塔上の奇術師 ポプラ社 このアイテムの詳細を見る |
子どもの頃、一度はハマったことのある人、多いと思います。
何を隠そう、30年前の文学少女であった私が、友達と競い合って読んだものでした。どちらかというと、洋物好きなので、ホームズやら、ルパンがお好みでしたが・・・。
小五になる娘は、ちっともこの手の本の面白さを知りません。で、買ってやりましたよ。昔とおんなじポプラ社の本です。でもペーパーバックになっていて、軽くて、ずっと読みやすいかも。昔のは、ハードカバーだったからね。
実は今、京極作品の「陰摩羅鬼・・・」を読んでいるのですが、懐かしさについはじめのページを開いてみたら・・・、はらっぱとか、おねえさまとか、なんだか懐かしい言葉がいっぱい。いいよねぇー。
探偵小説は、殺人事件があってなんだかおどろおどろしいものというイメージがあるかもしれないけど、数々のポプラ社さんの探偵小説シリーズで育ったからといって、犯罪を犯すわけじゃない。謎解きの面白さが勝って、いろんなことに興味を持つきっかけになると思う。
でも、このレトロな言葉の数々。うちの娘、読むかなぁ。