ミジュマルにごめんなさいしなさい

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ヱヴァンゲリヲンと日本刀展 + ガンダムワールド2013

2013年05月04日 | 外出・レポート

ポケモンゼリー買ったらシール二枚も入ってた☆ミラクルミラクル




サッポロファクトリー・アトリウムにて2013年4月5日(金)~5月17日(金)の期間中開催の『ヱヴァンゲリヲンと日本刀展』に行ってきました。高大生600円(チケット柄は初&零&二号機)。ミサトさんの音声ガイド500円。写真撮影可ですが一部のみ撮影禁止。
http://www.webtsc.com/event/evangelion/

エヴァの知名度・人気のほかセンセーショナルな作風ならではのトンデモコラボが起きている作品展。メカ+カタナという厨二心をくすぐる題材を、エヴァフィルターを通した一流アニメなデザインで現実に作り出してくれたのがうれしい。人を殺すための道具なのにというべきかゆえにというべきか。刀の妖しい魅力にせまります。。





入場するとまずは通常の刀剣の展示。刀の種類、パーツごとの名称、模様ごとの名称、また刀の製造について。お絵かきで刀を描く時とか、刃文なんか描かなかったり、描いてもまっすぐとか波線で記号的に処理してしまってたんですが今回の展示物やキャプションを見てけっこうなバリエーションが存在する事を知りました。恐るべし刀ワールドですよ…!絵かきのみなさま!これはこだわると面白いポイントかもしれません。

下の写真は刃文(暗い灰色に対する明るい灰色のかかり方、そのなみなみ具合)鍛肌(暗い灰色部分に浮き上がっている鉄の模様)ともに非常に気に入った一本ですがキャプションが白飛びしてる……名前がなんというのか分からないよ……!!作品や生物を撮影するときは後のち名前を確認したり調べられるようにキャプションも別に撮るよう心がけているんですが、今回の展示では撮り忘れてるのがいくつかあるんですよね。





通常の刀の展示路つきあたりを左に曲がるとエヴァコラボの日本刀コーナーに入ります。こちらは『マゴロクソード』。エヴァの代名詞的なカラーリングである紫と黄緑に塗りこまれた柄と鞘がやはり目を惹きますね!このエヴァ紫って上手く使わないと100均ぽくというか安っぽくなってしまうんですが、刀身の鋭い出来もあって引き締まった雰囲気になってます。柄部分に通常ならほどこされる柄巻を、あえてせずにブツブツの鮫革(とはいうがホントはエイの皮だとの事)剥き出しにしている所になんだかエヴァンゲリオンの人造人間、生物らしさが表れていると思います。エヴァじゃなくてエヴァの武器をイメージして作った作品だから自分の感想はちょっとズレてますが…





『カウンターソード』には柄や鞘に銃の要素が取り入れられてるようです。実際には銃の機能はついていませんが、銃+刀のロマン刀が少なくとも刀部分は本物で現実に作られたという事がヤバイ!!フィギュアじゃない。撮影用の模造刀でもない。なんということや……




『ビゼンオサフネ』は展示されてる刀の中でも最長。太刀は騎馬戦用に長く作られた刀を指すそうですが、この両手専用の大太刀は乗馬しながら振り回すのは難しそうだ。

以上が、音声ガイド聞きながら刀を撮影するのに忙しくてキャプション撮り忘れた部分です。ガイドのミサトさんは最初と最後の挨拶はいつものちゃらけたノリだけどそれ以外は真面目なガイド口調だったよー。ガラスケースに入れての展示は刃物だから仕方ないとはいえ、周囲が反射で写り込んでしまい大変でした。バックが黒だからなおさら目立つし…。





ビゼンオサフネから右に進んで折り返すと、TV版エヴァの初期プロットと新劇場版の原画コーナー(撮影禁止)。それを超えれば今度はエヴァ3大ヒロイン、レイ・アスカ・マリのイメージソードとセカンドインパクト短刀がッ。

個人的にはアスカが一番好きなので、このヒロイン短刀3点中、一番のお気に入りもやはりアスカの『弐号機仕様短刀《式波・プラグスーツ》』。柄部分のドイツ鉄十字が重た苦しくて効いています。刀身彫刻のプラグスーツアスカも原作絵のプロポーションに忠実で大変見事な出来映え。確かな観察眼と技術の賜物ですね。ちなみにこの欄間透かしの技術を持つ人はかなり少ないそうで…そんな幻のテクニックで作ってもらったなんてアスカさん贅沢すぎる。






