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フリー素材として公開されたデータは商利用を含むどのような形態の利用も無料で許可します。
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★★gooブログ閉鎖に伴い当ブログの記事内容の転載に関してこちらの記事にまとめました★★
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【bBと電子工作】 5V車速パルスを12V受けできた

2023年03月21日 | トヨタbB (NCP3#)

ずっと考えていた12V受けが簡単に解決してしまった。(・・;

 

元々5Vパルスをトランジスタで12Vに上げてしまえと思っていたけど、普通に考えるとデジタル制御のコンピューター信号なんだから当然デジタルな処理を前提としている筈。それなりの部品があるだろうと思っていた。んで今日、コンパレータの動画をフラッシュバックで思い出した。もしかしてこれって使えない?。それから秋月の部品説明にあるPDFを見たりしたものの良く解らず、Youtubeで見つけた動画で一番単純な動作説明を見つけた。これは正に探していた部品で便利過ぎる。w

 

こちらはコンパレータ(NJM4580D)を使った実験回路。タイマーと照明駆動部は無く、5Vの車速パルスをバッテリー電圧に上げてくれるのか確認するのを目的にしています。自動車用バッテリーを用いた机上実験では74HC14を使ったパルスジェネレータで発生した5Vパルスから出力12Vで動作しています。周辺部品は少しあるけど本当に簡単でした。今までの苦労は?w と思わざるを得ない。www

 

動作原理は三角の中にある+と-の2つの入力電圧比較で、+側端子の電圧を基準として-側端子の電圧が上回ると三角右の端子に出力が現れるというもの。出力はコンパレータの駆動電圧に準拠しているので+側端子の入力電圧を1~4V程度にしておけば-側端子へ0V入力では反応せず、5V入力した場合に出力に駆動電圧が出るので、入力電圧がコンパレータの駆動電圧の範囲内なら何Vでも扱えると言うとても便利な代物。三角中の+-の基準電圧はどちらでも良く、両端子間電圧がその境界線を越えた時に出力に変化が生じるだけです。もちろん出力側で扱える電圧電流は注意しないといけないけど、少なくとも入力側はハイインピーダンスで4011の様に入力端子は電圧を参照しているだけなのと変わらない扱いができます。なので、車速パルスの様な微小な電流量でも何ら問題無い参照ができます。あとはパルス入力端子には直列で抵抗くらい付けた方が良いかな。

さて図下側の赤文字で示されているのは実車で走行中の場合14Vになるのでそれを前提にした電流になります。LEDが点灯していない通電のみの出力OFF状態なら2mA弱、ONならLEDの消費電流を除いて3.6mA弱が流れます。そこには電圧比較用の分圧抵抗2つ分(100k + 47k)が95μAが含まれます。ここだけ見ると、やはり便利ではあるものの、電流はコンパレータよりもロジックICの方が少ない模様。しかし現在まだ12V駆動するシュミットトリガーインバータは届いてないのでそちらがどれくらいの消費をするのかは不明だったりします。(・・

あとタイマーはやっぱりトランジスタを使った方が放電後の消費量が少なくてPICよりも良いんじゃなかろうかとか思ったりする。

 

それとメーター読みで120km/hまでのパルスをチェックしましたがオーディオ用オペアンプなので周波数特性が20kHzまで対応しているのもあり特に問題無く作動してて、ここが特にCRフィルターと異なり扱い易いです。あとは出力が反転しているので常時電源で動作させると出力がONになりっ放しになりますね。そしてキーON時のスパイクもあるのでこの辺りも回路の修正が必要になりますか。(・・

現状このコンパレータを使えば確実に移動を検知できるのですが、低電流を優先に構成していこうかと。

 

あともう一つ。LED照明をbBに取り付けしようとした切っ掛けがダイソーの100円照明が何気に良い形だったので出来るだけ廉価に仕上げようと手持ちスイッチで簡単に仕上げようとしたのに、いつの間にか自動点灯機能追加で部品代(送料込み)も5千円超えたとか、アホか。w

 

 

 

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【bBと電子工作】 次の回路を試して電流などを測る

2023年03月18日 | トヨタbB (NCP3#)

新しい回路です。(・・

 

今までとの違いは回路の配置に関して整理した所じゃないでしょうか?

