常に自分たちの作品が沢山の人々の目に触れるのがイラストレーターのお仕事ですが、作者である自分たちが人々の前に出ることは意外と少ないものです。
これまでの長いイラストレーター歴の中では、イラストレーターを紹介する雑誌や、インテリア関連の雑誌の取材など、何度かウチに取材の方をお迎えする機会があり、作品サンプルとともに顔写真が掲載されることも多々ありました。しかしそれらのほとんどがプロフィール写真としての意味合いで、あくまで作品と共に掲載される小さなものが主でした。
今回は「キャトル・イラストレーションのお二人を」というお話で、作品ではなく我々二人の写真を使用しての広告のお話をいただき、今日の取材を迎えました。作品ではなく自分自身が脚光を浴びる取材としては、あの岩床さんと知り合う機会となったzest御池の映像以来でしょうか。
ということで、本日は午前中からディレクターさんとカメラマンさんとライターさんの3人をウチのオフィスにお迎えして、インタビュー形式の取材や撮影をしていただきました。朝からウチに訪れた妹は、この日のためにプチ断食(笑)とエステ&美容院通いで万全の態勢を。私は数日前からオフィスの整理をしていたものの、自分自身のメンテナンスはゼロ。ほぼいつも通りの素の状態で撮影していただいてしまいました。
撮影と取材の終了後には妻の手作りケーキでティータイムもしていただけて、終始和やかな取材のひとときとなりました。