さんそな日常

さんそが綴る日常あれこれ

オリンピック

2006年02月15日 23時49分55秒 | エンタメ
昨日、
というか今朝は女子のスピードスケート 500Mを見ていました。

日本人選手は全員レベル高かった。
しかし岡崎朋子の4位が最高。
惜しかった。

スポーツは結果が全てではない。
ひとつのことに真剣に打ち込む人間が見せる表情、姿。それに関わるまわりの人々。そこに魅力がある。
と私は思う。

まっすぐに競技に向かっている選手の瞳。
みんなすごく美しい。
スポーツ選手が美しく見えるのは、外面だけではなくて、内面からくる強さ、純粋さ、まっすぐな気持ちからだと思う。


しかし、スポーツというのは(競技にもよるが)参加した選手すべてに順位がついてしまう。
どんなに魅力的なプレーをしても、最終的には順位として記録される。
そこが面白くもあり、残酷なところでもある。
勝つためにはどうしたら良いか?
それを考え、実行して、結果を残す。

今日、こんなコラムを読みました。

 長田渚左の「トリビアン☆トリノ」第2回 加藤条治の敗因――マスコミ報道にモノ申す
 ――Yahoo!スポーツxスポーツナビ
敗因を掘り下げようとしているのはマスコミだ。あのせいでダメ、このせいでダメ、と過剰に取り上げることこそ、納得がいかない。

その通りだと思う。
たぶんマスコミはメダル獲得が出ない状態に焦れていたのだ。
「中断が響いた」はマスコミが自分たちに対して行った説明なのではないか?

確かに影響は少なからずあったと思う。
しかしマスコミが伝えるべきは「中断が影響してメダルが取れなかった」ことだけではないだろう。
加藤選手はどう思っているのか?観客の反応はどうだったのか?こういう中断は良くあることなのか―――

加藤選手のインタビューはあった。
でもテレビの役割はただ映像を伝えて、結果を伝えて終わりではないはずだ。


最近は一時の「メダル!メダル!」の雰囲気の反省からか、競技の実況や解説では選手のがんばり、競技の魅力を伝えようという努力も見える。
スピードスケート女子500Mでの解説の人も確かこんな意味のことを言っていた。
「ここまで努力して来た選手たちをほめてあげてください」

上位を目指すスポーツでは、もしかしてこれは一種の逃げ言葉かもしれない。
でもスポーツの魅力を掘り下げるにはこういう視点は必要だと思う。


だんだん何を言いたいか判らなくなってきたけど…。
とにかくスポーツ、とりわけオリンピックは面白い。
4年に1度だけやってくる特別な場所。
ずっと準備してきた選手が見せる、限界に挑む表情。
終わったあとの笑顔と涙。

生でやってる時間が深夜・早朝で厳しいけど…。
出来るだけ見たいと思う。


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