そういえば、「ラスト、コーション 色|戒」を先週見てきました。
まあ最近ハリウッド映画とかが多かったので、こういうアジア映画が見たくなった…というのが見に行った動機です。
なので特に内容とか知りませんでしたし、カンヌがどうしたとかいう情報だけでした。
ふうむ。
とにかく、主役のタン・ウェイが魅力的。
この映画はちょっと長い部類に入るかと思いますが、最後までダレずに見れたのも彼女のおかげ。
あとはトニー・レオンがいい感じです。
アジア映画らしい静けさ。以心伝心。
街の群集シーンはかなりすごいです。これは気に入りました。
ただ、気になる点もいくつか。
同じようなシーンが何度か繰り返されるんですよ(個人的感想)。
時間や立場なんかが変わっているので、これは意図的なのかもしれませんが、長い映画の中でちょっと気になりました。
あとは展開というかシナリオ運びがちょっと「?」なまま進行していく。これがさっき言った、静けさと以心伝心の裏返しになるのかと思いますが。
アン・リー監督といえば、私の中では「グリーン・ディスティニー」です。
あの映画も若干「?」なまま進行するので、これがこの監督の味なのかもしれません(勝手な想像)。
そうそう、R-18指定は伊達じゃないです。
「ラスト、コーション 色|戒」★★★☆☆:3.9点
他にもいろいろ言いたいですが、内容に触れそうなのでこのへんで。
気になる方は見に行った方がよいです。