さんそな日常

さんそが綴る日常あれこれ

4年に1度の意味。

2008年08月25日 01時28分30秒 | エンタメ
 
北京オリンピックが終わりました。


たくさんの競技があって、競技の数だけドラマがあったはずです。

挙げたいところは沢山あったのですが、ひとつ挙げるとするならば・・・
レスリングの伊調姉妹。

姉の千春が決勝で惜しくも敗れ、銀メダルに終わったあとのインタビューで見せたキッパリとした言葉。

妹馨が金メダルを獲得して壇上で見せた金メダルへのキスと笑顔。

そして二人そろっての引退・・・。


レスリングに打ち込み、金メダルにかける二人の姿は危ういくらいに純粋でした。
「姉妹で金を取るのが夢」と臨んだオリンピック。
千春が銀メダルで終わったとき、馨は「もう私が戦っても意味がない」とまで思ったそうです。
しかし翌日の試合で勝ち抜き見事に金メダル。
そしてあの笑顔。
「二人の金」という言葉。

レスリングが、オリンピックが二人をここまで結び付けました。


やっぱりオリンピックは特別です。
4年に1度の舞台。
4年分の苦労、4年分の想い。
そして4年分の悲しみと喜び。

どんな名優や、どんなトップモデルにも出せない真剣な表情、涙、笑顔。
競技の数だけ、選手の数だけ、ひと試合、ワンプレーにドラマがあります。


昨今、オリンピックは肥大化して、それに伴うルールの変更、開催競技の絞込みなどが行われています。
確かに興行として「成功」しなければ存続自体が危うくなります。
なので変化していくこと自体は避けられないと思います。
ですが、その変化が国と国の駆け引きで決まってしまっているところが多いような気がします。

本当に「オリンピックとして」その決定が正しいのか?
オリンピックの役割と使命とは何か?
次回ロンドン以降、注意深く見守らないといけません。



まあとにかく!今回のオリンピックも面白かった!
NHKでミスチルの「GIFT」の曲と歌詞が出るハイライト映像では、何度も涙したし(笑)
引退する選手、これからの若い選手、全ての選手、おつかれさま、ありがとう。


「オリンピックあんまり見てないわ~」って人は
↓を見てください。必ず見てください。
※あっさり削除された模様。






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