「北極星に願いをこめて」 (右脳のひらめき)

I'm your polar star in the journey of life.

LAPPONIA ラポーニア ビョオン・ヴェクストローム

2013年07月28日 14時56分18秒 | 「妙」な「見」聞のある朋の不思議話

こんばんは。

25年近く前の話になるので、実はあまり思い出せないのだが、結婚した当初の新婚旅行先は、ビジネスクラスで、カナダ、バンクーバーからカルガリーへ。そして、ロッキーアイランドを通って、モレーンレイクのコテージという、今考えてみると、総額いくらかかったんだ?という空前絶後の旅行だった。

その後、今度は、フィンランドに行こうと考えた。

森と湖というし(頭のなかは、軽井沢のようなものを考えていたか、恐らくは昔の諏訪湖辺りも浮上してたと思う)、ムーミンの里だし。

そこで、調べてみると銀細工が凄く有名だというので、その当時にしては凄く大きなお金だった7万五千円という予算を握りしめて、フィンランドに向かった。

しかし、行ってみてわかったのは、全く、フィン語が読めないので、何がなんだか分からない。英語は相手に通じない。という訳で、どこがいいかななんて、出かけて行って、銀細工のお店に入った。当時腕が細かったので、そのリストカットの跡を消せるような腕輪がほしいと思っていたので、あれこれ探しまわった。

全く読めない中で、気に入ったデザインが有り、そこで値段を聞くと、凄く高い。免税になるからと言われて、それで75000円である。24歳にとって衝撃的なお値段の高さであり、そんな値段のブレスレットは重厚感があった。

しかし、長い間使う機会がなかった。

仕事で、時計をしてても時間が止まってしまい、先日、ついに、この仕事に就いて12本目の腕時計を止めた。

卓上の時計さえも、ずれるか止まる有様であり、先日、同じような帯電体質の女性が異動になっても、やっぱり、腕時計も頻繁に止まるのである。

という訳で、なにもしないわけにも行かないし、ちょうどいいからと、25年前の銀細工を取り出してきて、クラフトマンのところに持っていった。

 

磨いてくれた彼が、不審そうに言う。「これ、ジョージ・ジェンセンとか、そのたぐいでは無いか?」

「いや、そこら辺のおみやげ屋の一番サイズが小さいやつだよ。」

「そうかな。これ、実は割と有名ブランドの名のある作家の作だと思うから調べてみなよ。おかしいよ。これ。」

 

そんなことを言われて、調べてみたら、同じ物がネットにあった。

スターウォーズで、ビョルン・ウェクストロム(ビョオン・ヴェクストローム)が、レイア姫のネックレスを制作しているのだが、そのビョルン・ウェクストロムの作品であった。

 

 

・・・・・・・・うん。75000円はそれでも安かったんだ(苦笑)。

 

という訳で、まぁ、しばらく、シルバーのバングルを着けていると思うが、それは、LAPPONIAの作品だ。

 

デンマークで言うところのジョージ・ジェンセン。フィンランドの、ラッポニーア(わたし的に思う発音は、こうだと思うのだが、ラポーニアらしい)。

 

相変わらず、先日のフランダースカットダイヤモンドと同じく、高島屋の系列のお店に入っているらしい。

 

なんだ、高島屋って、意外とマニアックな品揃えが好きなんだな(苦笑)。

 

 

という訳で、LAPPONIA。レイア姫の武装の一部を作った作家の品であった。

 

でも、言わなきゃ誰も気づかない(大笑)。

 

 

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