ICの向こう側に回路を並べて配線を簡素化して手前側にインジケータLEDと操作用ボタンを並べてます。

インバータゲートの並びの順にインジケータLEDも並んでるので確認もし易くしてあり、一番大きなボタンはパルスを回路に接続する為の物、その左上にある小さなボタンはタイマー用キャパシタを放電するやつになります。

これはまだ机上実験用のPG(パルスジェネレータ)に接続されてるので実車実験とは少し違いますが接続を換えて実車実験してみました。結果、インジケータLEDの中央(エッジ検出)がぼんやりと光が点きっ放しで、緑の出力がON状態を示すLEDも点灯したまんま。なんだこれ。。。(・・;

そして回路がおかしかったのを確認。


これじゃインバータの入力がNCになって出力が暴れますよね。当然後ろに続くタイマーへも影響が出る。。。と。w

 

修正した回路です。ついでにタイマー回りを測定してみました。右のボタンは使いません。

ベース電流が絞られ過ぎてキャパシタを満充電出来なくなるのが47kΩです。47kだと100%47秒基準で47×85%≒40秒になってしまいます。それに起動は最初のスパイク回避に3回もあれば充分なので10kΩで良さそう。

この表は470uFのキャパシタを1015でベースに抵抗を繋いだ場合の物です。キャパシタの数値が変わるとこの表は成り立ちません。なので、タイマーの時間を延ばすならアースに繋がる100kΩ抵抗を大きな物にするのが手っ取り早いかと。現状47秒なので10倍するなら100k × 10で1MΩへ。47秒×10=470sec=7分50秒。都度調整したいなら1M可変抵抗で!?w

最終的には現状の大きな470uFよりも小さな100uFを使い、ベースに47kを使う感じになるかと。んでキャパシタが容量減少するのでタイマーが短くなってしまうのを防ぐのに1MΩを使えば、100秒になるけど、100秒だと長めの信号待ちくらいかな? 実際47秒だと信号が青になるちょっと手前で消えるタイミングなのでこれくらいが丁度良いのかもしれない。1M抵抗が手元に無いので入手次第試験ですね~。(・v・

 

さてこちら、今回最後に作った回路です。今までは回路から横取りしていた電流をできるだけ抑えようと、余った手前側の3つのゲートに負担を分離したものになります。画像保存時に回路図用の16色GIFで保存してしまい色がおかしい。w

  47uFとありますが正しくは470uFです

ついでに、回路全体の消費電流は左下にある様にLEDがどれも点灯していない状態なら0.03mA、瞬間最大で5.68mAです。平均して1~2mA前後になりました。なので、インジケータを排除したらほぼμAクラスで動作するので常時稼働には理想的となりましたね。(・v・

しかしこれはバッテリー電圧を5Vに変換するレギュレーターを挟んでない数値なので、5V動作している今の74HC14をバッテリー直電圧で動作できる45854584に切り替えないといけません。で、ここでもパルスを12Vに昇圧する回路が必要なんですが、これは単純にフォトカプラで良いんじゃないかって気がします。

フォトカプラは1Vちょいで動作、完全に電流の流れを別系統にしながら扱うのは50V以上だったので1Vの方は5V定圧のパルスを分圧抵抗で下げてしまえば良いだけなので、むしろ消費電力下げるのにちょうどいいのかもしれない。知らないけど。w

と言う訳で、最低限45854584とフォトカプラ、1MΩ固定抵抗器は発注しないと次の実験が出来ないのでこの後で発注しときましょう。

 

んで今更なんですけど、この計画当初はこんな感じで済むと思ってた私。www

 

