いえいえ、オキゴンドウがダンスしているのです(笑)
ダンスと言うより暴れているようにしか見えませんね…(^^;
◎今回の旅で感じた事。



体験ダイビングは午前中だったので、午後からはホテルまで送迎してくれた兄チャン(沖縄に住んで10年。デューク更家似(笑))のお勧めビーチに行きました。
彼が言うには、そこは小さな島で今年になって全長2キロほどの橋が出来て行きやすくなったのだそう。
まだあまり人に知られていないので空いているし、シュノーケルも出来る…何より景観が真栄田岬より10倍素晴らしい!…のだそう。
確かに行ってみたら10倍素晴らしかった!
白い砂浜。島と本島を結ぶ真っ白な橋。コバルトブルーの海。点在する緑茂る小島。
まるで沖縄旅行本の表紙を飾るような景色。
でも…泳ぎだして気が付いた。
水深2Mほどの所に大量の巻き貝の殻が海岸線に沿って帯状に続いてるんです。
それも真新しい貝殻。
よく見れば白化して砕けた珊瑚も大きく、新しい感じがする。
…これってどういう事?
ここはこういうのを持ってきて作ったビーチなの?
…それともまさか…この橋を造った…為に……?
そう思ったらとても悲しくなりました。
私達がこうやって楽しむ為に、沢山の命が犠牲になっている事実。
知ってはたけど、実感が湧かなかった事。
それを目の当たりにした気がしました。
そして同時に真栄田岬の途中までしかない遊歩道も、もし下まで楽に行けるとしたらもっと多くの人が行くようになり、中には心ない人が海を荒らすようになると気付きました。
あの生命に溢れた岬の海に比べ、なんて静かで生気のない海。
いえ、かつての命が感じられるだけに、より一層寂しさがあるのです。
「美しい景色」。それはけして良いものだけではないのですね。