクが出会ったアメリカが吉田ルイ子さんを通したアフリカ系アメリカ人であったことはラッキーだった。勿論吉田ルイ子さんも戦渦の中にある国々を回っていた時期もあり、またその報道もしている。吉田ルイ子さんを通してボクはロバート・キャパ、そして日本の水俣問題でカメラマン生命を失ったユージン・スミスの存在を知った。ロバート・キャパにしろユージン・スミスにしろどんな報道よりも映像が語りかける強さは言うまでもない。

後藤健二さんは現代的な戦場ジャーナリストであるからビデオが彼のカメラであったが、基本的に上述の報道カメラマンたちと違いはないと思う。

彼らが存在しなかったら戦争を知らないボクらは、戦争を心から憎むことが、平和を願うことができただろうか?

もしボクの言うことを疑う人がいるならば、ロバート・キャパの、あるいはユージン・スミスの水俣の、また吉田ルイ子さんのアフリカの子どもたちの写真を見ることをお勧めする。

後藤健二さんが今回の拘束に陥ってしまったことについて彼にまったく責任がないとは言わないが、一方で彼のような危険を冒して戦場の事実を、そこに人間の営みをしている人々の真実を伝える存在はボクらには不可欠だと思う。

なにより後藤健二さんが解放され無事に日本へ帰国することを切に祈る。


精神障害者と生活保護。

2014-10-20 13:38:19 | 双極性障害・躁うつ病

精神障害者は一般には寛解しているように見えても、多かれ少なかれ再発を恐れている。

たぶん精神障害者福祉手帳や障害年金2級以上の人でフルタイムで働ける人はごくわずかである。多くは見た目は健康でも仕事などの多くのストレスが重なった場合、簡単に再発する。そのことが判っているから就労が非常に難しい。見た目は健康であるから、周囲はだんだん仕事の負担を増やしていく。しばしば精神障害者の人はその期待に応えようとしてしまうので、オーバーワークになり仕事を続けることができなくなったりする。

たいがいそうしたことを繰り返している精神障害者は自分が少なくともフルタイムの就労が不可能であることを自覚していく。

そうなったとき、若いときには家族に頼って生活する訳であるが、結婚していて一方に収入がある場合はともかく、親の世話になっている精神障害者は精神障害者自身が歳をとっていくように親も歳をとっていく。ボク自身も親の家に住み障害年金で生きてきた訳だが、その親もいつまでも生きている訳ではない。先ほど言及したように障害年金のみでは生活は不可能である。親がいつか死ぬことは事実でそこで問題に対応するというのはストレス等の様々なリスクが起こってしまう。そうしたことを避けるために精神障害者は生活保護を申請して親から自立していくという課程をとっていく。

ボクの通う精神障害者デイケアではたぶん半分以上が生活保護で暮らしている。デイケアで就労に結びついている人はごくわずかである。

いまボクはアパートを探して引っ越しをし、このあと生活保護を申請しようとしている。ボク自身は週一回のパートの様なことをしている訳だが、上述のようにフルタイムに戻れることは非常に難しいし、できたとしてもかなりの年数を必要とすると考えている。

ボクの場合、障害年金+日雇いパート代の収入がある。生活保護は対象の収入が先行され、その足りない分を生活保護から補填するという方法をとっている。自分の場合はたぶん5万程度生活保護から補填を貰うことになるが、生活保護になると医療等の費用が補償される一方、社会的信用(クレジットカード)や生命保険等の解約が求められる。生命保険については一端解約すれば二度と入れない可能性がある。

精神障害者が生活保護を申請する場合、プラスの側面とマイナスの側面がある。

 

参考:kyupinの日記:気が向けば更新(精神科医)/障害年金と生活保護


仕事と生活保護。

2014-07-19 21:21:30 | 双極性障害・躁うつ病

なんか最近安定はしているのではあるが、仕事の復帰にまでは至っていない。

PSWと話していて、生活保護を申請したらどうかという話になった。仕事が再開できるようであれば、生活保護は切ればいいだけの話なのだが、一方で生命保険関係はすべて解約せねばならない。一応、何度かお世話になった簡易保険が積立型なので、これは生命保険と同様に扱われる。一度解約したら二度と入ることはできない。預金もゼロにしなければならない。だって自活できないから生活保護を貰う訳なのだから。

そこのところが生活保護の難しいところだ。

自分は精神障害認定2級なので、申請すればたぶん生活保護は通るだろう。主治医は「仕事があったらやってみればいいじゃないか。」というのだが、自分自身はいまのパート状態が適当な負荷かなと思っている。一気にフルタイムなどになったら、また前のようにがんばりすぎて、プツッと切れてしまう気がして怖い。

いちばんの問題は、よくある話ではあるが、以前の仕事に戻ったとして、給料は生活保護と大差ないと言うことである。専門職ではあるが所謂「ワーキング・プア」にボクの仕事は属する。なんとも切ない話である。だからといって、働ける状態になっても生活保護で過ごそうとは思わないけれど。

結構、精神障害者にとってはこういったことが難しいさじ加減で、周囲から見ると「もう元気に働けるじゃない。」などと言われたり思われたりしている。けれどしばしば働き始めてそれがきっかけになってまた入院なんてことも少なくない。そこのところを一般の人に解って貰うのは難しいんですよ。ホントに。

ボクの場合は主治医は「働けるきっかけがあれば働けるんじゃない?」というのだから、その言葉を信じてもいいのかもしれないが・・・。難しいところだ。

で、生活保護申請はどうなっていくのだろう。とりあえず申請することになるんだろうな。デイケアの仲間は生保受けながら頑張っているんだから(うまく言えないけど頑張っているんだよ、みんな。)、ボクもちょっとずつ頑張ろう。どこに辿り着くのかはよく判らないけれど。