まあ消費電力は今の方が少なくなるんじゃないかと思えばロジックICが転がってて、それに目をつけてしまったのは消費電力を最小化したい私にとっては幸運だったのかもしれない。単純にPICのプログラムだけで電子回路と言うより電気回路的な考え(PIC・ラズパイ含め)が吹っ飛んだのは面白くて良い経験ですね。(・v・

さて、発注しよか。 只今AM01:50。w

 

 

 

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【bB&電子工作】 4011は死んだ なので74HC14をよく見る

2023年03月18日 | トヨタbB (NCP3#)

ははは。。。(・v・;

 

 

とりあえずタイトル通り4011は12Vで使うと非常に不安定でどうにもならないので、電圧変換どうのこうのってレベルじゃなかった。なのでもうロジックICと言ったら後は74HC14しか手持ちが無いのでこれをよく観察してどんな物かをもう一度把握し直したい。今まで上っ面だけ見てたけど、よくよく調べたら印象がだいぶ違った。

まず消費電力ですが、前回記事の回路図にパルスジェネレータとして使っていた74HC14は12mA以下で電流が消費されていると書き込んであります。4011に比べかなり消費が多い印象ですが、これも各ゲートの状態が不定だったから生じていたものだと判りました。各ゲートの入力端子を全て5Vに繋いだらマルチテスターでは計測できない0.1μA0.01μA以下になりました。同じくGNDに接続したら5mA付近で揺れています。そして、その揺れも積層セラミックコンデンサー0.1μFで+5Vに繋いだら0mA表示になりました。試しに電解コンデンサー47μFを繋いだら3mA前後から動きませんでした。発生するノイズの周波数が合わなのでしょうか。よくわかりません。(・v・;
  
ついでなのでゲートひとつを使い、前回記事と同じパルスジェネレータを作ってみると、LED無しで1.0~2.4mA、φ3の標準的なLEDと10kΩ抵抗で1.3~2.5mAです。

前回の4011を使ったラッチとタイマーに疑似bBパルス用トランジスタなど含めて4mA程度だったのでこちらのICでは幾つになるのかちょっと楽しみですね。(・v・

 

さて前々回で4011を使わない回路で成功しているのでその完成形の出力部(SSR)を取り除いた形にします。当然きちんと動作する、かと思われたけど実体配線で間違えて暫く悩む。w

 

できた回路で計測してみるとこんな感じに。

  単位:mA

5VはダイソーのAC>USB電源を使い、0.1μFの積層セラミックコンデンサが1つだけ。12Vでは自動車用12Vバッテリーから7805を使い、IN、OUT共に0.1μF、OUTに47μFを付加してあるので多少揺らぎが抑えられているとは思いますが、どちらにしても実車搭載時にはLEDは付けないのでその差は非常に大きいものがあり、可能な限り余分を削ぎ落とす、その為の実験ですし。そんなの気にしなければ動作が確定しただけで組んでしまってるので。

という訳で最初は単純にACCなどスイッチ経由で電源供給するのが前提だったのが、実際に作り始めたら消費電力が低いのを知ってしまい、今はとにかく消費電流を抑えつつ常時稼働状態が維持できる程度にしておきたい所。詰まる所、PIC使わなくても済むならこっちでも良い。しかし74HC14は5V動作なのでレギュレータによる損失を考えると12Vで動作する同型シュミットトリガインバータの4584を採用したいって所まで来ました。まあ、5V信号を12Vで受けるって辺りはまた実験してからになりますけど。

 

 

 

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【bB&電子工作】 車速パルス拾いに抵抗入れても大丈夫かテスト

2023年03月14日 | トヨタbB (NCP3#)

前回の回路に抵抗器を追加する話でしたが丸々手直ししました。(・v・;

 

 

かなり小さい画像ですけど大丈夫、拡大で判別出来たらOK。

 

色分けしてあるので大体判ると思いますが一応解説つけますね。

*訂正図↓付記 パルスジェネレータ直後の1815周りです。
 

 