ヒロイン短刀コーナーから左折すると、今回の作品展の目玉ともいえる『ロンギヌスの槍』が視界にドンと入ってきます。長さ3メートル32センチ、22.2キロの重量という大作。全体を写真に収めようとしてほっっそくなったり、アップで撮る際にピントを合わせたポイントが良くなくて白飛びしたりと本物の迫力を全く捉えられていない残念な写真しか撮れなかったよー。いやいつも残念な写真しか撮れてないですけどね…。表面に浮き上がるダマスカス鋼の禍々しい模様は金属よりかは生物の鱗のような、またギーガーのエイリアンとか、庵野版巨神兵の表皮を彷彿とさせるうねりと凹凸です。他の金属とぶつかったらどんな音がするんだろー。こんなのが刺さったら普通にはしねなさそうですね。

後ろに飾られている設計図も非常に格好いいです。一般人には理解できない難解な内容の走り書きで埋め尽くされまるでヴォイニッチ手稿。蔵とか地面の中からこの設計図が見つかったら恐ろしすぎて泣きながら封印するレベル。





これプリキュアちゃんとかニチアサヒーローの変身おもちゃじゃないんだぜ……ものほんの武器や……!ついに来る所まで来てしまった感が!!(?)ロンギヌスの斜め向かいに展示されていたのは、設定画でしか登場していないデザインを再現した『プログレッシブナイフ・剣型』で柄は合成樹脂レジンキャスト製。

このロンギヌス、プログレッシブナイフのコーナーで日本刀展はおしまいでした。紹介した以外にも魅力的な作品がいっぱいでしたが記事が長くなりすぎてしまうので特に気に入ったものを悩みつつ抜粋した次第です。唯一ツッコみたいのは脇指序破急の展示位置かな…ほぼ角にあったせいで、壁側に向いていた柄頭の序の字が見づらかったです。セカンドインパクト短刀と場所が逆だったら両側からのぞきやすかったよね…!!
札幌での展示が終わった後は福岡・大阪にも巡回していくそうですので、見に行ける方にはカシューナッツの頑張りっぷりをぜひ目の当たりにしてほしいと思います。エヴァは知ってるけど日本刀はよくわからない、また日本刀は好きだけどエヴァを知らないという人のために、日本刀・エヴァンゲリオンそれぞれについても大型キャプションでじっくりと説明してくれているのでビギナーでも楽しめます。ふだんアニメミジュマルさんぐらいにしか触れてない自分が日本刀の文化に触れるいいきっかけでもありました。そういやミジュマルさんがいつも振り回してるのあれホ太刀やないですか…あっミジュマルさんとつながってしまったっ……!二年前はまくらにして寝てたり今週はこれで薬草すりつぶしてた!!




展示会場からちょっち離れた第二会場の期間限定『エヴァストアin札幌』には約500種類のエヴァグッズが並びます。入場無料。
ついこないだ(といっても去年末ですが)もサッポロファクトリーでエヴァ展に合わせて営業していたため珍しさというか限定感はあまり感じませんでしたが、前回と品揃えが若干違います。そうだ…そういえば北海道限定の夕張メロンピュアゼリーとかカレーが今回無かった!新しく北海道限定ではなくエヴァストアオリジナルとしてオマケつきのお土産お菓子などが置いてありました。缶バッジ、ステッカーともにジャンル問わず集めているのでそのオマケ付きお菓子にはかなり心を揺さぶられました…!
日本刀展グッズはイベント描き下ろしの短刀を持つレイ・アスカ・マリイラストを使ったクリアファイル、図録、Tシャツ等様々。写真内左の柱で隠れてしまっていますが、エヴァ日本刀製作に関わった職人さんが目の前でプレートに名前を彫ってくれるブースもあったよ!






ちなみにサッポロファクトリーのアトリウムではGWのイベントとして『ガンダムワールド2013』も開催されていました。期間は2013年4月27日(土)~5月6日(月・祝)。
http://www.gundam.info/topic/8651

野外には特設のガンダムスペシャルショップもあり、お台場とアキバにのガンダムショップでしか見られない限定お菓子なんかまで並んでましたよ!どちらも入場無料。
美しいアトリウムで繰り広げられてるシャアザクVSガンダムの戦いには違和感しかないよ!でもそれがいいよね////



2013.5.19追加 イベント終盤改めて行ったときの写真。夕方近くなると館内の照明が目立つようになり非常にいい雰囲気のなかで百式などが撮れました。




日本の二大ロボットコンテンツが隣り合ってる奇跡的な光景がみられるのは、ひと足先にガンダムワールドが終了する5月6日まで。アトリウムに入ってまず目につくのは1/10シャアザク頭部なので、エヴァ展を見にきたと思ったらいつのまにかガンダムを見ていたという状況に陥りやすいです。開催日程はガンダムの方が短いですが、営業時間ではエヴァの方が閉まるのが早いので注意してください。

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