大きな教会の中。
静かで薄暗い。
祭壇の前には
赤い帽子に赤いガウンを着た
4人の神父が並んでいた。
そのそばに
もう少しうすい色のガウンを着た
私がいる。
今から私は洗礼を受けるのだ。
神父の言う言葉をなぞるように
誓いの言葉を言うのだ。
私は神父に向かって言うが
どの神父に言えばいいか迷った。
神父の中の
一番年長らしい神父に向かって
『お許しいただけますでしょうか・・・』
と誓いを唱え始めた。
私に向かって言われた神父は
ちょっと怪訝な顔をした。
そして他の神父に
「しょうがないな」といった顔を見せて
そのまま私の言葉を聞き続けた。
どうやら一番偉い神父は
違うひとだったようだ。
以上です。教会の夢。
ほとんど縁の無い
キリスト教の教会が舞台でした。
神父さんはみんな
外国の人だったみたい。
なんかの映画の影響かしら。
教会なんて現実では
妹の結婚式ぐらいしか
行ったこと無いのに。
まあお寺だって
法事のときしかいかないし。
神社だって
初詣くらいしかいかないですけどね。