紫色地帯:bBの車速パルスを模したパルスジェネレーターです。実際のbBは1Hz以上しかパルスを出しませんが実験で使い易い低速にしてます。1815でポジティブパルス電流を実車bBよりも弱めてあります。

桃色地帯:パルスからポジティブエッジ検出して移動を感知します。今回の主題の通り、10kの抵抗器を挟んでますがきちんと動作していますね。それに前回の話からネガティブエッジにしようかと思いましたが気にしなくても大丈夫そうなのでそのままです。そして4011が復活しました。w

緑色地帯:ラッチを使って検知情報保持、停車時用のリセットタイマー。タイマーの時間は図中右下にあります。

水色地帯:トランジスタでスイッチ代わりにして12V出力。ベース側に100kの抵抗が入ります。

 

この組み合わせで出力を除き16mA以下でした。パルスジェネレータが意外に消費して12mAです。つまりパルスがbBの車体から供給される搭載時を考えると、4mA以下で稼働できる計算になります。それならいっその事常時稼働でここに監視機器類を接続しても良さそうですね。例えば人感センサーや振動センサーなど超低消費電力なので役に立ちそうです。あれ?PICは?www

そして今回4011が復活した回路図を見ていたら、5Vを元に12V出力になっているのを考えると、もっと上の方、パルスを受け取る時点で12Vにしてしまえば5V駆動する部分が無いのでレギュレータを使う必要もなくなり更に消費電力を削れそうって、それは最初の方の話に戻るのと、12Vになれば同じ部品でもタイマーの時間を延ばせるし計算がし易くて楽と言うのもある。図中の (V/4+7)CR/10 は12Vで計算するなら (12/4+7) が10になるので /10 と併せて1になり、単に CR で計算できるからですね。まあ実際は14V辺りまで上昇するのですがその辺りは問題無しと。w

 

と言う訳で、次は計画当初に戻る構成でパルスジェネレータは5V、検知側はオール12V動作で実験してみたいと思います。(・v・

 

んで記事作成途中なのを良い事に早速組み替える。w
当然ながら上の方の訂正図をこの図の後に書いたので要適用で。

 

ブレッドボードでも出来た。

 

今回の目的であるパルスとピックアップの間に10kΩ抵抗入れても大丈夫かは確認が取れたので、後は右下角に12Vを突っ込むだけですね。電流量を考えるとこれでも十分な気がしますけどどうなんでしょうか。この後が楽しみです。(・v・ フフフ…

 

んで12V突っ込んだ、が。

やっぱり4011がおかしい。エッジ検出のLEDが点灯しないので電圧測定したら5Vに満たない。おまけにスレッショルドに達しないにも拘らず次の段のNANDに影響が出てぼんやりとLEDが点滅する始末。

いっその事12V動作するインバーターの4584にしようかなとか思うけど、そもそもひとつ前の5V回路でなら12V変換できてるので、先ずはそっちを78HC14と4011の間に入れてみよか。(・・;

 

 

 

 

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【bB & 電子工作】 動くとライトが点灯する回路を作る

2023年03月12日 | トヨタbB (NCP3#)

なんか、前回投稿した筈の記事が消えてますが。。。(・・;

 

さて今回も中々上手く行かないbBの車速検知してライトON、パルス消失後ディレイを置いて消灯する回路の考察とブレッドボード上の実験回路制作です。消えた前回記事も含んで、いつもよりちょっとだけ長い記事になります。w

 

 

最初はbBの車速パルスの出方になります。以前にも周波数や電圧を調べましたが、停車時のチェックまではしてなかったのでもう一度調べ直しました。下の図を見て下さい。

 

上段の波形図を見ればわかる通り、発車する前は0V。走行すると0Vと5Vを行き来します。そして波形が出るまま停車した時点でどちらかになった状態を維持しています。さらに周波数が1以下の場合はパルスとしては出て来ないので、ジリジリと動く場合は検知できません。これは車軸から直接来ている信号ではなく、一旦ECUで処理された後に出力されている事を示しています。また、キーをONにした時点でスパイクが出るのでこれを除外処理する必要があります。

