老人施設と 秋の空・・

今日は　一日　両親の世話でつぶれてしまいました。
朝　８時半　バロンの散歩を済ませて　家を出ました。

午前中・・両親を連れて２週間ぶりの定期健診です。
父は　今日は呼吸が荒く　ちょっと苦しそうでしたが、診察の時に先生に
心電図をとってもらったものの・・何も言われなかったので　大丈夫だったのでしょう。

母の方は　ちょっと芝居っけがあったみたいで、私が父の診察についている間に　休憩用ベットに
連れて行ってもらい　そこで先生が診て下さいました。
おなかを触診したり　血圧を図ったりしてる先生に「もう・・毎日しんどくて堪らないので
どこか施設に　入れて下さい！　助けて下さい！」と言ってましたが、
そこは先生　プロ！！　「おかあさんが口で言うほど体は弱ってないよぉ　気分が随分手伝ってるねーー」ってお見通し。
私に飲み薬の状況や　副作用が出てるかどうかの質問をして　上手にはぐらかしてくれました。
おかあさんの「もう・・だめ！」病は本当に気分の落ち込みだと　改めて思いました。
だって・・もうだめ！な人が帰りのスーパーでは買い物が少し出来るんだもの。

その点、父は本当に「もうーーだめ！」で　後部座席に乗った途端！　横になってしまいましたもの。

実家に二人を連れて帰り、貰った二人のそれぞれのお薬に「朝」「昼」「夜」と日付を書き込み　間違って飲まないように
しておいて、　バロンのおしっこの時間の限界があるので　自宅に帰りました。

家について２時間ほど休憩をして　今度は「特別養護老人ホーム」を訪ね　いつもお世話になってるケアマネさんと
入所説明の担当者の方と　話をするためにまた・・実家の近くに行きました。

行く道すがら・・

こんなきれいな「ススキ」や↑のパックリ割れた栗の実」を写真に撮ってる間に　介護の二文字から開放されて
とってもさわやかな気分になれました。

施設の方に「特養」「老健」「ケアハウス」「有料老人ホーム」「グループホーム」など　老人を預ける施設の説明や　必要経費
待ち時間？などを教えて貰いました。
家の両親のような　老人は　老人としてはまだまだ　元気が良く　少しの手を貸すだけで　生活できるのは「ケアハウス」であることを
教えられました。
ただ・・ケアハウスは料金が高く、両親の年金のほとんどが月々の入所費の支払いだけで済んでしまう現実を知りました。
そして・・どこもかしこも　「空き」がなく・・申し込んでも　命が亡くなる方が早いか？　順番が廻って来るほうが早いかと言うくらい
沢山の人が待ってる事がわかりました。
ケアハウスは　比較的元気なお年寄りなので・・回転が悪いのだそうです。

今日は改めて　老人介護の現状を付き付けられた気がしました。
どこもかしこも　老人であふれているのですねぃ。　運よく入れた人は本当に幸せなのだと　実感です。

親指が使えないので　すごく打ちづらいので　これくらいで・・・