さらにパルスの電流が非常に少ないので、図中段の赤い回路図みたいに5V出力の方でLEDを光らせる(10mA程度)とエンジンチェックランプが点灯するくらい(*)。シグナルをLEDなどで目視確認するなら下段の青色の回路を使う必要があります。
*エンジンチェックランプが点灯する
これはオープンコレクタでパルスを作っているせい、らしい。プルアップ抵抗で5Vを出力しているので、極わずかな電流しか流れずLEDで消費してしまうと電圧降下してしまう。その反面0Vの時になら流し込むのはロジックレベルで結構余裕がある、模様。ついさっき知った。w

 

さてここからが本題です。(・v・

パルスを拾って走行中か停車中の判断をする場合は図上段のパルスの図を見ればわかる様に、どちらの電圧かで判断をする事が出来ません。走行中のみ5Vのパルスがピコピコと立ち上がって停車したら0Vになるのならそれも可能ですが、5Vが出た状態のまま停車している可能性が50%あるので5V出力≠走行中となり判定には使えません。ならば電圧変化あり=走行中と判定すれば良い訳で、それがエッジ(立ち上がり、または立下り)検出になります。

実は最初からこの懸念があったので立下り検出を採用した回路を組んでいたのですが、それが全く役に立たず、というのが前回まで。今回はロジックICを挟まず純粋にパルスを確認した事でLEDで光るのなら光る条件を受け入れて回路を作ってみては?と作ったのが下の実験回路になります。

 

一応4011を使うのが前提の検出回路なので、左の74HC14で疑似パルスを作り、右で検出しています。この回路ではLEDがきちんと点滅と言うかエッジ検出でピカッ!とエッジ部分で一瞬光るので検出はできている様です。

前回までの回路との違いはエッジ検出フィルターがNANDゲートの後ろから前に移動してある事。以前はパルスに影響が出ない様にと電圧を参照しているだけのゲートで直接受け取り、その後で抵抗やキャパシタで加工を加えていたのですが、どうやらパルスの電圧が上下しているとマルチテスターで計測した時の様に2.5V前後を超えられないのか、それともNAND内部で変に突出したスパイクが出てしまうのか回路自体がフリーズして使い物になりませんでした。

 

今回は検出フィルターがゲートの前に来てるせいなのか安定してLEDが光っています。パルスジェネレータの抵抗を下げて周波数を上げてもLEDは追随しているので検出は問題なさそうです。なので、次の回路を作りました。

 

これはSRラッチを組んだ物になります。これなら一度パルスを感知したら図下のスイッチでリセットしない限りパルスが入った事を記憶しているので、リセットに遅延を掛けるだけで望んだ結果がえられそうです。

 

が・・・そうは行かなかった。OTZ

以前組んだ回路では遅延が正しく機能したのに、今回実際に組んでみたら動作が不安定でどうにもならなかった。つまり、前回の実車搭載実験で壊れたっぽい。4つのゲートを同時に使うと動作が著しく不安定になるので手持ちICの中で今回の実験で使えそうな74HC14で2回路使ってみた。それが下図。

 

だけどこれなら4011要らないんじゃ?w てか壊れたICではきちんとした結果が得られないのでここは4011を切り捨てる事にしました。んで作ったのが74HC14を使った下図。

 

色分けしているのでここまで読んだならわかると思いますが一応説明しておきます。一番左のパルスジェネレータは実車の代わりにパルスを吐き出すだけなので必要な回路とは切り離して考えます。その右、立ち上がり検出は単純にフィルターでエッジ検出してインバータで成形してるだけ。タイマー部は成形された波形で一瞬だけ入る電流でトランジスターを動かしCR回路で次段の出力用インバータの出力(遅延)時間を設定する所。キャパシタに充電して抵抗器で放電するだけの回路なので普通に時間指定できます。また、大き目のキャパシタを使えばキーON時のスパイクをフィルタリングできるし元々望んでいる数分間の消灯遅延に丁度良い。インバータはシュミットトリガーなので動作も安定するハズ。(・v・;

で、実際に作ってみた。

 

流れの順で説明すると、IC右上がパルスジェネレータ部、緑色のジャンパワイヤーで左下のエッジ検出へ、その上に行ってタイマー、青いジャンパワイヤー経由でエッジ検出の右隣に出力部です。LEDがIC手前側に3つ並んでますが、右から順にパルスジェネレータ、エッジ検出後、左で白色に強く光ってるのが出力になります。

動作中の様子を見る限り一度目のパルスでは出力は光らず、数度続けて入ってから光る感じです。左にある青い大きなキャパシタ(1000uF)を使うと、1Hz程度で入力した場合1分くらいは出力レベルに達しない模様。そして出力があってすぐにパルスをカットすると消えるのも1分くらい。

 

そして実車でテストするのにもう少し手を加えました。まずパルスジェネレータは今回は使わないのでジャンパを外し、実際の使用を前提にリレーとリセットスイッチを搭載してます。

 

 

回路図で見る。

 
リセットスイッチはC2の両極をショートさせる。

リレー周りはブレッドボードに取り付ける都合上同じではありません。それと実験した回路(写真)はパルス入力初段の抵抗器を卓上実験では使用したのに実車実験では入ってなかったので一応後で10k抵抗入れてテストします。

 

さて実車に搭載して確認してみると、走り出しでは駐車場などの超低速域でのゆっくりとした加速では点灯せず、少し速度を上げてメーターの針が動く辺りで点灯する感じです。それと計算上では 100(uF) × 0.1(MΩ) = 10(sec) の10秒遅延になりますが、実際は11~12秒で誤差が大きかった。卓上実験では10秒丁度だったので何か過充電的な物なのかな? 大丈夫か??w 最終的には数分間遅延になるのでR2とR3は半固定抵抗でも良いかもしれない。それとインバータを2段で反転するならTrを 2SC1815 にしても良い気がするけど既存に追加追加でできた回路なので最終段階で約分的な処理が入るかもしれない。

 

そしてずっと上にある(*)の項目はこの時点で知ったので、また回路を丸ごと作り直すかもしれない。w

 

 

 

 

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【bB】 燃費は正常値になった

2023年03月12日 | トヨタbB (NCP3#)

バッテリーを外すとメーターがリセットされるせいで燃費計算がおかしかったのが立証された。w

 

今回の燃費は近所の買い物と長距離数回で13km/Lを超えていたのでまあまあな数字かと。これが佐野>奥日光>沼田>前橋>佐野の長距離コースならオイル交換したのもあって以前の17km/Lよりも更に伸びそうな手応えが。

 

 

 

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【bB&電子工作】 4011で速度パルス拾った しかし壊れるw

2023年03月04日 | トヨタbB (NCP3#)

前回bB記事で車速パルスをテスターで測定したとありますが、今回はブレッドボード上に構築した4011ロジックICのパルス検出と遅延回路を実車で動作チェックしてみました。(・v・

 

だがタイトルにある様に、回路が壊れた。理由は解らぬー。w

 

実際の作業ではとりあえず前回の結果からパルスの出力は5Vらしいので、4011のパルス検出回路と動作インジケータのLED用抵抗器などを12Vから5V用に切り替えて、ついでに電源もオーディオから出てるUSB電源から引っ張った。そしてゆっくりと動き出す。だが車速パルスは出てる筈なのにインジケータランプに変化がない。これはブレッドボード上に組んだ74HC14のパルスジェネレータと同じに見えるが何故なのかまでは分からん。。。(・・;

 

試しに手動ポチポチスイッチで車速パルスの代わりをしてみる。が、停車してるのに走行中を示すLEDが光りっ放しになる。電源を入れ直したら戻ったが、その後道路に出て走ってみても走行中LEDは光らない。スレッショルド電圧に達してないのだろうか??

んで、ポチポチしても反応が無くなってて壊れてた。w 動作してないので家に持ち帰り、今まで通りの動作チェックをしてみたが全く反応が無いです。どうせよと?www

まあ今回はここまでにして、もう一度各部品を単体チェックしてから組み直して確認してみようか。

 

 

 

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【bB】 車速パルスを調べた

2023年02月26日 | トヨタbB (NCP3#)

やっと実車のパルスを調べました。 d(・v・
*この記事は調べている最中の経過を日記形式で記事にしたもので、様々な要因により所々間違った情報があります。
 タイトルから求めるNCP30・NCP31の車速パルスに関して正確な情報が必要な場合は、記事一番下の追記をご覧下さい。

 

車はトヨタbB 初年度登録12年12月 TA-NCP30型です。調べるにあたって使用した機材は25年くらい前のオートレンジデジタルマルチテスター1つだけ。
 

 

とりあえずどこに配線があるのかネットで調べると、カーオーディオメーカーで信号線の位置を記したPDFが出てましたので参考にしました。しかし、それは宝の地図の如く私の車には適用出来なかった模様。w

書かれたコネクタと形状が異なり、もしやと思い同じ位置のピンにテスターを差し込んでみたものの反応無し。なので確実にパルスが来ているだろうメーター裏から拾う事にしました。場所は丸いメーターの裏側にある斜めに取り付けられた水色のコネクターの中央にある紫/白の線です。

ここにブレッドボードで使うジャンパワイヤを使ってパルスを取り出しました。
 

 

結果。

キーオフ: 0V 0Hz
キーオン・エンジンOFF: 0.045V 0Hz
エンジンON・停車: 0.005V 0Hz
60km/h: 2.47V(平均) 42-43Hz
低速遷移中のエラー: 4.72V ***Hz

 

この事から停車時は0V、電圧は5V、周波数は規格通りの60km/hで42.45Hzでした。速度返還するなら下の式を使いましょう。ただ、赤字の低速遷移中のエラーは3ケタ台まで行ってたので接触不良だったとしても電圧を考えると解せない。しかし車の速度計に異常は無かったので結局は接触不良が原因なのだろうと思う。因みにこの時停車までしたが電圧は4.72Vのままだったので、もしかしたらコイルによる受動ではなくMRセンサーを使う能動タイプかもしれず調査不足だったのは痛い。能動タイプだとエッジ検出しないと点灯サインには使えない。

 速度 = 周波数 / 0.7075

 

こちらは74CH14を使ったパルスジェネレーターの出力を電圧計で測った写真。右上に赤く5.04V表示があり、回路自体は5V動作しているのがわかる。周波数は9Hzで約13km/h相当。
 

 

 

ここからは車速パルスを調べてるだけの方には無関係なので無視してOKです。(・v・

 

今開発してる車速感知式照明制御アナログ電子回路の為に調査した訳ですが、12Vを想定していたのに5VだったのでPICマイコンをそのまま使えるならそれで良いかと。今までCMOS-ICの4011(NAND x4)でネガティブエッジ検出とSRラッチにリセット遅延回路を追加して12Vで動く様にと頑張ってたのに全てが無駄に。www んでですよ、この調査以前に回路がきちんと設計した通りに動くか調べたくてパルスジェネレーターを74HC14で組んだらこれが5V駆動なんで、12で駆動中の4011だとENABLEでもHレベルとして認識してくれなくてどうしようかとか考えていたら、bBも5Vパルスだと判ってちょっと混乱してたけどまあ5Vなら4011を5V駆動しても良いし、PICにリレー繋げても良いかと何か気が抜けた感じ。4011を使うならもう一度再設計しないといけないけどトヨタ純正デジタル時計のケース内に電圧計と一緒に収まれば何でも良いかな。w

 


■ 2023/07/12 追記

検索エンジンが意図的に間違った記事を選択している可能性が大きいのでこちらに正確な情報を記載します。

 

NCP30・NCP31の車速パルス(配線の場所は本文中にあり)

パルスの電圧: 5V
波形: 方形
電源投入時:0V
速度 = 周波数 ÷ 0.7075

走行後停車しても0Vになるのではなく、その時のパルス波の電位を維持します。吸い込み型なので+5Vを直接電源にする様な使い方は電圧を維持できずエンジンの異常を引き起こします。微弱な+5Vを流し込んで電位の変化を感知する必要があります。また、計算上1秒間に1パルス以下の場合は電位の変化はありません。

 

 

 

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【bB】 総走行距離9万キロでオイル交換 数値は伏せるが二硫化モリブデンを高濃度添加

2023年02月13日 | トヨタbB (NCP3#)

9万キロ目前、なぜか燃費がガタ落ちしたのもあり予定よりも早く交換することにした。

抜いてみるとフラッシング代わりに使っていたのもあってか結構汚れていた。当然目視確認は無理な高濃度二硫化モリブデン配合オイルなので指でチェックするも良く分からない(前回のオイル交換記事参照)。色合いは相変わらず茶色でした。(・v・;

ついでに前回の交換時に取り付けた自作の磁石付きドレンボルトを見るが写真の様に先っぽに僅か付着しているだけだった。根本部分はほぼ無い。

そして交換後50kmほど走行したがやはり効果が出る(元に戻る)のは交換直後よりも10km~走ってからっぽい。アイドリングに近い低回転域での加速でもその差がハッキリと出ているので交換時期の目安になる。前回のオイルはカストロールGTX(赤缶)だが、今回はGTX DC-TURBOなので多少は合成油の割合が高いのではないかと勝手な期待をしている。二硫化モリブデン配合率も前回の倍なのもあってかヌルヌル感が全く異なりエンジンノイズが極端に低い気がする。あと直ぐ上のアイドリング付近の加速だけでなく、通常の車線合流時の加速に於いても前々回のオイルとは明らかに違い、内心で笑ってしまう程に加速が良く、アクセルを踏み込む意味が見出せない。

今日買い物へ行くついでにガソリンのゲージを確認したが、今回は動いた気配はなかった。オイル交換したからなのかそれとも別の要因なのかは現状では判別不能。毎日1Lくらいずつ盗まれてたとかの方が納得できる。とりあえず様子見ですな。(・・

 

 

 

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【電子工作】 4011 NANDのテストしてみた

2023年02月06日 | トヨタbB (NCP3#)

 なぜか手元にある新品のOKI4011と書かれたICが今回の主役です。

 

ネットでデータシートを探してみたが多分沖電気だと思うけどそれは見つからず、他メーカーで4回路入りNANDのICだと分かる。
以前ロジックICの入門書で見た、バッファを入れないと波形にズレが出て、出ない筈の波形が出るって話からエッジ検出に使えないかと考える。

んでもってとりあえずICが動くのか(壊れてないか)試しに回路を組んでみた。

 

 

この回路ではICはほぼ意味のない使い方だけどICの入出力に関して実験ですね。
専門の人が見たら笑うと思いますけど。w

実は部品がもう2つ、スイッチを既存回路のセンサーからの信号と想定してダイオードや10kΩ抵抗を挟んでましたけど電圧降下とかありますが特に問題なく動作しました。
しかし当初考えていたこの回路ではない安直なエッジ検出回路(と思った物)ではHIで停止してても出力がそのままHIになってしまうので、このNAND4つ使ってエッジ検出できないかなと。
検出ができたらアナログ回路(トランジスタの2段)で少しの間HIの出力が持続できればOK的な。
 

最終的にはコンパクトな基板作りを目指すのでPICのプログラムによる対処に吸収されてしまうと思います。
しかし勉強するのは好きなのでやるだけやってみようかと。


結局今日の作業では時間がないので途中で諦めたけど、できるのかできないのかを自分で考えて確かめてNANDなどロジックICの理解を深められたら良いなとか思いながら、寝るのに狭い部屋の作業机(折り畳みテーブル)の上を片付けるのでブレッドボード上の回路も解体。www

 

 

 

 

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